大晦日の過ごし方。

孫と日常
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 今年もあっという間に師走を迎えました。

 東北地方に於いては、今までにない熊の被害に悩まされた一年でしたが、爺は今のところクマに襲われる事も無く、何とか一年無事に過ごす事が出来ました。

 まだ残り時間があるので、無事かどうかはもう少し様子を見ないと分かりませんが。

 今年は子供たちや孫たちも大晦日は来ないので、爺のとかみさんの二人しかいなので大晦日といっても特別な事をするわけでもなく、いつもより少し贅沢した手料理が出る程度である。

 爺は12月28日に、いわゆる神棚の飾りつけや玄関に飾るしめ縄を飾る係ですので、大晦日にすることと言えばお寺に行って位牌堂の扉を開けてお供えをするくらいだろうか? 

 日本は広いので各地方によって大晦日の過ごし方が違うと思うが、皆さんはどのように過ごしているのでしょう?

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大晦日とは。

 「大晦日」は一年を締めくくる最後の日です。

 大が付かない晦日は、毎月の末日のことを言うことは爺も知っていました。

 「大晦日」の歴史は古く、平安時代までさかのぼり、「歳神様」を祀るための準備の日ということだそうです。

 「歳神様」とは五穀豊穣をもたらすとされる神様で、皆が何不自由なく暮らせるようにと、大切に扱われてきた神様です。

 「大晦日」の夜は一晩中眠らず歳神様を迎えて祀り、もてなすことで新年の幸福と豊作を祈願していました。

 この風習を「年籠り」と呼ぶそうです。

 現在では本来の年籠りの風習は見られなくなっていますが、夜中に「初詣」を行うのはその名残とも言われています。

 大晦日は「除夜」とも呼ばれ、大晦日の夜から年明けにかけて打ち鳴らす「除夜の鐘」は皆さんもご存じのように今でも続いているのはご存じかと思います。

 除夜の鐘は108回鳴らされますが、これは「人の煩悩の数」であり、煩悩を取り払い、清らかな心で新年を迎えることが出来るようにということらしいです。

 煩悩だらけの爺は108では収まりませんが。

 また、大晦日の夜に風呂に入ることを「年の湯」と言い、一年の垢を落として新年を迎える準備をする事を言うらしいです。 

大晦日の習慣や風習

年越しそば

 大晦日の風習は各地いろいろな風習などがあると思うが、全国的に知られていたり、実際に行われている事としては「年越しそば」があるのではないでしょうか。

 「年越しそば」は、細く長く生きるという縁起物として、江戸時代から食べるようになったということです。

 また、蕎麦の麺は切れやすいことから「一年間の苦労を断ち切る」という意味もあるらしい。

 ただし、一年の苦労を断ち切るためにも、年越しそばは年明け毎には食べ終わったほうがいいということです。

 そばと言えば、爺は蕎麦打ちを始めたいと思っていたが、今年はいろいろ忙しくて実現できなかった。

 来年の年末には爺が打った蕎麦で年を越したいと思っていますが、はたして・・・。

おせち料理

 「おせち料理」とは歳神様へのお供え物、お供物料理という事だそうで、地方によっては、大晦日からおせち料理を食べる風習もあるみたいです。

 もともとは、季節の節目に食べる節供の料理を指していたそうですが、やがて正月だけを指すようになり「お節供料理」が現代の「おせち料理」と言われるようになったらしいです。

 また、「めでたさが重なるように」との思いから、重箱に詰められたみたいです。

 爺の住んでいる地方では、おせち料理を食べる習慣が無いので食べたことがありません。

 その代わりと言っては何ですが、お年寄りの方がいる家庭では「煮しめ」を食べる習慣があり、当地方では欠かせない料理となっていますが、最近では作らなくなった家庭も多くなってきているようです。

 しかし毎年の事ですが、お正月はついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしますので、気を付けないとダメですね。

お寿司やすき焼きを食べる

 今では、大晦日にお寿司やすき焼きを食べる家庭も多いという事です。

 寿司は出前を取り、すき焼きは具材を切って鍋に入れるだけで簡単、という事で大晦日の忙しい時には最高に簡単で美味しいという事で人気だそうです。

 時代の変化とともに、今後は伝統的な風習も薄れてきて、いろんな形の大晦日、お正月が増えて行くんでしょうね。

なまはげ

 東北地方を代表する大晦日の行事と言えば、秋田県の男鹿地方で行われているユネスコ無形文化遺産にも指定されている「なまはげ」が有名です。

 かつては小正月に行われていたみたいですが、今は大晦日の夜に行われるそうです。

 現在は後継者不足などにより行われる地域は減ってきているそうですが、世界遺産に登録されてからは復活の兆しも見えてきているそうです。

 また、以前は地区の全世帯をなまはげが回っていたそうですが、時代の流れと共に、来られては困るという家庭も増えてきたため、現在は希望する家にだけ行くようになってきているそうです。

 爺も小さい時になまはげを見た記憶があります。

 小学校に入る前だったと思うのですが、なんで秋田に行ったのかは定かではありません。

 なまはげが入ってきたときは怖くて怖くて、大人たちの後ろに回って隠れていた記憶があります。

 そのうちなまはげが大人たちの前に座りお面を少し上にずらして、お猪口に入った日本酒を飲んでいるのが見えたのです。


 よくよく見ると、酒を飲んでいたのはただの知らないおっさんでした。

 なまはげは大人たちのところを回りながら酒を飲んでいましたが、最後にはぐでんぐでんに酔っぱらって立てなくなり、周りの大人たちに抱えられながら帰っていったのを覚えています。

 今となれば楽しい思い出ですし、おおらかな時代だったように思えます。
 

大晦日は何して過ごす?

紅白歌合戦

 大晦日は皆さんどのようにお過ごしでしょうか。

 爺が思い浮かぶのは、こたつに入って「紅白歌合戦」を観ながら料理を食べ、「ゆく年くる年」を観ながら新年を迎える、というものです。

 思い浮かぶというだけで、最近は紅白を最後まで見たことが無く、どっちが勝ったかなんて分からないというのが正直なところですが。

 と言うのも、爺は毎年欠かさず「初日の出」を見に行っていて、元旦の朝早くから出掛けるため、大晦日は深夜まで起きていられないからです。

 本当はいつものように酔っぱらって早々に寝ているだけですが。

 さーて、今年は何処から初日の出を見ようか・・・。

 話は変わりますが、今の時代に女性と男性に分けて歌合戦を行うというのは、時代にそぐわないのではないだろうか。

 「ジェンダー平等」が叫ばれて久しいですが、国営放送がこれをやっているというところからも日本がジェンダーギャップ指数で先進国では最低のレベルと言うのが分かるような気がします。

 せめて出場者自らくじを引き、紅組と白組に分けて行うべきだと思うが、皆さんはどのようにお考えでしょう。
 
 以前の大晦日のテレビはお笑い番組が放送されていましたが、近年は格闘系の番組が増えたような気がします。

 あくまでも爺の希望ですが、その年の最後の日くらいは、戦いではなく笑って終わりたいと思います。

ドキュメント72時間

 大晦日と言う訳ではありませんが、爺が年末に一番楽しみにしている番組があります。

 それはNHKで放送している「ドキュメント72時間年末SP」という毎週金曜日の夜に放送している番組のスペシャル番組です。

 一年間に放送した番組の中から、視聴者の投票が多かったベスト10を放送する特番で、毎年楽しみに観ていますし録画もしています。

 この番組は「72時間同じ場所でカメラを回し、そこにいる人や来る人、集う人に話を聞くだけ」というものです。

 たったそれだけの番組なんですが、見ているとほっこりした気持ちになったり、いろいろ考えさせられたりするんです。

 この番組を観ていると、人間は一人ひとりに様々な人生があり、ドラマがあるという事を改めて教えてくれる、何とも言えないいい番組だと爺は思います。

 番組のホームページからNHKプラスで観ることが出来ますので、是非皆さん観てみて下さい。

年末ジャンボ宝くじ

 大晦日は年末ジャンボ宝くじの抽選日でもあります。

 宝くじを購入していない方にとっては関係のない話ですが、購入した方にとっては楽しみにしていた日ではないでしょうか。

 発表までのワクワクと言うか、夢を買っているようなものなので、実際に当たったら間違いなく爺も当たって病院行きですので「ハズレでいいんです」と強がる爺です。

 しかし世の中には、本日確実に何人かの億万長者が誕生するわけですが、その方たちは今後どのように暮らしていくのでしょう。

 大きなお世話ではありますが、どうも気になって・・・。

 その方たちは、当分のあいだは滑って転んでも階段から落ちたとしても笑っているのではないでしょうか?

 もしも周りにそんな方がいたら、それはきっと高額当選した方です。

 それがもしも自分のかみさんだったとしたら・・・。

 かみさんは以前、爺に内緒で宝くじを購入して神棚にお供えしていたことがあるので、全く無い話ではない。

 しかし今のところ変わった様子は見られないが、もう少し注意深く観察していこうと思う。

2023年最後の日の出

 今年最後の日の出?の写真です。

 雲が厚くて全く太陽が見えません。

 爺のブログのように、先が見通せないという意味でしょうか?

 
 明日の元旦も天気予報は曇りですので、今日と同じような感じかもしれません。

 という事は、やはり爺のブログの先行きは見通せないという事かな?

 一瞬でもいいので、太陽が顔を出してくれることを願うしかないですね。

 毎年行っていますが、初日の出を待つ間は寒くて大変ですので防寒対策は万全にしていかないと後悔します。

 特にスマホで写真を撮りたい方は、スマホの操作を妨げない薄くて暖かい、タッチパネル対応の防寒手袋が必需品ですので、お知らせしておきます。

 ところで、元旦の日の出は「初日の出」と言いますが、大晦日の日の出や日の入りには何か呼び方があるのか、爺は以前から気になっていたので調べてみました。

 しかしどこを調べても答えはありませんでした。

 一年の最後なので、何かあってもよさそうなものですが・・・。

 さあ今年は何処に行って見ようかな。 

終わりに

 世界各国、日本各地、それぞれの家庭で、それぞれの大晦日を過ごしていることと思います。

 若い人たちはカウントダウンライブを見に行ったり、地域によっては花火を打ち上げる所もあるみたいですが、車の運転などはくれぐれもお気を付けて下さい。

 また、食べ過ぎや酒の飲み過ぎにもご注意下さい。

 このまま何も無ければ、爺も無事に新年を迎えられそうです。

 来年はもう少しましな記事が書けるよう努力しようと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 それでは皆さん、良いお正月をお迎えください。

 

 

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