
今回は、キャンプと合わせて楽しめるお手軽なアクティビティをご紹介します。
焚火やバーベキューも楽しいですが、さらに自然を満喫するために様々なアクティビティにチャレンジするのもキャンプの楽しみです。
今回ご紹介するのは誰もが手軽に始める事出来るものばかりですし、中には子供連れのファミリーキャンパーの方でも楽しめるものもありますので、この記事を参考にチャレンジしてみてはいかがですか。
それでは始めます。
トレッキング
おすすめの理由
トレッキングは、ある意味一番キャンプと相性が良く、誰もが手軽に出来るアクティビティではないかと思います。
もともとキャンプ場は自然の中にあり、森や山、海や川などが周囲に広がっていることが多く、テントに泊まるだけじゃなく、少し足を延ばして歩くだけで、さらにディープな自然を体験できます。

キャンプ場の近くには、トレッキングしないとたどり着けない美しい景色が見られる場所があり、澄んだ空気を吸いながら歩いた先で見つけた絶景は格別です。

注意点
キャンプ場やその周辺は比較的整備されているので特別な装備が無くても大丈夫ですが、キャンプ場を出て自然の中をいろいろ散策するのであればそれなりの装備は必要です。
特に野生動物への対策も必要となりますので、最低でも熊鈴は用意する事をおすすめします。
キャンプは意外と忙しく、昼食や夕食の支度などがありますので、無理のない時間設定とコース選びをして、ゆとりを持って楽しみましょう。
また、標高が高い場所では天気は変わりやすいのでレインウエア等の準備は必要ですし、季節によっては虫対策を十分に行う必要がありますので注意して下さい。
テントの周辺でまったり過ごすキャンプもいいですが、ちょっとでいいのでたまには周囲をトレッキングしてみてはいかがですか。
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サイクリング
おすすめの理由
キャンプに行くと折り畳み自転車を車のトランクに積んだり、車のルーフキャリアに自転車を積んでキャンプに来て、その自転車で周辺をサイクリングする方々を見掛けることがあります。
また、近年はキャンプ場やその周辺でレンタサイクルを行っている場合があり、トレッキングと同じで非常に手軽に楽しめるアクティビティです。
サイクリングの魅力は、何と言っても行動範囲が一気に広がる事で、徒歩よりもずっと遠くまで行けるので、
キャンプ場を拠点により広い範囲の散策が可能になります。

車と違い、風景をダイレクトに体で感じながら、且つ遠くへ移動できるのがサイクリングのいいところですし、運動不足の解消にもなります。
近年は近くにサイクリングロードが整備されているキャンプ場もあり、美しい景色の中を誰にも邪魔される事なく、思う存分サイクリングが楽しめます。

注意点
サイクリングを安全に楽しむためには、周辺の道が整備されているか、交通量はどうか、アップダウンがきつすぎないかを事前に確認しておくと安心です。
特に山間部は予想以上に坂がきついので、レンタサイクルを利用して電動アシスト自転車をレンタルするのもいいかもしれません。
基本的に軽装で問題ありませんが、ヘルメットやグローブは必須ですし、サングラスもあると目が疲れにくくておすすめです。
また、レンタサイクルであれば問題無いと思いますが、自分の自転車を持ち込む場合には、ブレーキやタイヤの空気圧、それにチェーンの状態などを事前にチェックしておいて下さい。
また、森の中などで熊などの野生動物に出くわさないとも限りませんので、こちらの存在を知らせるために熊用のホイッスルなどで音を出すなどするのも有効だと思います。
普段は自転車を使わない方も、子供の頃に乗った以来と言う方も、改めて自転車の楽しさを感じることが出来ると思います。

フィッシング
おすすめの理由
キャンプ場を起点にして釣りを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
海釣り、渓流釣り、キャンプ場の環境により様々な釣りを楽しむことも出来ますし、今では川を利用した管理釣り場や、海釣り公園などもありますので、小さな子供がいるファミリーも安全に楽しむことが出来ます。

釣った魚を持ち帰り、皆で美味しく食べることも出来ますし、自分で釣った魚を焼いたり煮たりして食べるのは、子供にとっては最高に楽しい経験ではないでしょうか。
釣りができるキャンプ場を探すのも楽しいと思いますし、湖畔、渓流沿い、海辺キャンプ場など、ロケーションもバリエーション豊かで、様々な釣りにチャレンジできるのも魅力です。

注意点
注意する点としては、その川や海が釣りが出来る場所なのかどうかを確認しておく必要があり、特に川に関しては遊漁券が必要な場合があるので、その場合は事前に券を購入しておく必要があります。
また、川や海は危険な場所が多いので、間違って海や川に落ちても危なくないようにライフジャケットを準備しておく事をおすすめします。
特に小さな子供がいる場合は自然の川や海ではなく、整備された管理釣り場や海釣り公園などがおすすめです。
軽登山
おすすめの理由
軽登山とは、標高があまり高くなく、2~3時間、長くてもせいぜい3~4時間で山頂に到達する出来る程度の手軽な登山の事です。
山の麓にあるキャンプ場をベースにして、比較的標高が低くて危険が少ない誰でも登れるような山の、奇麗な景色を楽しむための登山です。
目的は山頂を目指すだけではなく、自然や風景を楽しむ事を目的とした登山で、特別な知識もいらない誰もが楽しめる登山と言えます。

トレッキングと同じような感じですが、より長い距離やより長い時間歩くトレッキングと違い、軽登山は目の前の比較的低い山を登り、いろんな景色を楽しむためのもので、登頂を目的としない登山です。
空いた時間に合わせて行うため、より自由度が高いアクティビティと言え、体力の無い方でも自分の体調に合わせて行うことが出来ます。
注意点
注意点としては、山の天気は変わりやすいので、レインウエアはもちろん、ぬかるんでも大丈夫なようにミドルカットのトレッキングシューズが最低限必要になります。
また、標高によって気温の上下があるため、出来るだけ吸湿速乾性に優れたウエアをレイヤリングして着る事により快適な登山が行えます。
事前に登山道を確認しておくことはもちろん、分からなくなった場合は直ぐに引き返すなど、絶対に無理しないように行って下さい。
あくまでも登頂が目的ではないので、ゆっくりと自分のペースで楽しんで下さい。

パドルスポーツ
おすすめのポイント
パドルスポーツとは、パドル(櫂)を使って水の上を進むアクティビティの総称で、代表的なものには、カヤックやカヌー、SUP(スタンドアップパドルボード)などが挙げられます。
現在は、湖や川、そして海の近くなどにそれらを体験できる施設もありますので、小さな子供以外は誰でも簡単に体験することが出来ます。

中には自分で購入して、車のルーフレールに積んで持ち歩き、湖などで楽しんでいる方を見掛ける事があります。
初心者の方は、初めから購入して始めるのではなく、先ずは体験教室などを利用して楽しんでみる事をおすすめします。
パドルを漕ぐと音も無く静かにスーッと水面を進むあの感覚は、何とも表現できない素晴らしさで、パドルスポーツでなければ体験できない事です。
自分で自由に漕げるようになるには、何度か体験してみる必要があると思いますし、それなりに費用も掛かりますが、それだけの価値はあるアクティビティだと思いますので、興味がある方は是非トライしてみて下さい。
注意点
とにかく初めは体験教室などを利用し、インストラクターの方から教えてもらうのが絶対に間違いありません。
何度か通う必要がありますし、お金もそれなりに掛かりますが、湖や川、そして海などで遊ぶアクティビティですので、しっかりと基本を学ぶことが必要ですし、その方が安全に乗りこなすことが出来るようになります。
落水した時の対処の仕方や、遊ぶ際のルールやマナー、天気の見方など、自己流では学ぶことが出来ない事をインストラクターの方は教えてくれます。
自己流で覚えるより安全で確実に、そして早く乗りこなすことが出来ると思いますので、先ずはそのような体験教室などが開催されていないか調べてみて下さい。

おわりに
今回は、キャンプと合わせて楽しめるお手軽なアクティビティを5つご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、星空を観察する催しやダイビング、そして農業体験など、様々なアクティビティがありますので調べてみる事をおすすめします。
全てのアクティビティに言えることですが、お手軽とはいえ事前に十分に下調べを行い、ある程度の計画を立て、絶対に無理しないという事です。
自然の中で行う遊びですし、絶対に安全と言う事はありませんし常に危険は付きものですので、十分に注意しながら楽しんで下さい。
それではまた!




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