スロージギングのすゝめ。ジグを塗装してオリジナルカラーを作る。

釣り
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 今回は、メタルジグを自分で塗装して、オリジナルカラーのメタルジグを作ってみたいと思います。

 買ったはいいが、なかなか出番が無いジグとかありませんか? また、ジグのカラーに変化を付けたいとか思った事ありませんか?

 そんな時に、誰でも手軽に自分の好きなカラーに塗装を行う方法をご紹介します。

 エアブラシやホログラムシートなどを使って、ショップで売っているように奇麗に塗装している方もいますが、今回ご紹介するのは部分的に塗装を行うに方法なので、専門知識も何も必要の無い方法です。

 興味がある方は、この記事を参考に試してみる事をおすすめします。

 それでは始めます。

塗料は何を使うの?

 塗装に使う塗料は、100円ショップで売っている マニキュア になります。

 次の写真は、爺が主に使っているマニキュアになります。

①オレンジ                ⑦ゴールド
②ピンク                 ⑧シルバー
③レッド                 ⑨ブラック
④ピンクのラメ              ⑩パープル
⑤シルバーのラメ             ⑪ブルー
⑥トップコート(コーティング用)       ⑫ブルー(ラメ入り)


※マニキュアを買う時の注意事項!

 マニキュアと言えば、主に女性の方が使うものですので、おっさんが一人でマニキュアを見ていると、変な目で見られる可能性が有りますので注意して下さい。

 老眼のおっさんがマニキュアを顔に近づけて色を吟味している姿は、誰が見ても異様な光景ですので、くれぐれも注意して下さい。

 ちなみに爺の場合は、かみさんと一緒に買い物に行った際に購入していますが、真剣に吟味しているうちに、かみさんがどっかに行ってしまった事があり、その時には本当に冷や汗ものでした。

使う道具

 使う道具は以下の写真の通りです。

①カッティングマット
②カッティング定規
③マスキングテープ
④カッターナイフ(小)

 特に変わった道具を使うわけではありませんし、100円ショップで揃える事が出来るものばかりです。

ジグの選定

 塗装するジグを選びますが、今回は次の2種類のジグを塗装したいと思います。

一つ目は、
ディープライナーSPY-C、カラーはシルバーです。

今回はシルバーのベースに、先ほど紹介した⑫番のブルーのラメ入りを使ってゼブラ模様にしたいと思います。

ちなみに今回は、SPY-C の裏側には塗装しません。

ディープライナーのほとんどのジグは、裏面はシルバーになっていますので、今回は表側だけにゼブラ模様を付けたいと思いますが、もしも塗ってみて、変であれば裏側にも塗ろうと思います。

二つ目は、
ビートビーラインスキム、こちらもカラーはシルバーです。

ビーラインスキムに関しては、表面には塗らず、奇麗なホログラムをそのまま残します。

ビーラインスキムの裏側の写真ですが、こちらにはホログラムシートが貼られておらず、アルミシルバーになっています。

これを①番のオレンジを使って、ゼブラ模様に仕上げようと思います。

 今まで色んなベースのカラーに塗装してきましたが、ベースがシルバーのジグが一番カラーが引き立つように思いますし、いろんなカラーと合うような気がします。

マスキング

 ジグの選定が済んだら、次は色を塗りたくない箇所をマスキングします。

マスキング準備

 ジグにマスキングをする前に、マスキングテープの準備を行います。

 マスキングテープをカッティングマットに貼ります。

 今回は3cm幅のマスキングテープを使用しています。

 

 今回は、ゼブラ模様の幅を1cmにしたいので、マットの目盛りに合わせて1cm幅にマスキングテープに切り込みを入れていきます。

 少し見ずらいかもしれませんが、1cm幅に切れ込みを入れた写真になります。

 カッターの刃先が減っている場合は、奇麗に切れないので、その都度新しい刃にして作業して下さい。

マスキング

 それでは実際にマスキングしていきます。

 SPY-Cの裏面は塗りたくないので、表側との境界から裏側にマスキングテープを貼ります。

 表側のアイも残したいので、マスキングテープをアイに貼り、アイの周囲をカッターで切り込みを入れ、外側を剥がします。

 

 1cmピッチにマスキングテープを貼っていきます。

 ピッチは正確に1cmではなく、見た目の感覚で貼っています。

 もう一つのビーラインスキムも、こんな感じでマスキングしました。

塗 装

 それでは実際に塗装していきます。

 準備として、マニキュアが流れ落ちても大丈夫なように、下に紙などを敷きます。

 また、ジグを少し浮かせたほうが塗装作業が楽なので、割り箸を折ったやつを2本並べて、その上にジグを置いています。

 ジグにマスキングする際に、手指の皮脂が付いてしまっていますので、アルコールティッシュなどで拭いてから塗装して下さい。

 また、マニキュアは、瓶の中で分離している場合がありますので、塗る前によく振って下さい。

 SPY-Cには ⑫番のブルーのラメ入りを塗っていきます。

 爺はテキトーに塗っていますが、皆さんはもっと丁寧に塗って下さいね。

 これがSPY-Cの塗装し終わった状態です。

 マニキュアは割と乾くのが早いのですが、念のために2~3時間程度はこの状態で乾かします。

 

 ビーラインスキムにオレンジのマニキュアを塗り終わった写真です。

 こちらもこの状態で2~3時間乾かします。

 マニキュアのカラーによっては、1回ではムラが出来たりして仕上がらない場合がありますので、その場合は2度塗りする必要があります。

 また、マニキュアは何度か蓋を開けたりしているうちに塗料が固く、そして濃くなっていき、塗りずらくなっていきますので、その場合は薄め液で薄める事でもとのようになります。

 これがエナメル薄め液です。

 これも100円ショップのマニキュアの棚にありますので、今後も塗装するのであれば用意しておいた方がいいと思います。

マスキング撤去

 マニキュアが完全に乾いたら、ジグに貼ってあるマスキングテープを丁寧に剥がしていきます。

 マスキングテープを剥がした写真になります。

 なかなか見ないカラーリングなので、自分では気に入ってますが、皆さんはどう思いますか?

 

 このままでも使えますが、この状態だと塗装が弱く、ジグが着底した際に簡単にキズが付いてしまうので、それを防ぐためにコーティングしたいと思います。

 また、このままの状態で使ってみて、あまり効果が無いと感じたら除光液を使って塗装を落とし、別の色や元のカラーに戻して使う事も可能です。

 コーティングをするか、取りあえずこのまま使ってみるかは、皆さんの判断になります。

コーティング

 コーティングはマスキングも何も付さないで、塗装した面にコーティング材を薄く塗るだけです。

 コーティング材は、マニキュアの写真にある⑥番のトップコート材を使用します。

 これによって塗装にキズが付きにくくなります。

 トップコートを塗り、乾燥が完了した写真になります。

 若干光沢が出たように思いますが、写真では分かりずらいですね。


 今回ご紹介したオリジナル塗装のジグが他にもありますので、その一部を紹介します。

 だいぶ前のバージョンのShimanoぺブルスティックに塗装した写真です。

 上段:塗装前
 下段:ブルーのゼブラ模様に塗装

 したものです。

 元のカラーは、一見するとゼブラグローに見えますが、実際にはただ白いだけで光る事は無いため、何となく出番が減って行き、最近は使う事が無かったので、試しに塗ってみたものです。

 釣れない訳ではなかったのですが、何故このように白とシルバーのゼブラにしたのかは不明です。

 ちなみに現在のぺブルスティックはグローが入っています。

 

 この写真はディープライナーSPY-Cトマトゴールドという赤金のカラーを、シルバーのゼブラ模様に塗装したものです。

 爺は何故かわかりませんが、赤金で大物が釣れた実績があまり無く、出番が少なくなったので、思い切って塗装したものです。

 

 これは塗装したSPY-Cの裏面になり、シルバーのベースにシルバーのゼブラ模様を付けて変化を持たせました。

 さらにその上から、紫のマニキュアを薄めたものでコーティングしたものです。

 写真では分かりずらいですが、実際にみるといい感じでケイムラ感がでています。

 今回ご紹介したオリジナルカラーのジグを使ってみた結果を、後日別の記事でご紹介出来ればと考えていますが、実際に塗装した事で釣れたのかどうか、判断を付けるのは無理だと思いますし、ただの自己満足ですね。

おわりに

 今回は、出番が減って使わなくなったジグに、自分の好きな色を塗装してオリジナルカラーのジグを作る方法についてのご紹介ででしたが、いかがでしたか?

 エアブラシやホログラムシールを使った本格的な塗装ではありませんし、美しさでは到底及びませんが、誰でも簡単に出来ますし、それでいてジグの印象をガラッと変えることが出来ます。

 使う材料や道具は、全て100円ショップで手に入りますので、興味がある方は是非この記事を参考に、試してみてはいかがですか。

 それではまた!

 

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