【猛暑攻略】真夏のスロージギングを安全に楽しむための徹底ガイド!

釣り
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 真夏の海は、スロージギングにとって魅力満載の季節で、青物の回遊も多く大型魚とのエキサイティングな出会いが期待できる最高のシーズンでもあります。

 しかし、真夏の船上は想像以上に過酷な環境で、熱中症や思わぬ事故のリスクも高まります。

 今回は、真夏の厳しいコンディションの中でも、安全に、そして快適にスロージギングを満喫するための徹底的な対策を詳しく解説していきますので、万全の準備で、思い出に残る夏の釣りを楽しみましょう!

 それでは始めます!

最優先は熱中症対策

 真夏の船上は日陰も少なく、日差しと照り返しで想像以上に体力を奪われます。

 特に熱中症は命に関わる危険性がありますが、釣りに集中していると、自分では体調の変化に気付きにくいため、知らないうちに熱中症に…という事も考えられますので、十分な注意が必要です。

 水分補給は喉が渇く前から

 水分補給は喉が渇く前に行うのが重要で、一気に飲むのではなくこまめに飲むのが重要です。

 飲み物としては、熱中症対策飲料やスポーツドリンクなどがおすすめですが、身体を冷やす効果がある麦茶などもおすすめです。

 スポーツボトルやスタンレイなどの真空ボトルに入れて持って行けば、いつでも冷たい飲み物を飲むことが出来ますのでおすすめです。

 ペットボトルにスポーツドリンクなどを入れて凍らせて持って行ってもいいですが、中身がなかなか融けなくて、思うように飲めない場合がありますので注意が必要です。 

塩分補給も忘れずに

 汗で失われる塩分やミネラルを補給するために、塩分を摂ることも忘れずに行って下さい。

 塩分タブレットなど15分~20分に一度は摂取するのが目安という事です。

服装と装備

服 装

 直射日光や日焼けによる体力消耗を防ぐため、長袖・長ズボンが基本的な服装になります。

 現在は、UVカット機能付きの速乾性素材や接触冷感素材のものがたくさんありますので、その中から自分の好みのものを選んで、個性を出すのもおすすめです。

キャップやハット

 風通しの良いメッシュ素材のものや、つばの広いものがおすすめですし、首元をカバー出来るネックガードが付いたものだと、さらに安心です。

サングラス(偏光グラス)

 強い日差しと水面の照り返しから目を守り、疲労軽減にもつながります。

冷感グッズ

 濡らして振ると冷たくなる冷却タオルや、クールネックリング、帽子の中に入れる冷却パッドなども非常に有効ですし、様々な冷感グッズがたくさん発売されていますので、それらを上手に組み合わせて使う事もおすすめです。

着替え

 汗をかいたらすぐに着替えられるよう、吸汗速乾素材の替えのウェアを用意しておくのもおすすめです。

体調管理

 めまい、頭痛、吐き気など、少しでも体調に異変を感じたらすぐに釣りを中断し、船長や同船者に伝える事が重要ですし、無理は絶対に禁物です!

 また、釣行前日は十分な睡眠をとり、飲酒も控えめにする事が大事です。

釣果より休憩

 釣りを楽しむために来ているので、当然釣果は重要ですが、体調を崩しては結果的に釣果も伸びませんので、こまめな休憩を取りながら釣りを楽しんで下さい。

紫外線対策

 船上は、真夏の強い日差しと海面からの照り返しにより、想像以上に日焼けしやすく、何の対策もしない場合、最悪は火傷のような症状になりますので、紫外線対策は非常に重要です。

 UVカット機能付きの素材の服でも、完全に紫外線をカットする事は出来ませんので、日焼け止めを定期的に塗り直す必要があります。

 また、つい忘れがちな耳や手の甲、首筋などに塗るのも忘れないよう注意して下さい。

船上での安全対策

 揺れる船上で行うスロージギングは、安全対策にも十分な配慮が必要です。

 足を滑らせたり、落水したりする事故は、実は夏が一番多いと言われていますので、特に注意が必要です。

ライフジャケット着用は義務

 遊漁船ではライフジャケットの着用が義務付けられており、その場合、国土交通省認定の「桜マーク」付きライフジャケットを、必ず正しく着用する必要があります。

 夏場は、動きやすい腰巻きタイプが肌との接触面積も少なく、快適でおすすめです。

滑らない靴

 濡れて滑りやすい船上では、滑りにくいデッキシューズや長靴がマストアイテムですが、暑い夏場は、かかと付きの滑り止めが付されたサンダルも快適でおすすめです。

船酔い対策

 船酔いしやすい方は、酔い止め薬の服用を忘れずに!

 また、前日は十分な食事と睡眠を取り、体調を整えて船に乗って下さい。

天候の変化に注意

 前日には、必ず天気予報を確認し、風や波の注意報が出ていないかチェックします。

 また、急な天候悪化に備え、レインウェアも念のため持参すると安心ですし、天候が悪化すると予想された場合は、無理せず釣りを中止する勇気も必要です。

タックルも夏仕様へ

軽量なタックル

 灼熱の太陽のもとで、長時間ロッドをシャクリ続けるのは相当体力を消耗しますので、出来る限り軽いタックルで挑む事をおすすめします。

引き抵抗の少ないジグへ

 スロージギングは、一日に何百回、何千回とロッドをジャークするため、引き抵抗の少ないメタルジグを使用する事で、相当な体力温存に繋がりますので、可能な限り引き抵抗の少ないジグを使用する事をおすすめします。

天候の変化に注意

虫対策も忘れずに

 「船で沖へ出るので、虫は関係ない。」そう思っている方もいるかと思いますが、実際にはブヨやアブ、ハチも船上に現れますので、虫刺されに弱い方は、虫よけスプレーを持参したほうが間違いありません。

 特に、ハチやアブに刺されて、アナフィラキシーショックを起こす方は注意が必要です。

おわりに

 真夏のスロージギングは、ダイナミックな釣りの醍醐味を味わえる最高のチャンスです。

 しかし、暑さ対策や船上での安全対策を怠ると、せっかくの釣りが台無しになってしまうこともありますので、今回ご紹介したポイントを参考に、万全の準備をして釣行に挑んで下さい。

 「釣果」よりも「無事に帰る」事が大切ですので、先ずは安全最優先で、真夏のスロージギングを心ゆくまで楽しみましょう!

 

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