
キャンプデビューを目指す初心者さんのためのキャンプギア紹介シリーズ、今回はハイスタイルキャンプのためのチェア&テーブルについてです。
自宅で過ごしているような感じで過ごせるのがハイスタイルキャンプのメリットでもあります。
しかし、ハイチェアと言っても様々な高さや素材がありますし、テーブルもいろんな高さや天板の素材があり、初心者の方はどれにしたらいいのか迷ってしまうと思います。
そこで今回はその悩みを解決すべく、ハイチェア&ハイテーブルについてご紹介したいと思いますので、この記事を読んで、購入の参考にして下されば幸いです。
それでは始めます。

ハイスタイルキャンプのすゝめ
ハイスタイルキャンプとは、簡単に言うと自宅でダイニングテーブルを囲んでいるような感じで、普段と同じようなスタイルでキャンプが楽しめるためるスタイルです。
メリットとしては、テーブルを囲んでワイワイと賑やかに過ごすスタイルのキャンプですので、ファミリーや友人たちとのグループキャンプにおすすめなスタイルです。
また、椅子の座面が高いため座ったり立ったりするのが楽なので、年配の方や足腰に不安がある方には特におすすめですし、調理や食事をするのも非常に楽なスタイルです。
デメリットとしては、ハイスタイルのキャンプギアは大きくて重いので持ち運びが大変ですし、かさ張るので車へ積むのも大変で、ある程度の量の荷物を積める車でなければなりません。
また、子供がハイチェアに座る場合、テーブルとの高さが合わない場合が多いため、子供の椅子だけ高さが違うものを準備したりする必要があります。
しかし、ハイスタイルキャンプは全般的に見るとキャンプに慣れていない子供や女性の方も、自宅で過ごしているようにリラックス出来るため、キャンプに不安を持つ小さなお子様連れのファミリーには特におすすめです。

椅子が先かテーブルが先か
椅子に合わせてテーブルを購入するか、テーブルに合わせて椅子を購入するか。
ハイチェアにもいろんな高さがありますし、テーブルも同じくいろんな高さやサイズがありますので、理想としては同じメーカーの製品で、気に入ったチェア&テーブルのセット品が有ればベストと言えると思います。
しかし実際には、「テーブルは使いやすいけど椅子が少し・・・」とか、「椅子は良いんだけどテーブルが・・・」とか、自分に合ったセット品を探すのは非常に難しいというのが現状です。
そうなると、チェアとテーブルを別々に購入する事になりますが、むしろその方が自分たちの好きなスタイルに近づける事が可能ですし、個性も出せると思います。
ちなみに爺の場合は椅子を先に購入します。
先ずは気に入った椅子を購入し、それに座りながらどんなテーブルが合うか考えて購入するようにしています。
その方が間違いがないと言いますか、椅子に座りながらの方がイメージが湧くからです。
チェアとテーブルの購入に迷ったら、是非試してみる事をお勧めします。

おすすめのハイチェア5選
ここからは、おすすめのハイチェアを5脚ご紹介していきます。
キャプテンスタッグ:ジュール ラウンジチェア
先ずは、キャプテンスタッグのジュール ラウンジチェア のご紹介です。
このチェアはとにかく安くて使いやすいというのが一番の特徴と言っていいと思いますし、爺もその安さに惹かれて購入したというのが本当のところです。
しかし、実際に座ってみると、その座り心地の良さに驚かされたと言いますか、爺の身体には丁度いい感じでフィットしましたし、この値段でドリンクホルダーも付いているのが嬉しかったです。
今ではほとんどのチェアにドリンクホルダーが付いていますが、以前は高価なチェアにしか付いていなかったので、この価格でこのドリンクホルダーは有難かったのを今でも覚えています。
広げるだけで座れて、しぼめるだけで収納出来る、その容易さもおすすめの理由でもあります。
安物買いの銭失いとはならない、初心者の懐に優しいおすすめのチェアです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ジュール ラウンジチェア ブラック UC-1703 幅330×奥行215×高さ105mm
UC-1703

キャプテンスタッグ:クールメッシュ リラックスラウンジチェア
次も同じくキャプテンスタッグのクールメッシュ リラックスラウンジチェアをご紹介しますい。
通気性・耐熱性に優れたメッシュ素材を使用していて、暑い季節には非常に有難く、且つ背面ポケットに保冷剤をセット出来るため体を直接クールダウン出来るという、至れり尽くせりの夏場には持って来いのチェアです。
座面下に荷物が置ける棚モックが付いていますし、ハンディファンも入れられる便利なダブルドリンクホルダーも付いていますので、暑い時期には大活躍間違いなしのチェアです。
ジュール ラウンジチェア と同様に、非常に安価なのもおすすめの理由です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドアチェア チェア ラウンジチェア クールメッシュ リラックスラウンジチェア 棚モック/ドリンクホルダー/背面ポケット付 ブラック UC-1887
UC-1887

フィールドア:クラシックチェア
クラシックなイメージのチェアで、ノーマル、ハイ、ワイド、ミニの4種類のタイプの中から選択が可能ですので、小さい子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで、様々な体形などに対応可能なのが特徴です。
木の温もりを感じさせるフレームと、見た目の優雅さが目を引きますが、それでいて1万円を切る価格ですので、コスパに優れたチェアと言えます。
価格は若干高めになりますが、贅沢な雰囲気を味わえるキャンプには持って来いのチェアではないでしょうか。

ハイランダー:シェフチェア
座面高が32cmで、メーカーではローチェアとして扱っていますが、高めのローチェア又は低めのハイチェアと呼べるような、中間的な高さのチェアではないでしょうか。
ドリンクホルダーはもちろんひじ掛けには切込みがあって、そこにシェラカップなどをぶら下げる事が出来るのが特徴です。
座り心地をUPさせるために生地はキルティングされていて、寒い時期にもお尻や腰、背中が冷えにくいと思いますし、見た目がカッコいいので、優雅な印象を与えるチェアです。
ローとハイの中間的な高さになりますので、使用するテーブルもそれに合ったものを用意する必要があります。

コールマン:リゾートチェア
形や見た目はキャプテンスタッグのジュール ラウンジチェア とそっくりで、座り心地も良くコスパに優れたチェアです。
広げるだけで座れて、しぼめるだけで収納出来ますし、何かと荷物が多くなりがちなハイスタイルのキャンプですが、収納サイズが小さいために車に積み込むのも楽です。
非常に安価ですが良く出来たチェアですし、家族4人分揃えるとしても1万円程度で揃える事が可能ですので、初心者のキャンパーさんには嬉しい点ですし、おすすめの製品です。

ハイチェア比較表
ハイチェアの比較表になりますので、購入の参考にして下さい。
項 目 | キャプテンスタッグ | キャプテンスタッグ | フィールドア | ハイランダー | コールマン | ||||||
ジュールラウンジチェア | クールメッシュラウンジチェア | クラシックチェア(ノーマル) | シェフチェア | リゾートチェア | |||||||
重 量 | 2.3kg | 2.4kg | 3.7kg | 3.3kg | 3.2kg | ||||||
収納サイズ | φ140×840mm | φ150×840mm | 63×12×15 | 14×17×70 | 14×14×87 | ||||||
座面高 | 36cm | 36cm | 31cm | 32cm | 43cm | ||||||
リクライニング | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 | ||||||
耐荷重 | 80kg | 80kg | 100kg | 100kg | 80kg | ||||||
収納袋 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | ||||||
定 価 | 3,300円 | オープン価格 | 6,710 | 8,480円 | 3,300円 | ||||||
実売価格(税込) | 2,200円前後 | 3,300円前後 | - | - | 2,900円前後 |

おすすめのハイテーブル5選
ここからはおすすめのハイスタイルテーブルをご紹介していきます。
コールマン:スパイダーテーブル/120
先ずは、コールマンのスパイダーテーブル/120をご紹介します。
天板のサイズは120cm×70cmで、ステンレス製のメッシュ素材で出来ていますので熱いものを載せても大丈夫ですし、錆びにくいので手入れが簡単なのもメリットです。
高さも40cmと70cmの2段階に調整可能で、ハイスタイルとロースタイルのどちらにも対応できます。
天板が大きくて調理中の熱いクッカーやフライパンを載せる事が可能なので、ダイニング用としてだけではなく、むしろ大人数でのキャンプの際のクッキング用テーブルとしても優れています。
様々な場面で様々な使い方が可能な、万能テーブルです。

フィールドア:アルミパネルテーブル
次は、フィールドアのアルミパネルテーブルのご紹介です。
天板の大きさは90×60cmで、アルミとステンレスで出来ていますので、熱いクッカーなどを載せても全く問題ありませんし、非常に扱いやすいテーブルです。
天板の高さが45cmとハイテーブルとしては低めなので、同社のクラシックチェアやハイランダーのシェフチェアなどの比較的低めのハイチェアがちょうど合うと思います。
天板の中央部は3つのパネルに分けられていて、同社のオプション品と交換するなどのカスタマイズが可能です。
子供がまだ小さなファミリーキャンパーにおすすめの大きさと高さのテーブルでです。

WAQ:フォールディングウッドテーブル
次は、WAQのフォールディングウッドテーブルのご紹介です。
天板とフレーム、どちらも天然木で出来ていて、非常に美しいテーブルです。
天板の大きさは90×60cmと標準的な大きさとなっていますが、天板の高さが45cmと50cmの2段階に調整が可能で、同社のウッドチェアと合わせる事によって快適に直ぐすことが可能です。
また、フィールドアのクラシックチェアやハイランダーのシェフチェアなども合うと思います。
木製なので熱いクッカーやフライパンなどを載せると焦げたりする危険性が有りますので気を付けて下さい。
これもファミリーキャンパーには丁度いいサイズのテーブルだと思います。

スノーピーク:ワンアクションテーブル竹
次は、スノーピークのワンアクションテーブル竹のご紹介です。
天板が竹の集成材で出来ていて非常に美しいテーブルですが、今回紹介する製品の中では飛び抜けて高価なのがネックです。
天板の大きさは90×60cm、高さは66cmとなっていて、一般的なハイスタイルテーブルと言っていい製品です。
2枚に分かれている天板を開くことによって、内側から脚が現れる画期的な仕組みとなっているなど、いかにもスノーピークらしい製品と言えます。
高価ですが、非常に美しくて良く出来ているテーブルです。

キャプテンスタッグ:ラフォーレアルミツーウェイテーブル
最後は、キャプテンスタッグのラフォーレアルミツーウェイテーブルのご紹介です。
大きさが120×80cmと非常に大きく、大人数には持って来いのテーブルで、高さが705mmと370mmの2段に調整可能な、ハイスタイルとロースタイルの両方を楽しむ事が出来ます。
天板が合成樹脂化粧甲板製ですので、熱いフライパンなどを載せるのはあまりお勧めしませんが、鍋敷きなどを上手く使う事によってこのテーブル上で調理は可能です。
大きいサイズなので、大人4人でも十分な大きさですし、豪華な食事を楽しむには持って来いのテーブルではないでしょうか。
実売価格が安価なのも初心者の方におすすめの理由です。

ハイテーブル比較表
今回ご紹介したハイスタイルテーブルを比較した表になりますので、購入の参考にして下さい。
項 目 | コールマン | フィールドア | WAQ | スノーピーク | キャプテンスタッグ | ||||||
スパイダーテーブル120 | アルミパネルテーブル | ウッドテーブル | ワンアクションテーブル竹 | ラフォーレアルミテーブル | |||||||
重 量 | 4.8kg | 5.6kg | 7.0kg | 10.0kg | 750g | ||||||
天板サイズ | 120×70cm | 90×60cm | 90×60cm | 90×60cm | 30×20 | ||||||
天板高さ | 40or70cm | 45cm | 45or50cm | 66cm | 8.0cm | ||||||
天板材質 | ステンレスメッシュ | ステンレス・アルミ | 木製 | 竹集成材 | 合成樹脂化粧甲板 | ||||||
耐荷重 | 30kg | 30kg | 30kg | - | 30kg | ||||||
定 価 | 14,850円 | 9,900円 | 14,800円 | 41,800円 | 13,000円 | ||||||
実売価格(税込) | 12,000円前後 | - | - | - | 6,500円前後 |

おわりに
今回は、ハイスタイルキャンプに使用するハイチェア&ハイスタイルテーブルについてでしたが、いかがでしたか?
ハイスタイルと言っても、自宅で使っているような高さのものや、ローとハイの中間的な高さのものなど様々ありますので、先ずは家族や友人などと相談しながらどんな高さやスタイルがいいか話し合って下さい。
椅子の座面の高さと、テーブルの天板の高さは、キャンプを楽しむ上で非常に大事な要素になりますので、皆さんで十分に吟味して購入する事をお勧めします。
ロースタイルと比べてハイスタイルのチェアとテーブルを揃えるとなると相当な出費になりますので、後悔の無いように気に入った製品を購入し、キャンプを楽しんで下さい。
次回はランタンについてご紹介する予定です。
それではまた。
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