初心者必見!自分に合ったキャンプスタイルは、ロー?それともハイ?

キャンプ&トレッキング
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 キャンプデビューのためのアイテム紹介シリーズ、今回はチェアとテーブルについてご紹介しようと思っていましたが、チェアやテーブルを購入する前に、先ずは決めなければならない事があります。

 それはキャンプのスタイルについてです

 先ずは自分のやりたいキャンプスタイルを見つけないとチェアとテーブルの購入は出来ません。 

 地べたに直に座って過ごすか、地べたに近いロースタイルで足を延ばしてくつろぎながら過ごすのか、また自宅で食事をしているような普段の感じで過ごせるハイスタイルにするか、最初にそれを決める必要があります。

 そう言われても初心者の方にはよく分からないと思いますので、それぞれのスタイルの特徴をご紹介して行きます。

 初心者の方にもわかりやすくご紹介して行きますので、自分やパートナー、そして家族のみんなはどんなスタイルで楽しみたいのか、この記事を参考に見るけて下さい。

 それでは始めます。

キャンプスタイル

 先ずは、それぞれのキャンプスタイルについてご紹介して行きます。

ロースタイル

 ロースタイルとは、座面が地面に近いローチェアに座って過ごすスタイルで、爺もこのスタイルでキャンプを楽しんでいます。

ロースタイルの特徴としては、

ロースタイルのメリット

・足を延ばしてゆったりと過ごすことが出来る。
・テント内でも使用する事が出来る。
・ハイスタイルに比べて荷物がコンパクト。
・焚火に薪をくべやすい。


ロースタイルのデメリット

・座面が低いので立ったり座ったりする際の足腰の負担が大きい。
・パンツの裾が汚れやすい。

 以上がロースタイルの特徴でした。

 ロースタイルは、ローチェアに座りながら小さなテーブルとバーナーを前に置いて、調理しながら食べながら、またお酒を飲みながらという感じのスタイルになるため、ソロやデュオなどの少人数で楽しむ場合におすすめな過ごし方ではないでしょうか。

 大人数で食卓を囲みながらという感じではありませんし、特に子供が一緒のファミリーにはロースタイルは向いていません。

ハイスタイル

 ハイスタイルとは、座面の高さが自宅のダイニングテーブルやチェアと同じような高さのものを使い、普段過ごしているような感覚で食卓を囲みながら楽しむことが出来るスタイルです。

ハイスタイルの特徴は、

ハイスタイルのメリット

・座面が高く立ったり座ったりするのが楽。
・ゆったり座れるタイプの椅子が多く腰への負担が少ないため、爺のように腰痛持ちの方にはお勧めです。
・ひじ掛けとカップホルダーが付いているものが多く、便利でリラックスできる。


ハイスタイルのデメリット

・荷物の量が多くなる。
・テント内でのテーブルと椅子の使用は基本無理。
・揃えるための金銭的な負担が大きくなる。

・小さな子供がいる場合は、テーブルの高さに合うように椅子に工夫が必要。

 以上がハイスタイルの特徴でした。

 ハイスタイルは、大きいテーブルと皆の分の椅子を準備し、大勢で食卓を囲んで楽しく過ごす、というスタイルが向いています。

 また、自宅で過ごしているような感じで過ごせる事から、初めてキャンプする方はもちろん、子供や奥さんも特に不安や心配させる事も無く始められると思います。

 なお、大量の調理を行う場合は、食卓とは別に調理用のテーブルを用意したほうが楽ですが、その分荷物が増えてしまいますので、頭に入れておいて下さい。

 結論としてハイスタイルは、大人数で過ごすファミリーやグループキャンプにおすすめのスタイルとなります。

地べたスタイル

 地べたスタイルとは、登山やバックパックの際のスタイルで、少しでも荷物を減らすためにチェアやテーブルは使わずに、岩や地面に直に座って過ごすか、又はせいぜいキャンピングマットを敷いて座って過ごすスタイルです。

 バーナーも直接地面に置くなど、全てが荷物を最小限にするため、余計なものは使わずに過ごすスタイルで、初めてキャンプをする方にはあまりお勧めしないスタイルですので、今回の説明はこのくらいにしておきます。

 ある程度キャンプに慣れてきて、且つ興味があったら試してみて下さい。 

人数別キャンプスタイル

 ここまでロースタイル、ハイスタイル、そして地べたスタイルの3つのキャンプのスタイルについてご紹介してきましたが、それを参考に人数別におすすめのスタイルについてご紹介して行きます。

ソロ

 ソロキャンプには地べたスタイルやロースタイルがおすすめですが、地べたスタイルはキャンプに慣れた方におすすめで、初心者の方に最初から地べたスタイルはおすすめしません。

 ソロキャンプでハイスタイルを楽しむ場合、ハイチェアだけじゃなくハイテーブルも必要になり、それにバーナーを置いて調理しながらお酒を飲む、そんな感じになりますので、必然的に荷物は増えてしまいます。

 また、正直見た目もあまりかっこよくありません。

 ロースタイルの場合、ローチェアに座り、地面に置いたバーナーで酒の肴を作り、その隣に置いた小さなテーブルにマグカップとシェラカップを置いて酒を飲みながら肴をつまむ、そんな感じのスタイルになります。

 荷物も少なくて済みますし、見た感じが武骨なスタイルでカッコいいと思いますし「キャンプしてるなー。」って感じで爺は好きです。

 また、雨が降ってもローチェアとローテーブルをテントに持ち込んで過ごす事も可能で、融通が利くのもロースタイルの良いところでもあります。 

デュオ

 爺は、デュオキャンプの場合もロースタイルをおすすめします。

 お互い向かい合って座り、小さなテーブルとバーナーを間に置いて、肴をつまみながらお酒を飲む、または隣り合って座り、テーブルをとバーナーを前に置いて、星を眺めながら肴をつまみお酒を飲む、そんな様々なスタイルで楽しむことが出来ます。

 さらに、バーナーを二人分用意すれば、それぞれ好きなものを調理しながら食べることも出来ます。

 自分達なりの様々なスタイルを楽しめる、そんな融通が利くのもロースタイルの良いところでもあります。

 また、雨や風の影響でテント内で過ごす事になっても、中にテーブルや椅子を持ち込んでゆったり過ごす事も可能です。

 ハイスタイルでもデュオキャンプを楽しむ事が出来ますが、その場合はハイチェアに座り、大ハイテーブルを囲んでその上にバーナーを置いて調理し、食事とお酒を楽しむ事になります。

 ハイスタイルの場合どうしても荷物が増えますし、それだけならまだいいのですが、ロースタイルに比べてどうしても費用が高くなってしまいます。

 それに風が強かったり雨が降ったりしてもテントの中に持ち込めないなど、ロースタイルに比べて若干融通が利かないスタイルでもあります。

ファミリーやグループ

 ファミリーキャンプやグループキャンプには、ハイスタイルのキャンプがおすすめです。

 家庭で使われているのと同じ高さのハイチェアとハイテーブルを使い、普段と同じような感じで食事やお酒を楽しめるため、キャンプ初心者の方でも違和感なく始める事が出来ると思います。

 特に小さな子供がいる場合には、普段と同じように過ごせるというのはメリットではないでしょうか。

 揃えるためにはそれなりの費用も掛かりますが、子供はもちろん親にとっても一生の思い出になりますので、本気で始めたいのであれば思い切りも必要です。

 しかし、奥さんの賛同を得る必要があることをお忘れなく。 

おわりに

 今回はキャンプスタイルについてでしたが、いかがでしたか?

 ロースタイル、ハイスタイル、そして地べたスタイルなどがあり、それぞれに特徴があります。

 自分のやりたいスタイルを見つけて、それに合ったスタイルのチェアやテーブルを揃えてキャンプに行きますので、先ずは自分がどんなスタイルで楽しみたいのか見つけて下さい。

 そしてこの記事が、自分のスタイルを見つける手助けになればと願っています。

 次回はロースタイルに合うローチェアとローテーブルについてご紹介したいと思います。

 それではまた。

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