今回はランタンシリーズの第2弾として、キャンドルランタンをご紹介したいと思います。
キャンドルランタンには長い歴史があり、現在も変わることなく使われ続けていますが、その理由は独特な炎の揺らぎと雰囲気にあるのではないかと思います。
周囲を照らす道具としては他に高性能なランタンがいくらでもありますが、見ているだけで心が落ち着く灯りと独特な雰囲気はオイルランタンやキャンドルの炎ならではだと思います。
秋の夜長にキャンドルランタンを灯してお月見、何てのも風情があっていいですね。
キャンドルランタンは、ライター等で芯に火を着けるだけなので、誰にでも簡単に扱うことが出来ますし、他のランタンに比べて安価ですので、初心者からベテランまで比較的気軽に購入する事が可能です。
安価なランタンで奇麗な炎を見ることが出来るのは、本当に有難いですね。
それではさっそく始めます。
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キャンドルランタンとは
キャンドルランタンとは、ロウソクを使ったランタンの事で、固形のロウソクをガラス等で出来たケースにセットして火を着けるだけの、誰でも手軽に簡単に使えるランタンの事です。
ガソリンやガス、LEDランタンなどに比べて目に優しい灯りで、ほんの少しの空気の動きでも炎が揺らぎ、それを見ているだけでも心が落ち着きます。
いろんなメーカーから発売されていますが、どれも非常にお洒落で、それぞれ雰囲気が違うので、いろんな灯りを楽しむ事が出来ます。
また、非常にコンパクトに収納出来るものがあり、ホヤの部分を収納出来るものもありますので、災害用に防災バックに忍ばせておくことも可能です。
キャンドルランタンの特徴
メリット
・目に優しくて美しい灯り、揺らいだ炎が独特な雰囲気を作り出す。
・非常にコンパクトでかさばらず、荷物を減らすことが出来る。
災害用として防災バックに入れておくことも可能。
・構造が非常にシンプルで壊れにくい。
・キャンドルをセットして火を着けるだけなので、誰もが扱う事が可能。
・ランタン本体の価格が安価。
とにかく奇麗な明かりを見られることが一番の魅力であり、それが非常に安く手に入るというのが最大のお勧めの点でもあります。
デメリット
・ランタンとしては暗く、どちらかというと雰囲気を楽しむもの。
・溶けたロウを取り除くなど、定期的なメンテナンスが必要。
・専用のキャンドルしか使えないものが多い。
以上がキャンドルランタンのメリット、デメリットでした。
ランタンとしては暗く、定期的なメンテナンスも必要で、ランタンとしてはテーブルランタンくらいしか使い道はありませんが、その炎は非常に優しい灯りで皆の心を落ち着かせてくれるでしょう。
非常にコンパクトに収納可能で、取り扱いが簡単で誰もが使用可能ですので、災害用としても使用可能です。
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お勧めのキャンドルランタン5選
ここからは爺の独断と偏見で、お勧めのキャンドルランタンをご紹介して行きます。
UCO(ユーコ):キャンドルランタン[ブラス]
先ずは、UCOのキャンドルランタン(ブラス)をご紹介します。
UCOという名前は、キャンプをする方ならほとんどの方が知っているか聞いたことがあると思いますし、キャンドルランタンと言えば必ず名前が出るくらい有名なランタンです。
ガラス製のホヤをスライドさせて本体に収納する事で非常にコンパクトになるので、災害用として防災バックに入れておくことも可能です。
また、UCOのキャンドルランタンは様々な形やカラーのものがありますが、なぜブラス(真鍮)をお勧めするかというと、使い込むほどに独特な味わいが出てくるからです。
簡単に壊れるようなものではありませんので、ガンガン使い込んで自分なりの味わいを出して下さい。
使用時サイズ・・・・・φ5cm×H16.5cm
収納時サイズ・・・・・φ5cm×H10.6cm
重量・・・・・・・・・250g
キャンドル・・・・・・専用キャンドル推奨
燃焼時間・・・・・・・9時間
カメヤマ キャンドルハウス:クラシックランタン
ローソクで有名な、誰もが聞いたことがあると思うカメヤマキャンドルハウスのクラシックランタンをご紹介します。
以前はマメヤマローソクと言っていたような・・・、爺の記憶違い?
ガラスのホヤにリブ(縦スジ)が入っているのが特徴のランタンで、放射状に広がる陰影が非常に美しく、ノスタルジックな雰囲気が楽しめるランタンです。
燃料は固形のキャンドルではなく、常温では固まらない液体のキャンドルを使いますが、その専用のボトルは理科の実験で使ったアルコールランプと同じような感じと思って下さい。
アルコールランプって、今の若い方も授業で使ったことがあるのかな?
オイルキャンドルは引火性や揮発性も低く、引火点は106℃と高いため、液体燃料としては比較的安心して取り扱いが出来、オイルランタンにも使えるものです。
災害用には適さないですが、炎だけでなく、影も楽しめる非常に美しいランタンです。
使用時サイズ・・・・・φ11.4cm×H23.5cm
収納時サイズ・・・・・φ11.4cm×H23.5cm
重量・・・・・・・・・722g
キャンドル・・・・・・専用オイルキャンドル推奨
燃焼時間・・・・・・・4時間~6時間
ロゴス:キャンドルランタン
というか、爺が使っているのはこのキャンドルランタンで、詳細は後ほどご紹介します。
非常にコンパクトで美しいランタンで、今回ご紹介するランタンの中では最小になり、持ち運びには非常に便利なランタンで、価格も安価なのが嬉しいです。
本体は煌びやかなゴールドで美しく、キャンプサイトでも映えること間違いなしです。
UCOのキャンドルランタン(ブラス)と同じく、災害用としても使用可能だと思います。
使用時サイズ・・・・・φ5.5cm×H9.5cm
収納時サイズ・・・・・φ5.5cm×H9.5cm
重量・・・・・・・・・80g
キャンドル・・・・・・専用キャンドル推奨
燃焼時間・・・・・・・4時間
キャプテンスタッグ:キャンドルランタン
一見オイルランタンを思わせるような、クラシックな外観のキャンドルランタンで、ボディーのキャプテンスタッグの刻印が印象的な美しいランタンです。
クラシックな外観がテーブルの上で映えること間違いなしのランタンです。
キャンドルハウス カメヤマのクラシックランタンと同様、災害用としては向いていません。
テンマクデザイン:テンマク×カメヤマ クラシックランタン ミニ【ゴールド】
最後はサーカスTCなどのテントで有名なテンマクデザインの、クラシックランタン ミニ(ゴールド)をご紹介します。
カラーはゴールドの他にシルバーとブラックがありますが、キャンドルランタンはゴールドになりますので、ご注意ください。
カメヤマキャンドルハウスのクラシックランタンを、テンマクデザインが寄りアウトドアに持出やすいようアレンジしたキャンドルランタンになります。
他にはない個性的で美しいデザインのランタンです。
使用時サイズ・・・・・φ9cm×H20.5cm
収納時サイズ・・・・・φ9cm×H20.5cm
重量・・・・・・・・・245g
キャンドル・・・・・・市販のものを使用
今回ご紹介した他にも様々なデザインやカラーのキャンドルランタンがあり、選ぶのに苦労するくらいですが、今回は比較的有名なメーカーで手に入れやすいタンタンを選びました。
キャンドルランタンは構造がどうとか、性能がどうとか、そんなのはほとんど関係ありませんので、自分の好きなものを選んで下さい。
唯一注意する事としては、交換用のキャンドルの入手しやすさを確認しておく必要があり、専用のキャンドルを使用する珍しいランタンなどは特に注意が必要です。
爺のキャンドルランタン
今回のキャンドルランタンの記事を書いていて、爺も欲しくなり買っちゃいました。
本体はゴールドで、非常に美しいランタンです。
明かりを灯すとこんな感じになります。
本体がゴールドだからなのか、若干黄色っぽい暖色系の灯りに感じます。
目に優しい柔らかな灯りです。
燃料が違うからなのか炎の色合いは微妙に違いますが、どちらも本当に美しい灯りで、その揺らいだ炎を見ているだけで癒されます。
キャンプなどのアウトドアだけじゃなく、普通に部屋で灯しても十分楽しめますし、最高のインテリアとも言えます。
おわりに
今回はキャンドルランタンについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ランタンとしては暗く、決して性能が良いとは言えませんが、消えることなく100年以上使われ続けているのは、何と言っても見ているだけで心が癒される炎に魅せられたからだと思います。
何とも言えない揺らいだ炎は、誰が見ても美しいし心が落ち着きます。
特にこれからの季節、秋の夜長にキャンドルを灯し、月を眺めて癒されながら、特別な夜を過ごしてみてはいかがですか。
次回は、これもまた長い歴史を持つガソリンランタンについてご紹介出来ればと考えています。
それではまた。
追記
この写真は、揺らいだ炎が魅力の3種のランタンの灯りを比べたものですので、購入をご検討の方は参考にして下さい。
左:オイルランタン
中:キャンドル風ランタン
右:キャンドルランタン。
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