爺のお勧めのキャンプ用品。チェア、テーブル&テーブルウエア編。

キャンプ&トレッキング
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 キャンプ用品をご紹介する第4弾は、「チェア、テーブル&テーブルウエア編。」になります。

 バーナーやクッカー、そしてテントのように、キャンプを彩る主役と言う訳ではありませんが、椅子やテーブルは快適にキャンプをする上で非常に大事なギアだと思います。

 キャンプのスタイルには、テントに籠って楽しむタイプ地べたに座って楽しむスタイル、地べたほどではないがローチェアを使用して楽しむタイプ、また家のダイニングみたいに大きなテーブルを設置して楽しむスタイルなど、様々なスタイルがあります。

 今回は私が普段行っているソロキャンプで使用しているものを中心に、様々なギアをご紹介したいと思いますので、お付き合い願います。

 なお、一時のキャンプブームも去った今、様々なギアの価格も落ち着いて購入しやすいですし、キャンプ場も空いていますので、初心者がキャンプを始めるには最適な時期だと思います。

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 それではご紹介して行きます。

チェア。

 まず初めはチェア(椅子)の紹介になります。(以降は椅子と言う)

 キャンプで使用する椅子の種類には大きく分けると、ハイチェアやローチェア、そして地べたスタイルなどがあり、それぞれ特徴がありますのでご紹介します。

ハイチェア。

 ハイチェアとは、簡単に言う座面の高さが自宅のダイニングの椅子と同じような高さの椅子になります。

 皆さんも自宅の庭などでバーベキューをする時などによく使用するしていると思いますし、温かくなってくるとホームサンターなどでよく見かける一般的な椅子となります。

ハイチェアのメリット。

・座面が高く立ったり座ったりしやすい。
・ゆったり座れるタイプの椅子が多く、腰への負担が少ないため、爺のように腰痛持ちの方にはお勧めです。
・ひじ掛けとカップホルダーが付いているものが多く、非常にリラックスできる。


ハイチェアのデメリット。

・テント内では使用できない。(大きいテントであれば可能。)
・他のタイプの椅子に比べてコンパクト性に劣る。


などがあげられます。

 荷物の量を気にしないで行ける方や、自宅にいるような感覚でキャンプを楽しみたい方に向いています。

 必然的にテーブルは天板の高さが70cm前後のものが必要となります。

 また、ハイチェアタイプにはベンチのようになっている椅子もあり、二人でゆったり座れるのでカップルの方などにお勧めですが、折りたたんでもコンパクトにならないため、荷物は増えます。

ローチェア。

 ローチェアとは、座面の高さが地面すれすれの10cm程度から30cm程度の高さの椅子になります。

 20年ほど前まではあまり見かけなかったのですが、最近はソロキャンパーのほとんどがローチェアを使用してキャンプしていると思います。

ローチェアのメリット。

・足をゆったりと延ばして座れる。
・テント内でも使用できる。
・焚火をするのに最適な高さ。

・ハイチェアに比べて一般的に収納性に優れている。

ローチェアのデメリット。

・座面が低いため立ったり座ったりする際の足腰に負担が大きい。
・パンツの裾が汚れやすい。

などがあげられます。

 ローチェアを使用する場合は必然的にテーブルもロータイプのものを使用するため、雨が降った時などもテント内や前室などでゆったりキャンプを楽しむことが可能です。

 またテーブルも含めて収納性にも優れていますので、1~2人のキャンプであれば荷物の重量を減らすことが出来ます。 

地べたスタイル。

 地べたスタイルとは読んで字の如く、地面にグランドシートなどを敷いて、そこに座って楽しむスタイルです。

 少しでも荷物を減らしたいバックパッカーやバイカーの方がこのスタイルでキャンプなどを行っています。

地べたスタイルのメリット。

・荷物を少なく出来る。
・コストを抑えられる。
・シューズを脱いでリラックスできる。


地べたスタイルのデメリット。

・寒い時期はお尻が冷える。
・雨が降った時は雨水により浸水の可能性がある。
・シューズの脱ぎ履きが面倒。

などがあげられます。

 地べたスタイルの場合は、とにかく荷物を減らしたい方や、コストも低く抑えられるので、まずはキャンプを始めてみたいという方にはお勧めです。

爺のスタイル。

 爺はロースタイルでのソロキャンプが気に入っています。

 それは、使用するローテーブルなどが小型なため荷物がかさばらないのと、雨や風が強くなってテント内で籠ってキャンプする場合も、ローチェアやローテーブルであればテント内で使用できるためです。

 普通の椅子は長時間座っていると、足がむくんだりするような気がするが、ローチェアの場合はそれが感じられないし、あぐらをかいて座っているような感覚なので、爺にはちょうどいいスタイルになります。

 地べたスタイルもいいですが、地べたに座る場合はグランドシートのようなものを敷いてもお尻が冷えますし、座椅子を使用してもローチェアほどくつろげないような気がするからです。

それでは爺が使用しているローチェアをご紹介します。

左がHilander(ハイランダー)のローチェアで、右がキャプテンスタッグのローチェアになります。

キャプテンスタッグはコンパクトに収納できますが、ハイランダーは折りたたんでもこの大きさですが、ペタンコに折りたためますので上手に収納すればさほどかさばりません。

ハイランダーローチェアを広げるとこんな感じです。

商品名はリクライニングローチェアと言い、リクライニング出来てひじ掛けも付いていますので、長時間座っていても快適です。

キャプテンスタッグのローチェア「ロースタイル イージーチェア」を広げた状態です。

この椅子も長時間座っていても疲れませんが、リクライニング機能やひじ掛けが付いていないので快適性はハイランダーのほうが優れていますが、収納性はこちらの方が優れています。

一長一短ですね。

 ソロキャンプの時はキャプテンスタッグの椅子を、かみさんと二人で行くときは2つ持って行っていますが、かみさんがハイランダーしか使いません。

 ローチェアのデメリットというか何というか、立ち上がる際に膝などに負担が掛かるので、足腰が弱って来た爺にとっては辛く感じる時があります。

 鍛えないとダメですね。

 キャンプで使用する椅子に関しては、各メーカーから色んな製品が出ていますので、自分に合ったサイズや使い方を考えて、快適な椅子を探してください。

テーブル。

 次はテーブルのご紹介になります。

 キャンプで使用するテーブルにはハイタイプトロータイプがありますので、それらの特徴をご紹介します。

ハイタイプのテーブル。

ハイタイプのテーブルとは、自宅のダイニングテーブルのようなもので、天板の高さが70cm程度のテーブルですので、必然的に椅子もハイタイプのものが必要になります。

自宅でくつろいでいるような雰囲気で楽しみたい方にはお勧めです。

ハイタイプのテーブルのメリット。

・自宅でくつろいでいるような雰囲気を味わえる。
・天板が大きいものが多く、大量に調理する時に向いている。
・高さ調整が可能なものがあり、自分の好みの高さにすることが可能。


ハイタイプのテーブルのデメリット。

・ほとんどが折り畳み可能ですが、コンパクト性には劣る。
・重量も大きいため運ぶための負担が大きい。


などがあげられます。

 ハイタイプのテーブルはファミリーやグループなどの大人数で楽しむキャンプにお勧めです。

 材質にもよりますが、重量も大きくなりためキャンプサイトが遠い場合には負担が大きくなるため、オートキャンプ場などでの使用が向いていると思います。

 大人数でキャンプをする場合は、調理する量も多くなりますので大きなクッカーが必要で、大きな鍋などを載せることが出来る分離型のバーナーが必要になりますし、1台では足りませんので、全体のコストの面でも十分な検討が必要になりますので、ご注意ください。

ロータイプのテーブル。

 ロータイプのテーブルは、主にソロキャンパーや多くても2~3人での使用が適していると思います。

 天板の高さも10cm~30cm程度のものがあるため、使用する椅子もそれに合わせた高さのものが必要になります。

ロータイプのテーブルのメリット。
 
・コンパクト性に優れている。
・重量が軽いものが多くて運搬が楽。
 
ロータイプのテーブルのデメリット。
 
・天板が小さいため大量の調理には向かない。
・ほとんどのものが高さ調整が出来ないので、購入の際に注意が必要。
 
などがあげられます。

 荷物を軽くコンパクトにしたい方に特にお勧めです。

 雨が降った時にはテント内で使用できますし、様々な使い方が可能です。

 爺もローテーブル、ローチェアを使用していますが、寒い時などはテント内や前室に移動可能できたり、いろんなシチュエーションに対応可能なので便利です。

 また、ロースタイルでのキャンプは多くても2~3人ですので、調理するにも一体型のバーナーをメインに、その他アルコールストーブや固形燃料ストーブがあれば十分に間に合いますので、コストを低く抑える事が可能です。

テーブルの材質について。

 テーブルの天板には様々な材質のものがありますので、それらについてご紹介します。

アルミ製。

アルミ製のテーブルの特徴

・軽くて持ち運びが楽。
・強度的に劣り、ぶつけたりすると凹んだりする場合がある。
・コンパクトなものが多く、荷物を減らしたい方に向いている。

ステンレス製。

ステンレス製のテーブルの特徴。

・強度が高く重い鍋なども置くことが可能。
・熱に強く、熱いダッチオーブンなどを置いても大丈夫。
・アルミ製に比べると重くなる。

鉄製。

鉄製のテーブルの特徴。

・重いため鉄製のメッシュの天板を使っているテーブルが多い。
・ステンレスと共に丈夫。

・焚火などの近くで使用可能。
・錆びやすい。

木製。

木製テーブルの特徴。
 
・デザイン性が高いものが多い。
・傷がつきやすい。
・重い。
・火の近くでは使用できない。

 主な材質としては以上になります。

 アルミ製はソロキャンプなどに、ステンレス製はダッチオーブンなどを使用する方に、鉄製は焚火を楽しむ方に、木製はキャンプを豪華に過ごす方にそれぞれ向いていると思います。

 ただ、使い方は自由なので自分の使いやすいように、自由に選んで使って下さい。

爺が使用しているテーブル。

それでは爺が使用しているテーブルをご紹介します。

 それでは一つずつ見ていきましょう。

まずは「2way ステンレスサイドテーブル」になります。

 これは天板がステンレス製で、2段階の高さ調節が出来るところが気に入ってます。

 四隅の穴にはにはシェラカップなどを釣るしておけますので、非常に便利です。

 主にかみさんと2人でキャンプする時に使っています。

次はキャプテンスタッグ「アルミロールテーブル〈コンパクト〉」です。

りたたむと非常にコンパクトで収納性に優れていて、ソロキャンプには最適なテーブルで、キャンプ場でもよく見かけます。

 実売価格も非常にリーズナブルなテーブルで、これと同じようなテーブルが今ではいろんなメーカーから発売されています。

最後はフューチャーフォックス「OD缶 遮熱テーブル」です。

OD缶を使った一体型のバーナーをセットして使う遮熱板を兼ねたテーブルになります。

初めにこれを見た時には目からうろこでしたが、現在はいろんなメーカーから発売されています。

 これは非常にコンパクトですが、ちょっとした調理や昼休みなどにラーメンを煮たりする時には非常に便利なテーブルですし、遮熱板を兼ねているので安心感もあります。

 フューチャーフォックスは、テントやコットなど他にも様々なキャンプ用品を発売しており、非常に独創的な製品がたくさんありますのでいいろいろ探してみるのも面白いですよ。

 OD缶以外にもCB缶を利用したSOTOのバーナーやIwataniのジュニアコンパクトバーナー、さらにはありコールストーブ用の遮熱板テーブルも出ています。

 これらの他にもいろんなメーカーからいろんなテーブルが発売されていますので、自分に合ったテーブルを見つけるのも楽しいと思います。

テーブルウエア。

 最後はテーブルウエアの紹介になります。

 テーブルウエアとは、食事などに使う食器類を指し、皿、カップそしてグラスなど、食事に関連するあらゆるアイテムのことです。

 それではご紹介して行きます。

シェラカップ。

 爺は皿としてもスープを飲むカップとしてもシェラカップを使用しています。

 全てステンレス製のもので、ほとんどは100均のものになりますが、100均のものは「直接費に掛けないでください。」という但し書きが書いてありますので、火にかける場合はアウトドアメーカーのちゃんとしたシェラカップを使用しています。

 何と言っても落としても壊れないし、取っ手が付いていますので熱いものを入れても飲みやすいし食べやすいというメリットもあります。

これが爺が普段使用しているシェラカップです。

数は10個程度あり、自宅でバーベキューをする時も大変重宝しています。

このシェラカップはキャプテンスタッグのシェラカップで容量は300mℓです。

メモリが付いているので、炊飯する時の水の量を計る時にも便利です。
これは直接火に掛けても大丈夫なので、コーヒーを淹れる際などにも使っています。

これはダイソーの沙羅カップです。

主にご飯を盛ったりおかずを盛ったりするのに使っています。

これも100均で買ったものですが、浅型のシェラカップで、焼き肉の際にたれを入れたりおかずを盛ったりするのに使っています。

焼き肉の際には非常に便利です。

 この他にも100均のステンレスメッシュのシェラカップもあり、パスタを茹でた時の湯切りに使っています。

 このようにシェラカップは様々な使い方が出来ますし、落としても乱暴に扱っても壊れないので非常に便利ですしお勧めです。

マグカップ。

 マグカップはコーヒーやお茶はもちろん、お酒を飲むときにも重宝しています。 

これが爺が使っているフィールドアというメーカーのチタン製のマグです。

大きいマグが450mℓ、小さいほうが300mℓです。
これらはスタッキング出来てコンパクトです。

チタンのマグは非常に軽くて丈夫、そして飲み口が熱くなりにくいので、コーヒーを飲むときには便利ですよ。

 これはシングルウォールのチタンマグなので火に掛けて問題無いですが、よくあるステンレス製のダブルウォールのマグカップなどは、破裂する危険性があるので絶対に火に掛けないよう注意して下さい。

ウォーターボトル。

 爺はウォーターボトルはウイスキーや焼酎を入れるために使っています。

左と真ん中のウォーターボトルは100均で買ったものですが、水が漏れることもなく問題無く使用しています。

左が700mℓで真ん中が500mℓです。

右側はシグボトルで、既に30年以上使用していますので、マークが剥がれて見えません。
これは最近あまり出番が無いですが、容量も1.5ℓと大きく、あれば便利なボトルです。

調味料入れ。

 調味料入れは全て100均の製品で、液が垂れる事も漏れる事もありませんし、コストが掛からないのでお勧めです。

醤油、塩、コショウ、麺つゆ、それに食用油などをこのようにして持って行っています。

全て100均ですのでコストを抑えることが出来ます。

その他便利用品。

タマゴケースです。

これも100均で購入しましたが、卵大好き爺にとっては非常にありがたいケースです。

テーブルやチェアの配置。

 爺がキャンプをする時のテーブルや椅子などの配置をご紹介します。

 本当は外で取りたかったのですが、雪も舞っていたので屋内にて撮影しています。

キャンプをする時はだいたいこんな感じで配置しています。

二人の時は反対側にローチェアを置いて、向かい合ってキャンプします。

反対側から見た写真です。

なお、シェラカップを釣るしているハンガーラックも100均で買ったもですが、非常に便利ですのでお勧めします。

 雨が降ったり風が強くてテントのなかや前室でキャンプを楽しむ場合も、こんな感じの配置で行います。

 コールマンのツーリングドームLXでソロキャンプする場合は、テントの中でもこの配置で大丈夫です。

 キャンプに行った際にはほとんど写真を取っていないのですが、何枚か撮影していましたので、差し支えない写真だけ掲載してみました。

某キャンプ場での写真になります。

正面からの風が強いので、タープを風除けと日よけにして過ごしました。

この日のメニューは固形燃料で缶ツマを温めて食べたり、タラスブルバソロコンパクトグリルにアルコールストーブをセットし、それにキャプテンスタッグ岩塩プレートを乗せて焼き肉を食べたり、持って行ったものを適当に食べた記憶があります。

缶ツマは美味しいですけど高価なのがちょっと・・・、
もう少し安くお願い出来ませんか?

もう少しで日の入りという写真です。

実際に見るともっと奇麗です。

日が沈むと共に、酒飲み爺の本領?を発揮する宴の始まりです。

終わりに。

 今回はチェア、テーブルそしてテーブルウエアのご紹介でしたが、いかがでしたでしょう。

 今回紹介するアイテムは、テントやバーナーに比べて地味な印象がありますが、特に椅子に関してはキャンプを快適に過ごすために非常に重要なものですので、じっくり検討することをお勧めします。

 大勢でテーブルを囲んで過ごしたい方はハイスタイルのチェアとテーブルを、ソロもしくは多くても2~3人で、小さなテーブルを囲んで過ごしたい方はロースタイルのチェアやテーブルを、そして出来るだけ荷物を減らしたいバックパッカーの方などは地べたスタイルで、というふうに必然的に決まってくると思います。

 テーブルウエアに関してはどれでも構わないと思いますが、落としてもぶつけても割れたりしないものが扱いが楽でいいと思いますので、爺はシェラカップを強くお勧めします。

 自分はどんなスタイルのキャンプがしたいのか、また家族やパートナーはどんなスタイルでキャンプしたいのか、先ずはそれを決めてから用意するアイテムを購入することをお勧めします。

 バーナーやクッカーと同様にこの記事を参考にして、後悔の無いようにアイテムを揃えて下されば幸いです。

 次回はいよいよテントの紹介をしようと考えていますので、お楽しみにお待ちください。

 それではまた。

 

 

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