バレンタインデーの義理チョコ、欲しい?それとも要らない?

孫と日常
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 もう少しでバレンタインデーがやってくる。

 タイトルの結論爺は「義理チョコだったら要らない。」である。

 このように書くと「せっかくあげてやってるのに、何言ってるの!」と、女性から嫌われるかもしれないが、女性だって義理チョコを買う手間が減って良いのではないかと思うのだが。

 バレンタインデーがどうのこうのと周りのみんなが騒ぎ出したのは、爺が中学校くらいの時だったように記憶している。

 モテる男性陣にとっては待ちに待った日だったと思うが、全然モテなかった爺にとっては全然関係ない話、というか、そういうふりをしてやせ我慢していただけだったが。

 モテないのは自分でも十分に自覚していたが、爺だって一応男なので少なからず期待はしていた。

 もしかして机の中に入っていないかと何気なく手で探ってみたり、下駄箱の中に入っていないだろうかと帰りに期待して見てみるが、洗った事も無い臭い靴が入っているところにチョコが入っているわけがない。

 こんな経験をしているのは爺だけではないと思うが、もしそうだとしたら恥をさらしているようなものだ。

 そんなの関係ないという素振りは見せながらも少なからずショックだったのは言うまでもないが、爺には心強い味方というかなんというか、周りがモテない友達ばっかりだったのでその辺は気持ち的に楽だった。

 高校はほぼ男子校のようなものだったので、貰えなくて当然という思いがあったのでもっと気が楽だった。

 還暦を過ぎた今はもっと楽であるが。

 皆さんのバレンタインデーはどんな感じでしたか?
 特に爺と同じ年代のシニアさんはどうでした?
 そして今はどんなバレンタインデーを過ごしていますか?

 しかし、モテない男を悩ませるバレンタインデーとは一体何なんだろう。

 前回までは4回にわたってキャンプ用品の紹介をとしてきましたし、まだ残りのアイテムというかギアの紹介が残っていますが、ここで一服と言う訳でもないが少し寄り道をしてバレンタインデーについて考えてみたいと思います。

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バレンタインデーとは。

 バレンタインデーの由来には諸説あるみたいですが、その中でも3世紀頃のローマ帝国時代が起源だとする説が有力みたいです。

 時の皇帝クラウディウス2世は、強兵策として兵士たちの結婚を禁止していましたが、これに反対するバレンタイン司教が皇帝の逆鱗に触れて処刑されたらしく、これが2月14日だったそうです。

 この日を「聖バレンタイン」として敬われるようになり、ローマカトリック教会では祭日としたらしいです。

 当初は司祭の死を悼む行事でしたが、温かくなってくるこの時期は好きな人に告白するには持って来いの季節であることからプロポーズの贈り物をする日になっていったのが14世紀頃からだそうです。

各国のバレンタインデー。

 バレンタインデーは、国によって贈り物が違うみたいです。

 それぞれどんな贈り物をしているのだろう。

日本。

 日本でバレンタインデーが知られるようになったのは1950年代で、デパートでバレンタインセールが行われたのが最初だと言われているらしい。

 その後、菓子メーカーがバレンタインデーとチョコレートの組み合わせを広めていき、1960~1970年代から女性が好きな男性にチョコレートを贈る日本独特の文化が定着したらしい。

 日本はこのような商業主義的な戦略が得意ですね。
 というか、踊らされるのが得意というか。

イギリス。

 イギリスのバレンタインデーは、男性から女性へ愛の告白を行う日とされていて、カップル同士でカードやチョコレートを贈りあうみたいです。

 チョコレートはバレンタインデーには欠かせないものとなっており、それを日本でも取り入れたのではないかと言われています。

アメリカ。

 アメリカのバレンタインデーは、男性から女性へ愛と感謝を伝える日であり、お互いの愛を確かめ合う日でもあるそうです。

 男性がハート形のバルーンなどを飾り付けるのが定番みたいです。

イタリア。

 バレンタイン発祥の地であるイタリアでは、男性から女性へプレゼントするのが一般的で、一番人気は赤いバラだそうです。

 バレンタイン司教が眠るサン・ヴァレンティーノ教会には、バレンタインデーの時期には世界各国からカップルが集まることで有名らしいです。

フランス。

 フランスでは、イタリアと同じように男性から女性へ赤いバラの花束や香水を贈るのが一般的だそうです。

 バレンタインデーは恋人たちの祭りの日であり、夫婦やパートナーなどと映画を見たりディナーを楽しんだりして過ごすみたいです。

韓国。

 韓国は日本と同じように、女性から男性へプレゼントを贈るみたいです。

 バスケットにチョコレートやぬいぐるみを詰めてラッピングをして送るのが一般的みたいです。

 また、男性がお返しをする3月14日のホワイトデーも日本と同じみたいです。

台湾。

 台湾は2月14日のバレンタインデーと、旧暦の7月7日のチャイニーズバレンタインデーの2回バレンタインデーがあるそうです。

 恋人の日とされていて、男性から女性へプレゼントを贈るのが一般的で、カップルでディナーを楽しみながら過ごすそうです。

 このように見て行くと、女性から男性へプレゼントを贈るのは日本と韓国だけみたいですね。
 また、チョコレートを贈るのはイギリス、日本、韓国で、その他はバラの花束を贈ったり愛の告白をしたり、愛を確かめ合ったりというのが多いみたいです。

 日本人はバラなどの花を女性に贈るというのは照れくさくて苦手な方が多く、なかなか定着しないでしょうね。

義理チョコ欲しい? それとも要らない?

 皆さんは義理チョコを貰って嬉しいですか?

 冒頭にも書きましたが爺は正直言うと要らない派です

 あくまでも義理チョコは、ですが。

 というのも、貰ったら返さなきゃならないので、それが面倒だからというのもあるが、甘いものを食べない爺は、義理チョコを貰っても食べる事なく家に持ち帰り、甘いものに飢えたかみさんや子供たちにあげていた。

 爺は甘いものより辛いほうがいい。

 義理チョコは要らないが、美味しい義理酒だったら喜んで貰うだろう。


 いつの間にか我が家のバレンタインデーは、爺が貰った義理チョコを子供たちが喜んで食べる日になった。

 その後は子供も大きくなり、爺は単身赴任で家を留守にすることが多くなったので、いつの間にかそういう事は無くなったが。

 貰った返したなど、お互いに面倒だからという事で10年ほど前から職場などでも義理チョコはやめようという話になり、それ以来全くチョコレートというものに縁がなくなった。

 本命のチョコレートを貰えるのであれば、喜んでホワイトデーのお返しも探すのだが、とうとう本命のチョコレートを貰えないまま人生を終えそうだ。

 もう少し時間は残されているとは思うが・・・。

 「結婚しているならかみさんから貰ったことがあるだろう」とお思いでしょうが、甘いものを嫌いなのを知っていたしお互い面倒だからという事で、バレンタインデーはお互いに特に何もしたことが無い。

 仮に今かみさんから貰ったとしたら、「何かあったのか?」とびっくりしてしまうだろう。

 そして仮にこの歳で奇麗な女性から本命のチョコレートを貰ったら、かみさんの小言ですら子守唄に聞こえるだろうし、そもそも当たって倒れてしまうかもしれないが。

 などと妄想しても今さら無駄ですが。

ホワイトデー。

 1カ月後の3月14日はホワイトデーがやってくるが、これが困った問題です。

 これもどうせお菓子メーカーか何かが、商業的な考えからお返しをするという習慣を植え付けたのだろう、多分。

 いくら義理チョコだと言っても、お返ししなければならないのが面倒だ。

 見た目が安っぽいものを返して「ケチ」だと思われるのも嫌だし、奮発して高いのを返して変に気があるように思われたりするのも嫌だし、相手に気を遣わせるのも嫌だからだ。

 と言っても、小遣いが少ないので高いやつは変えないが。

 なので、安くて見た目が良いやつを探すのでだが、それを探すのだがなかなか見つからないので、いつもかみさんにお願いして買ってきてもらっている。

 ところで、本命のチョコレートをたくさん貰った方はどうしているのだろう。

 自分が気になった女性にだけ返しているのか、それとも全員に返しているのか・・・。

 全員だったら大変な金額だろうし、一人だけに返したら「ケチ」だと思われるかもしれないし。

 もてる男は大変だと思うが、そういう思いを一度くらいは経験したかった。

 一度くらいはたくさんの本命チョコレートを貰ってみたかったなー・・・。

 そうだ、棺桶にチョコレートを入れてもらおう! って、それもちょっと違うしな~・・・。

 

近年のバレンタインデー。

 調査では、チョコレートを渡す予定がある女性は52%程度という事らしい。

 約半数は用意しないという事になるが、確かに以前よりチョコレート売り場が混雑していないように感じる。

 女子高生がチョコレートを渡す相手のほとんどが「友チョコ」という友達へ渡すチョコだそうです。

 未婚の女性は「マイチョコ」という、自分へのご褒美として用意する方が多いみたいだ。

 予算としては「本命チョコ」「マイチョコ」そして「義理チョコ」「友チョコ」の順で安くなっていく。

 ここで問題なのは、
 本命チョコに関してはお返しを貰うだけで嬉しいという事だが、義理チョコに関しては最低2倍くらいの金額のお返しが欲しいという調査結果が出ているらしいのだ。

 頼んでもいないのに義理チョコを寄こしておいて、お返しは2倍だなんてどういうこと?

 さすがにそれは虫が良すぎるだろうと思うのは爺だけだろうか。

 世の男性諸君はこの辺を踏まえてお返ししなければ「ケチ」だと思われるらしいので十分に注意して下さい。

 もしかすれば爺も「ケチ」だと思われていたのか?

 今さらどうしようもないことだが。

終わりに。

 今回は爺には似合わないバレンタインデーについての記事でした。

 皆さんのバレンタインデーの思い出も聞いてみたいし、特に爺と同じ年代の方の思い出話を聞いてみたですね。

 今でもモテるモテないは当然あると思うし、チョコレートを貰える人も貰えない人もいるだろう。

 爺のよう「関係ないや」という素振りをしながらどこか期待している方もいると思うが、「たとえ貰えなくても人生それが全てではない!」と言いたい。

 と強がってはいるが、やっぱり本命チョコを貰ってみたいというのが本当のところだ。

 この広い日本ですから、バレンタインデーが縁で結婚される方も絶対にいると思うし、そうなる方が増えるのは大変めでたいことです。

 しかし、ここである方の言葉を送ります。

 「結婚した当初は可愛くて食べてしまいたいと思ったものだが、今思えばその時に食べておけばよかった。」

 こんな事を言っては怒られそうですが、いつかそう思う時がきっと来るはず?

 次回はキャンプ用品の紹介を再開します。

 それではまた。

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