
今年ももう少しでバレンタインデーがやってきます。
タイトルにもありますが、皆さんは「義理チョコ、欲しいで?それとも要らない?」
爺の場合は「義理チョコだったら要らない!」です。
このように書くと「せっかくあげるって言ってるのに、ふざけるな!」と、女性から嫌われるかもしれませんね。
でも、女性だって義理チョコを買う手間が減って良いとおもうのですが。
今回は、そんなバレンタインデーについてのお話です。
爺のバレンタインデー
バレンタインデーがどうのこうのと周りのみんなが騒ぎ出したのは、爺が中学校くらいの時だったように記憶しています。
小学校の時はちょっと耳にした程度だと記憶していたので、爺の田舎にバレンタインデーが広まったのは約50年ほど前ということになります。
モテる男性陣にとっては待ちに待った日だったと思いますが、全然モテなかった爺にとっては関係ない話、というか、悔しい素振りを見せないようにしていました。
一見すれば、「俺には関係ない」という素振りを見せながらも、爺だって一応男なので少なからず期待はしていました。
「もしかして机の中に入っていないか」と何気なく手で探ってみたり、「下駄箱の中に入っていないだろうか」と期待したり。
しかし、洗った事も無いような、臭そうな靴が入っているところなんかに、チョコが入っているわけがありません。
このような経験をしているのは爺だけではないと思いますが、もし爺だけだとしたら、ただ単に恥をさらしているようなものです。
それでも爺には心強い味方というかなんというか、周りがモテない友達ばっかりだったので、その辺は気持ち的に楽でした。
というか、傷をなめ合っていただけですが。
高校は、ほぼ男子校のようなものだったので、貰えなくて当然という思いがあったのでもっと気が楽でした。
還暦を過ぎた今はもっと楽ですが。
皆さんのバレンタインデーはどんな感じでしたか?
特に爺と同じ年代のシニアさんはどうでした?
そして今はどんなバレンタインデーを過ごしていますか?
しかし、「モテない男を悩ませるバレンタインデーとは一体何なんだろう」と言う事で、今回はバレンタインデーについて感が手見たいと思います。
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バレンタインデーとは
バレンタインデーの由来には諸説あるみたいですが、その中でも3世紀頃のローマ帝国時代が起源だとする説が有力みたいです。
時の皇帝クラウディウス2世は、強兵策として兵士たちの結婚を禁止していました。
しかし、バレンタイン司教という方が、この強兵策に反対したため、皇帝の逆鱗に触れて処刑されたらしく、こが2月14日だったそうです。
この日を「聖バレンタイン」として敬われるようになり、ローマカトリック教会では祭日としたらしいです。
当初は司祭の死を悼む行事でした。
しかし、温かくなってくるこの時期は、好きな人に告白するには持って来いの季節であることから、次第にプロポーズの贈り物をする日になり、それが14世紀頃からということです。

各国のバレンタインデー
バレンタインデーは、国によって贈り物が違うみたいですので、それぞれどんな贈り物をしているのか見てみましょう。
日 本
日本でバレンタインデーが知られるようになったのは1950年代で、デパートでバレンタインセールが行われたのが最初だと言われているらしい。
その後、菓子メーカーがバレンタインデーとチョコレートの組み合わせを広めていき、1960~1970年代から女性が好きな男性にチョコレートを贈る日本独特の文化が定着したらしい。
日本はこのような商業主義的な戦略が得意ですね。
というか、踊らされるのが得意というか。
イギリス
イギリスのバレンタインデーは、男性から女性へ愛の告白を行う日とされていて、カップル同士でカードやチョコレートを贈りあうみたいです。
チョコレートはバレンタインデーには欠かせないものとなっており、それを日本でも取り入れたのではないかと言われています。
アメリカ
アメリカのバレンタインデーは、男性から女性へ愛と感謝を伝える日であり、お互いの愛を確かめ合う日でもあるそうです。
男性がハート形のバルーンなどを飾り付けるのが定番みたいです。

イタリア
バレンタイン発祥の地であるイタリアでは、男性から女性へプレゼントするのが一般的で、一番人気は赤いバラだそうです。
バレンタイン司教が眠るサン・ヴァレンティーノ教会には、バレンタインデーの時期には世界各国からカップルが集まることで有名らしいです。
フランス
フランスでは、イタリアと同じように男性から女性へ赤いバラの花束や香水を贈るのが一般的だそうです。
バレンタインデーは恋人たちの祭りの日であり、夫婦やパートナーなどと映画を見たりディナーを楽しんだりして過ごすみたいです。
韓 国
韓国は日本と同じように、女性から男性へプレゼントを贈るみたいです。
バスケットにチョコレートやぬいぐるみを詰めてラッピングをして送るのが一般的みたいです。
また、男性がお返しをする3月14日のホワイトデーも日本と同じみたいです。
台 湾
台湾は、2月14日のバレンタインデーと、旧暦の7月7日のチャイニーズバレンタインデーの2回バレンタインデーがあるそうです。
恋人の日とされていて、男性から女性へプレゼントを贈るのが一般的で、カップルでディナーを楽しみながら過ごすそうです。

このように見て行くと、女性から男性へプレゼントを贈るのは日本と韓国だけみたいですね。
また、チョコレートを贈るのはイギリス、日本、韓国で、その他はバラの花束を贈ったり愛の告白をしたり、愛を確かめ合ったりというのが多いみたいです。
日本人は、バラなどの花を女性に贈るというのは、照れくさくて苦手な方が多いため、なかなか定着しないでしょうね。

義理チョコ欲しい? それとも要らない?
皆さんは義理チョコ、欲しい派ですか?それとも要らない派ですか?
冒頭にも書きましたが「爺は正直言うと要らない派」です。
あくまでも「義理チョコは」、ですが。
というのも、貰ったら返さなきゃならないので、それが面倒だからというのもあります。
それに、甘いものを食べない爺は、義理チョコを貰っても食べる事なく家に持ち帰り、甘いものに飢えたかみさんや子供たちにあげていた。
爺は甘いものより辛いほうがいいし、美味しい「お酒」や「塩辛」だったら喜んで貰うだろう。
いつの間にか我が家のバレンタインデーは、「爺が貰った義理チョコを子供たちが喜んで食べる日」になった。
その後は子供も大きくなり、爺は単身赴任で家を留守にすることが多くなったので、いつの間にかそういう事は無くなりましたが。
貰ったり返したりでお互いに面倒だからという事で、職場でも10年ほど前から義理チョコはやめようという事になり、それ以来全くチョコレートというものに縁がなくなった。
本命のチョコレートを貰えるのであれば、喜んでホワイトデーのお返しも探すのですが、とうとう本命のチョコレートを貰えないまま人生を終えそうですね。
「かみさんから貰ったことがあるだろう」とお思いでしょうが、お互い面倒だからという事で、バレンタインデーは特に何もしたことがありません。
仮に今かみさんから貰ったとしたら、「何かあったのか?」とびっくりしてしまうだろう。
そして仮にこの歳で奇麗な女性から本命のチョコレートを貰ったら、かみさんの小言ですら子守唄に聞こえるだろうし、そもそも当たって倒れてしまうかもしれませんね。
などと妄想しても今さら無駄ですが。
ホワイトデー
1カ月後の3月14日はホワイトデーがやってきますが、これが困った問題です。
これもどうせお菓子メーカーか何かが、商業的な考えからお返しをするという習慣を植え付けたのだろう、多分ですが。
いくら「義理チョコ」だと言っても、お返ししなければならないのが面倒だ。
見た目が安っぽいものを返して「ケチ」だと思われるのも嫌だし、奮発して高いのを返して変に気があるように思われたりするのも嫌だし・・・、とにかく面倒だ。
なので、安くて見た目が良いやつを探すのでだが、それを探すのだがなかなか見つからないので、いつもかみさんにお願いして買ってきてもらっている。
ところで、本命のチョコレートをたくさん貰った方はどうしているのだろう。
自分が気になった女性にだけ返しているのか、それとも全員に返しているのか・・・。
全員だったら大変な金額だろうし、一人だけに返したら「ケチ」だと思われるかもしれないし。
モテる男はそれなりに大変だと思いますが、そういう思いを一度くらいは経験したかったなー・・・。

近年のバレンタインデー
調査では、チョコレートを渡す予定がある女性は52%程度という事みたいです。
約半数は用意しないという事になりますが、確かに以前よりチョコレート売り場が混雑していないように感じるのは、爺だけではないと思います。
「女子高生」がチョコレートを渡す相手は、ほとんどが友達で、それを「友チョコ」と言うそうです。
「未婚の女性」は「マイチョコ」という、自分へのご褒美として用意する方が多いみたいです。
予算としては「本命チョコ」「マイチョコ」そして「義理チョコ」「友チョコ」の順で安くなっていくそうです。
ここで問題なのは、
「本命チョコ」に関してはお返しを貰うだけで嬉しいという事ですが、「義理チョコ」に関しては最低2倍くらいの金額のお返しが欲しいという調査結果が出ているらしいのだ。
頼んでもいないのに勝手に義理チョコを寄こしておいて、お返しは2倍だなんてどういうこと?
「送り付け詐欺」という犯罪が以前横行しましたが、「さすがにそれは虫が良すぎるだろ」うと思うのは爺だけではないはずです。
世の男性諸君はこの辺を踏まえてお返ししなければ「ケチ」だと思われるらしいので十分に注意して下さい。
もしかすれば爺も「ケチ」だと思われていたのか?
今さらどうしようもないことですが。

終わりに
今回は爺には似合わないバレンタインデーについてのお話しでした。
皆さんのバレンタインデーの思い出も聞いてみたいし、特に爺と同じ年代の方の思い出話を聞いてみたですね。
今でも「モテ」る「モテない」は当然あると思いますし、チョコレートを貰える人も貰えない人もいるのでしょう。
また、爺のように「関係ないや」という素振りをしながらどこか期待している方もいると思いますが、「たとえ貰えなくても人生それが全てではない!」と言いたいです。
などと強がっていますが、やっぱり本命チョコを貰ってみたいというのが本当のところですが。
この広い日本ですから、バレンタインデーが縁で結婚される方も絶対にいると思うし、そうなる方が増えるのは大変めでたいことです。
しかし、ここである方の言葉を送ります。
「結婚した当初は、彼女の事を可愛くて食べてしまいたいと思ったものだが、今思えばその時に食べておけばよかった。」
こんな事を言っては怒られそうですが、いつかそう思う時がきっと来るはず?
それではまた。





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