初めてのスロージギング。最初のターゲットは根魚?それとも青物?

釣り
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 「スロージギングを始めてみたい。」という人にとって、最初に気になるのが 「最初は何を狙うのが良いの?根魚?それとも青物?」 ということじゃないでしょうか。

 狙う魚によって用意するジグも若干違ってきますし、釣り方も変わってきます。

 今日は、初心者さんが最初に狙うなら「根魚」か「青物」か、そのあたりをYobo爺の経験から話していきたいと思います。

最初のターゲットは根魚?青物?

 結論を言いますと、最初のターゲットのおすすめは根魚(底物も含む)です。

 「え、青物じゃないの?」と思った人も当然いると思います。

 テレビや雑誌で見るスロージギングは、ブリやカンパチなどの青物を釣っているイメージが強いので、そう思うのも無理はないと思います。

 しかし、個人的な意見はあくまでも「根魚(底物)」狙いがおすすめです。

 その理由に関しては後で触れる事とし、根魚を狙うメリットや楽しさ、そして青物を狙うメリットと醍醐味について、それぞれの魅力や特徴についてご紹介していきます。

根魚釣りと青物つりの特徴

 それでは、根魚釣りと青物を狙う際の特徴などについてご紹介します。

根魚を狙うメリットと楽しさ

 根魚と呼ばれる魚たちは、海底付近の岩場や海底の起伏などに身を潜め、目の前のメタルジグに「ガツン!」と食いついてくるのが特徴です。

 ポイントは、海底及び海底からせいぜい10m位を狙うため、狙う棚に迷う事が無いというのも特徴です。

【根魚を狙うメリット】

●魚のいるのは底付近とわかっており、狙いやすい。
●カサゴやソイ等は群れていることも多く、数釣りも楽しめる。
●食べても美味しい魚が多い。
●釣れる魚種が豊富。
●大物も潜んでいる。

【注意点】

●根掛かりのリスクがある。(これは誰もが通る道です)
●根掛かりによるジグのロストを怖がり過ぎて魚が釣れない。

 根掛かりのリスクはありますが、この「底を取る」という感覚は、スロージギングにおいてものすごく大事なことです。

 「底を取る」感覚を体で覚える事で、根掛かりも徐々に減っていきますし、後々青物を狙う時にも絶対に役に立ちますので、あまり恐れること無く練習あるのみです。

青物を狙う醍醐味と難しさ

 青物は回遊魚ですので、群れで動きながらエサを追っている場合が多くなります。

 フッキングするととにかく走るのが特徴で、大きな青物が掛かった場合、一気にラインを引き出される迫力は、一度味わうと病みつきになります。

【青物を狙う醍醐味】

●50cm程度の青物でも強烈な引きを見せるため、最初は驚く。
●根魚と比べると、釣れる魚が大きい。
●常に大物が釣れる可能性が有る。

【難しさ】

●回遊待ちの要素が強く、魚がいないとどうにもならない。
●魚が掛かった際のファイトに慣れが必要。
●大物の場合、ロッドの破損などに注意が必要。

 根魚と比べて釣れる魚のサイズが大きく、引きも強烈なため、初心者の方が掛けた場合、ラインを切られたり、タックルを破損したりする危険性が有る。

 特に青物の場合は、いつ何処で大物が掛かるか分からないため、初心者の方にはその対応が難しい釣りでもあります。

なぜ初心者には根魚がおすすめなのか

 なぜ初心者の方には根魚がおすすめなのか、詳しくご紹介します。

スロージギングの基本動作を覚えられる

 スロージギングで一番大事なのは、「ジグを動かすこと」になります。

 ジグをゆっくりと跳ね上げて、フォールで食わせる。

 この動作を繰り返すことで、魚に「あれ、なんだろう?」と思わせて、口を使わせる事が自然と出来るようになります。

様々なアタリを体感できる

 青物の場合は、アタリがあってからすぐに猛烈なファイトが始まることが多いですが、根魚のアタリは本当に様々です。

 「ガンッ!」という明確なアタリもあれば、「グィッ」という竿先を抑え込むようなアタリなど、様々なアタリを身体で覚えることが出来る。

 そのため、「アタリ→フッキング」の一連の流れを、体感し練習できる。

底取りを身体で覚える事が出来る

 「底を取る」というスロージギングの基本を身体で覚える事が出来るようになります。

 潮流の早さによって「底取り」が難しい場合があり、潮流の状況などが毎回違う中で、自然と底を取る事が出来るようになっていきます。

 メタルジグ→ライン→ロッド、-そして手に伝わる様々な感覚を身体で覚える事で、根掛かりの回避や、魚のアタリなど、様々な情報を得ることが出来るようになります。

ライトなタックルで狙う事が可能

 大きな青物を狙うタックルに比べて、若干ライトなタックルで根魚を狙う事が出来ますので、身体への負担も少なくて済みます。

注意点

 スロージギングの特徴の一つとして、いつ何処で誰に大物が掛かるか分からないという点が挙げられます。

 いくら根魚を狙うと言っても、ジグのフォール中に青物が喰い付いたり、底付近で大きなブリが掛かったりする事は少なくありません。

 根魚だけを専門に狙うという事は不可能ですので、いつどんな魚が掛かってもいいように、常に気を抜くことなく釣りをする必要があります。

 そのために最低限、リールのドラグ調整やラインの結びの確認など、常に怠ること無く備えておく必要があります。

青物へのステップアップ

 根魚で釣果を重ねて「底取り」「ジグ操作」「やり取り」に慣れてきたら、いよいよ本格的に青物に挑戦する事になります。

 しかし、根魚そして青物というステップアップはあくまでも理想ですので、あまり大きくない青物の群れなどに当たった場合は、躊躇なく狙って構わないと思います。

 その辺は臨機応変に考えながら経験を積んでいって下さい。

まとめ

 今回は、スロージギング初心者が最初にターゲットにするべきは根魚か?それとも青物か?、についてでしたがいかがでしたか?

 あくまでも個人的な意見ですが、初心者の最初のターゲットは根魚がおすすめとなります。

 いろんな意見が有ると思いますが、「底を取る」「ジグを操作する」「アタリを取る」という、スロージギングの基本を学ぶためには、根魚が最適という結論になります。

 次回は、その根魚を釣るための基本的な釣り方や、タックルについてご紹介したいと思いますので、お楽しみに。

 それではまた!

 

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