フライフィッシング、爺の私見。フロータントとウエア、小物編。

釣り
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 フライフィッシングシリーズの第3弾は、「フロータントとウエア、小物編。」になります。

 だらだらと2回もフライフィッシングについてご紹介してが、いよいよ第3回で最終回になりますので、最後まで我慢して見てもらえれば幸いです。

 今回紹介するフロータントについては釣りをするうえで絶対に必要なものですし、ウエアや小物の中でも必要なものと必ずしも必要ではないものがありますので、あくまでも爺の私見として参考までに見て下さい。

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 それでは懲りずにご紹介して行きましょう。

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フロータント。

 フロータントとは、ドライフライを水面に浮かせるために必要となるものです。

 フロータントを付さないドライフライは直ぐに沈むようになり、フライが水を含んで素面に浮かせることが出来なくなり、釣りにならなくなります。

しかし、まれではありますが沈んだ時に反応して釣れたり、沈んで流れている時に釣れたりする時がありますが、基本は持続的に水面に浮くように、また水が染み込みにくくする必要がありますし、そのほうが圧倒的に効果がありますので、土江愛フライフィッシングには欠かせないアイテムです。

 フロータントにはジェル状、液体系、パウダー系などがあり、それぞれの使い方をご紹介します。

ジェル状フロータント。

 ジェル状のフロータントの使い方は、チューブやプラスチックのボトルに入ったジェルを指に取り、指に馴染ませたジェルをフライに塗り付けて使用するフロータントです。

 またジェル状の利点としては、指に馴染ませたジェルをテーパーリーダーやティペットに塗り、水面に浮かせることによってドラグが掛かりにくくなるというメリットもあります。

 爺が使っているのはTIEMCOから発売されている「ドライマジック」というフロータントで、気温が高い時でも溶けることは無く、非常に持続力も高いため、シーズンを通して使えるフロータントです。

 CDC(カモやアヒルの浮力が高い羽毛)を使用した毛鉤にも使えるという事ですが、CDCは後述するパウダー状のフロータントのほうが相性がいいので、爺はパラシュートフライやリーダー、ティペットに塗って使用しています。

液体系フロータント。

 液体系のフロータントの使い方としては、小瓶に入ったシリコン系の液体にフライを浸けて取り出し、余計な液体を吹いて飛ばしたり、フォルスキャストして乾かしたりして使うフロータントです。

 撥水材を含んでいるので水が染み込みにくく持続力があり、水面に高く浮くのが特徴です。

 使い方も簡単なため、非常に出番が多いフロータントです。

 爺の使い方は、フライに「ドライデイップ スーパー」という液体のフロータントを使い、リーダーなどにはジェル状のフロータントを使うというのが一番多いパターンかと思います。

パウダー系フロータント。

 パウダー系のフロータントの使い方は、プラスチックのボトルなどに入ったパウダー状のフロータントで、品名は「シマザキ ドライシェイク」と言い、フライをボトルに入れて振り、取り出して余分な粉を吹き飛ばして使うフロータントです。


 フライが非常に高く浮き視認性もアップしますが、爺の感想では他のフロータントに比べて若干持続力が弱いような気がします。

 しかし、ライズしている魚をCDCダン(CDCを使用したカゲロウの亜成虫を模したフライ)で狙う場合などには絶対に外せないフロータントです。

 「シマザキ ドライシェイク スプレー」というスプレー式のものや、「シマザキ ドライシェイク リキッド」という液体状のものもあります。

 爺はスプレー式のドライシェイクが使いやすく、出番も多いです

フライフィッシングの始め方。

ウエア。

 ウエアに関しては個人の好みが反映されるので、各自が自分の好きなものを選んで構わないと思いますが、爺が今まで釣りをしてきた経験から感じたことなどをご紹介して行きますので、参考にしてもらえれば幸いです。

フィッシングベスト。

 フィッシングベストは日本製や海外製のものなど、様々なメーカーから色んなベストが発売されていますが、フライフィッシング用又はルアーフィッシング用として発売されているベストをお勧めします。

 フライフィッシングはフライボックスやフロータントをはじめ、様々な小物などを収納しなければならないため、収納量が多いベストが必要ですし使いやすいです。

 様々な小物を分けて収納できるようポケットが多いのもフライフィッシング用のベストの特徴であり、釣り場でも迷うことなく必要なものを直ぐに取り出せて非常に便利です。

 爺の経験上大事な部分としては、ベストに様々なものを収納すると結構な重量になるため、その重量を分散できるように肩にパットが入っているベストが疲れなくていいと思います。

 ちなみに現在爺が使用しているベストは、30年ほど前に購入したDAIWAAlltmor(アルトモア)というメッシュのベストで、今は当然廃番となっているものですがまだまだ現役で使えています。


 以前はフライフィッシングを始めた時から使っていたOrvisスーパータックルパックというこれもまた廃番になっているベストを使用していたが、ボロボロになって使えなくなったので買い替えようかと考えていたが、しまっておいたAlltmor(アルトモア)を再び使ってみたら、メッシュのため暑い時期も快適でポケットもそれなりに容量があり、使いやすいので今でもそれを着用している。   

 フィッシングベストと言えばSimmsというメーカーの「ガイドベスト」というものが有名ですし、爺もいつかはと思っているのですが、値段が3万円を超えるものなのでいまだに手が出せないでいます。

 フライのベストは比較的高価なものが多いですが、色々調べてみると安価な商品でも十分な容量を持ったベストがありますし、カラーも様々ありますので、自分の好みに合わせて選んで下さい。

 フィッシングベストの代わりにバックを肩に斜め掛けしている方や、ルアーゲーム用のハーネスタイプのベストを着ている方もいたり、必ずしも必要と言う訳ではありませんので、各自で判断して下さい。

偏光グラス。

 偏光グラスとは、太陽光や水面のギラツキを抑える偏光レンズを備えたサングラスの一種です。

 釣りで使用する場合、水面での光の乱反射を抑えるとともに、水中部のコントラストを明確にしてくれるので、魚が泳いでいるのが見えたり、沈み石が確認できたりと、フライフィッシングには絶対に必要なアイテムです。

 また、偏光率が90%以上のものを偏光グラスと言い、出来れば99%に近いものを選んだほうが水中のコントラストがはっきりしていてお勧めです。

 そうなるとある程度値段も高くなりますが、長く使うものですし釣果にも影響するものなので、よく調べて購入する事をお勧めします。

 レンズの色もブラウン系やグレー系など様々あり、それぞれ見え方に特徴がありますしフレームもいろいろなデザインのものがあるので、自分の好みの色や形を選んで使用して下さい。 

 ちなみに爺はTIEMCO「サイトマスター」スーパーライトブラウンという色のレンズのものを10年ほど前から使用しています。

 水中の見え方は素晴らしいものがありますし、一日中掛けていても目が疲れないのでドライブの時にも使っていて、今では手放せないグラスです。

 偏光グラスが無いからと言って全く釣にならないという事はありませんが、釣果に影響が出ることは間違いないと爺は思います。

ウェーダー。

 ウェーダーとは、川に入っても濡れない胴付き長靴と言ったら分かりやすいでしょうか。

 河岸から釣りが可能であれば問題無いのですが、実際には川岸は木や笹などに覆われている事が多いため、ほぼ川に入って釣り上がることになります。

 その時にこのウェーダーが無いと、釣が出来ないと言っても過言ではない必需品です。

 真夏の渇水した水位が膝下くらいの川であればウエーダーが無くても何とか我慢しながら一日釣りが出来るかもしれませんが、膝上まで水位があると体が冷えて釣りにならないのではないでしょうか。

 ウェーダーの素材には、ネオプレン(クロロプレン)、ナイロン、ゴアテックスなどの防水透湿素材などがあり、水温が低い解禁当初はネオプレン、その他の時期はナイロンやゴアテックスなどが適しています。

 爺はシーズンを通して防水透湿素材のウェーダーを履いており、水温が低い時にはタイツ(ももひき)などを履いて冷えに対処していますし、夏場はこの透湿素材のおかげで快適に釣が出来ますのでこれ一択です。

 ウェーダーにはストッキングウェーダーと言ってウェーディングシューズを別に購入して履くものと、長靴が一体となったようなブーツフットウェーダーがありますが、最初は手軽なブーツフットタイプで問題無いと思いますし、爺も今までのウェーダーは全てブーツフットタイプです。

 ウェーダーには股下までのヒップウェーダー、腰までのウエストハイウェーダー、胸までのチェストハイウェーダーなどがありますが、股下くらいまでは立ち込みますので出来ればウエストハイ以上の長さのものが良いと思います。

 ちなみに爺はDAIWAスーパーブレスウェーダーネオのチェストハイを使用しています。
 防水透湿素材のものは若干価格が高くなってしまいますが、6月以降の暑い時期には快適で手放せません。

 河原が広くて川の中に入る必要も無い場所だけで釣りをするのであればウェーダーが無くても問題無いと思いますが、それ以外の場所でも釣りをしたいのであれば必需品です。

帽子。

 帽子に関してはハットでもキャップでも各自好きなもので構いませんが、つばが付いていたほうが太陽の光が直接目に当たらないので、水面や水中が見やすくていいと思います。

 ただ、黒い帽子は夏場以降は蜂が寄ってきやすいので、出来れば避けたほうが良いと思います。

ランディングネット。

 ランディングネットとは、釣れた魚をすくうための網(ネット)と思って下さい。

 一般的に渓流釣りで使用されているのは、木などで出来たフレーム(枠)と取っ手が付いていて、枠の部分にネットが付いていて、釣れた魚をそのネットですくうためのものです。

 大きさ的には、魚を取り込む枠の間口の長さが30cm程度あったほうが、魚が暴れても取り込みやすいと思います。

 値段は様々で、天然木などで出来た一点物は数万円するものもありますし、大量生産されたものは数千円で買えるものもあります。

 爺が使っているのは大量生産物で、たしか4千円くらいだったと思います。

 写真映えを考えるのであれば天然木の美しさにはかないませんが、安くても魚をすくうのには問題ありません。
 その辺は各自選択してください。

 小さな魚ばかり釣れるのであれば無くても問題無いと思いますが、大きな魚が掛かった際には取り込みが非常に楽になりますし、写真も撮りやすくなります。

レインウエア。

 レインウエアについては、下はウェーダーを履いていると仮定すれば、レインジャケットだけで大丈夫という事になります。

 大雨の時には釣りそのものを控えるべきだと思いますが、夏場の渇水している時などの小雨は、魚の活性を上げてくれる場合がありますので、薄っぺらなもので構いませんので持っていて損は無いと思います。

 本来は防水透湿素材が快適でいいのでしょうが、そうそう雨の日だけ釣りをするという事も無いと思いますので、ホームセンターなどで売っている安価なレインジャケットで問題無いと爺は思います。

 爺が持っているものはワークマンの2,000円ほどの安物ですが全く問題ありませんし、基本的に雨の日にはほとんど釣りはしませんので予備として持っているという事になります。

 とは言うものの、やはり薄くて防水透湿素材のものが快適ですし、肌寒い時などにも使用できますので予算に余裕がある方は検討してみても損は無いと思います。

その他小物類。

フライボックス。

 フライボックスとは、読んで字の如くフライを収納する箱の事です。

 数千円するものもありますが、とりあえず百均で売っている中に仕切りが付いている薄い透明な蓋つきのボックスでも何ら問題ありません。

 要はフライを種類ごとにある程度分けて収納できればいいので、何でも構わないと思います。

ラインカッター。

 ラインカッターとは、その通りラインをカットするものです。

 お勧めは爪切りのような形をしている、上下からラインを挟んで切るタイプが結び目のすぐ近くをカットするには使いやすくてお勧めです。

 また、フライにティペットを結ぶためのアイ(穴)があるのですが、そのアイの部分にティペットが入りにくい時があり、アイにニードルというものを通して入りやすくするのですが、そのニードルが一体となったカッターが特にお勧めです。 

 釣りに行って最後まで一度もフライを交換しないという事はあり得ませんので、カッターは必需品となります。

釣り用拡大鏡。

 釣り用の拡大鏡とは、フライを結ぶ際にフックのアイにティペットが通せない時とか、リーダーとティペットの結束の際によく見えない時とかに使用するものです。

 偏光グラスにクリップで取り付ける眼鏡タイプのものなどがありますが、爺はTIEMCOから発売されている「フリップ・フォーカル」というものを使っています。  

 この拡大鏡はキャップやハットのつばの部分に取り付けて使用するもので、使わない時はつばの裏側に折りたたんで収納出来るので邪魔にならずに便利です。

 偏光グラスにクリップで取り付けて使用するフリップタイプの拡大鏡や老眼鏡は、意外に重くて釣りをしている時に偏光グラスが落ちてくるので、しょっちゅうそれを直さなければならないのですが、フリップ・フォーカルはそれが無いのが嬉しいです。


 ジョイントワックスとは、ロッドを継ぎ足すフェルールが固着して抜けなくなるのを防ぐワックスです。

 これをフェルールの部分に塗ることにより固着を防止しますし、使い込んだロッドは徐々にフェルールが甘くなってくる事があるのですが、ワックスがその隙間を埋めてくれて釣りの最中にフェルールが抜けてくるのw防いでくれます。

 これも必需品ではありませんのが、特に継数が多いロッド使っている場合などは塗っておけば安心だと思います。

あとがき。

 フライフィッシング、爺の私見。第3弾は「フロータントとウエア、小物編。」を爺の視点と私見でご紹介という事でしたが、皆さんいかがでしたでしょう。

 この他にも様々な便利用品などがありますが、全てご紹介していては第何弾まで行くか分からないので、この辺までにしておきます。

 また、釣りをしていく中で自分が必要とするものが見えてくると思いますので、その都度考えながら揃えて行くのが良いのではないでしょうか。 

 渓流の禁漁期間は、新たにフライフィッシングを始める方にとっては準備期間でもありますし、すでに始めている方にとっては今シーズンの反省や来期に向けての改善点やなどを考える機会でもありますので、この期間を有意義にお過ごしください。

 今後は実際に釣りに行った際の記事や、新たに発見した便利用品、そしてフライフックやフライタイイング(毛鉤を自分で巻くこと)などに関してもご紹介して行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それではまた。

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