爺、キャッシュレス決済に挑戦してみたら超便利だった。

孫と日常
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 昨年、かみさんと一緒にキャッシュレス決済を始めた。
 「なんだ、いまさらそんな事か。」と思うかもしれませんが、と同じ高齢者の方々はアナログな方が多くキャッシュレス決済の導入になかなか踏み出せないでいる方や、はなから諦めている方が多いと聞く。
 友人と釣りに行っていた時に「キャッシュレス決済始めるのに難しそうで・・・。」という話も実際に聞いている。

 も当初はキャッシュレスなんて始めるつもりは無かったし、面倒な設定やら何やらありそうなので無理だろうと思っていた。
 しかし「マイナンバーカードを作ると2万円分のポイントを貰えるらしい。それをみすみす見逃す手はない。」という、目の前にニンジンをぶら下げられた馬のようなもので、2万ポイントに釣られて始めたようなものだ。
 「ちょっとお高いメタルジグも買える。」とか考えると、多少面倒でも頑張ってしまうのだ。
 釣りに行ってもさっぱり釣れないが、釣られるのは早いである。

 キャッシュレス決済を始めた爺の結論としては、

 シニアの皆さん、キャッシュレス決済は絶対に始めたほうが得です!

 という事です。
 
 支払いがスムーズで速い小銭が溜まらない、そして何と言ってもポイントが付くのが嬉しい。
 「ポイントってこんなに貯まるの?」ってくらい最初はびっくりした。
 なかには、本人の誕生月は20%還元なんてのもあるくらいで、最初は「これ間違ってないか?」などと驚きの連続であった。 
 今までこのポイントを捨ててきたようなものだと思うと、「もっと早くキャッシュレスやっていれば・・・。」と後悔したのを覚えている。
 1年間、普通通りの生活、普段通りの買い物をしたとして、キャッシュレス決済は現金決済と比べてどちらが得かなんて考える余地も無いくらいのポイントが付与される。

 ここからは今更ながらではあるが、と同じ高齢者の方々がキャッシュレス決済を始めるきっかけとなるよう後押しが出来ればと思いますますので、最後までご覧いただければと思います。

 なお、決済にはスマートフォンがあれば非常に便利と言いますか、現在はスマートフォン一つで決済可能なものがほとんどですので、まだお持ちでない方はこの際にスマホに変える事をお勧めします。
 「今さらスマホに変えても。」とか「そもそも面倒だし、難しくて使えない。」などの話を聞くことがありますが、ショップに行けば丁寧に教えてくれますし、YouTubeなどでもたくさんの動画で機種ごとの使い方や設定の仕方が出ていますので、それを観ながらやれば簡単に出来ます。
 アナログなもそうやって決済の設定などを行いましたので絶対に大丈夫です。

 それでは、あくまでもが知っている範囲内での説明ですが、キャッシュレス決済について紹介していきます。 

キャッシュレス決済の支払方法について。

キャッシュレス決済の支払方法は3通りの方法があります。

前払い方式。

 プリペイド式とも言われ、事前にカードやスマホの専用アプリに事前にチャージ(入金)しておくことで買い物が出来るものです。
 チャージしてある金額以上の支払いは基本的に出来ませんが、使い過ぎを防ぐという効果もあります。
 今はクレジットカードと紐付けて、わざわざ事前にチャージしなくても出来るものもありますが、使い過ぎには注意が必要です。
 支払い方は専用の機械にかざすだけですので、非常に簡単です。
 代表的なものは、交通系ではSuicaPASMO、流通系ではWAONnanaco楽天Edyなどがあります。

即時払い方式。

 デビット式とも言われ、銀行などで発行するデビットカードと紐付けて決済するタイプで、買い物をすると直ぐに利用した金額がリアルタイムで銀行口座から引き落とされる方式です。
 また、休日や夜間の場合は翌営業日に引き落とされますのでご注意ください。
 代表的なものとしては、楽天銀行が運営する楽天銀行デビットカードNTTdocomoが運営するiDなどがあります。

後払い方式。

 銀行口座と紐付けたクレジットカードで支払いを行うもので、後日(翌月、翌々月など)請求されるタイプの決済方法です。
 使い過ぎに注意が必要ですが、電気代、ガス代などの支払いにも使えてたり、クレジットカード会社によって様々なサービスも受けられるというメリットもあります。

 ちなみにが主に利用しているのもこの方式です。
 

キャッシュレス決済の始め方。

キャッシュレス決済の種類と特徴について。

 キャッシュレス決済の種類は主に、クレジットカードデビットカード電子マネーQR/バーコード決済スマホ決済などが挙げられ、それぞれの特徴などを紹介します。

クレジットカード。

 先にも述べましたが、クレジットカード現在最も利用されている決済で、コンビニやデパートはもちろん、電気代・ガス代なのどの公共料金の支払いや、自治体によっては国民年金や国民健康保険料の納付にも利用できるらしい。
 利用額に応じてポイントが付与され、国際ブランドのカードであれば海外でも利用できます。
 利用したお金は後日(翌月、翌々月など)紐付けてある口座から引き落とされます。
 なお、クレジットカードを作るには審査を受けないとなりませんし、原則18歳以上でないとカードを作れないみたいです。
 現在ではApplePayのようにスマホにクレジットカードを登録しておくことにより、支払いの際にスマホを専用の機械にかざして支払が完了するものもあります。

デビットカード。

 デビットカードは、クレジットカードと同様にキャッシュレス決済が可能なカードです。
 お金は利用したと同時に口座から引き落とされますが、銀行が休みの日などは翌営業日に引き落とされますのでご注意を。
 口座に入っているお金以上の買い物は出来ないので、お金の使い過ぎを防ぐことが出来ますし、カードを作る際の審査が不要です。

電子マネー。

 電子マネーSuicananacoなどのカードに事前にお金をチャージ(入金)しておき、支払いの際に専用の機械にカードをかざすだけで買い物が出来るものです。
 現在はスマホにそれらのカードのアプリを入れ、支払いの際にはスマホをその機械にかざして買い物出来るようになってきています。
 交通系のSuicaなどは、各種交通機関の利用や定期券としても利用可能で、利用の幅が広くて便利です。

QRコード/バーコード決済。

 QRコード/バーコード決済は、スマホ決済のひとつです。
 あらかじめスマホに決済アプリをインストールしておき、支払いの際にアプリを開いてQRコードやバーコードを読み取ってもらったり、店側が掲示するコードをスマホで読み取ったりして支払いを行うものです。
 お金は、決済アプリに事前にチャージしておいたお金や、設定しておいたクレジットカード、銀行口座などから支払われる仕組みです。
 代表的なものは、PayPay楽天ペイLINE Payなどがあります。

スマートフォン決済。

 スマートフォン決済は、クレジットカードや電子マネーをあらかじめスマホに登録しておき、支払いの際にそのアプリを開き、専用に機械にかざすだけで完了する決済方法です。
 代表的なものは、Apple pay(QUICPayやiDなど)やGoogle Payなどがあります。

爺が持っているクレジットカード。

楽天カード。

 楽天カードは、言わずと知れた楽天が発行しているクレジットカードで、年会費永年無料で利用できます。
 は主に楽天市場の買い物楽天ペイの支払いに使用しています。
 楽天市場での買い物の支払い方法に楽天カードを設定し、支払うことでさらにポイントがたまる仕組みです。
 楽天カードの支払元には楽天銀行を紐付けて使用していおり、それによってよりポイントがより貯まりやすくなります。
 その他には、楽天ペイ楽天カードを紐付け、楽天ペイにチャージすることでポイント貰え、さらに楽天ペイで買い物をすることでまたポイントが貰えます。
 ApplePay楽天カードを登録して使っていますが、爺の楽天カードはJCBなので、その場合はQUICPayとなるようです。
 楽天カードの使用方法としては、カード本体を出して支払する事はほとんど無く、楽天ペイなどと紐付けて使用しています。
 楽天経済圏という言葉があるくらいで、様々なサービスを楽天グループに統一することにより、ざくざくとポイントが貯まり、そのポイントを利用して買い物の支払いなどに利用している方も多いのではないでしょうか。 

dカードゴールド。

 dカードゴールドは、NTTdocomoが発行しているクレジットカードです。
 かみさんがdカードゴールドを使用していますので、はその家族カードを作って使用しています。
 主な使い方としては、d払いでの支払いにdカードゴールドを紐付けて使用しています。
 また、ApplePayに登録して使用していますが、その場合はiDとなるようです。
 dカードとdカードゴールドがありますが、docomoユーザーの方であればdカードゴールドのほうが絶対おすすめです。
 年会費は有料となりますが、何もしなくても年会費以上のポイントが付与されますし、そのポイントで携帯の料金の支払いにも使えるので非常に便利です。 
 これも楽天カードと同様に、カード本体を出して使用することはほとんどありません。

 以上、2種類のクレジットカードを使い分けていますが、どちらのカードも使い方次第で非常に多くのポイントを貯める事が出来ますので、これから作る方にはお勧めのカードだと思います。

キャッシュレス決済の教本。

爺が利用しているキャッシュレス決済。

 ここでは爺が利用しているキャッシュレス決済について紹介していきます。

Apple Pay

 Apple Payとは、iPhoneやApple watchにクレジットカードや電子マネーを事前に登録しておいて、支払い時にそのアプリを起動させておいたスマートフォンを専用の機械にかざすだけで支払いが完了するものです。
 Apple Payに、クレジットカードと紐付けしたQUICPayiDを設定して利用しています。
 QUICPay楽天カードiDdカードゴールドがそれぞれ紐付いています。
 支払時には「クイックペイで。」とか「アイディーで。」と店員さんに告げて、スマホをかざして支払います。
 Apple Payとは、スマホ内にいろんなカードや電子マネーなどを入れておく財布のようなものだと思ってもらえれば分かりやすいと思います。
 の場合、ApplePayを開くとQUICPayiDの2種類のカードが表示され、使用するカードをタップして表示させ、専用の機械にかざして支払を行っています。

d払い。 

 d払いdカードゴールドというクレジットカードと紐付いています。
 dカードゴールドはNTTdocomoが運営しているカードで、docomoユーザーにとってはとてもメリットが大きいカードです。
 かみさんがdカードゴールド、爺はかみさんのdカードゴールドの家族カードを使用しています。
 お金の出どころはdカードゴールドに紐付けてある口座からになります。
 注意しないといけないのは、家族カードで買い物をした場合でもかみさんのスマホに通知が行くので、後で小言を言われるような品物はは買えません。
 支払いの際は、d払いのアプリを開いて支払いのボタンをタップし「d払いで。」と店員さんに告げて、コード読み取ってもらうか、もしくはお店が提示するコードを自分で読み取り、店員さんに確認してもらって支払いを行います。
 また、貯まったdポイントでの支払いも可能です。
 ポイント還元率は非常に高く、docomoユーザーには必須の決済方法だとは思います。

楽天ペイ

 楽天ペイとは、スマホに楽天ペイアプリをインストールして使用します。
 楽天カード楽天銀行口座を紐付け、事前に楽天ペイアプリにお金をチャージして使用できますし、楽天カードからの支払いに設定しておけば、チャージ不要で買い物が可能です。
 ただしコンビニで楽天ペイで支払する場合、1回の利用上限額も1日の利用上限額の合計も4,000円となっていますのでご注意ください。
 支払い方はd払いと同じで、楽天ペイアプリを開いて「楽天ペイで。」と告げて店員さんにコードを読み取ってもらうか、お店で提示するコードをスマホで読み取って、店員さんに確認してもらうだけです。
 同様に、貯まった楽天ポイントでの支払いも可能となっています。
 爺はコンビニでの少額な買い物の際に利用しています。

 以上がが利用している決済方法です。

 その他には楽天edyも登録していますが、現在は使用していません。
 また、バーコード/QRコード払いで一番利用されているPayPayも検討してみましたが、様々な支払方法を利用すると、結局ポイントが分散されてしまうので、爺は使っていません。
 様々な決済サービスがあり、様々なポイントが貯まりますが、基本的に様々な決済サービス間でのポイントのやり取りは出来ませんので、あまり分散させないほうが効率がいいと思います。

 利用している決済方法から分かるように、の場合はdポイントと楽天ポイントの2種類のポイントが貯まる決済方法に絞って利用しているという事になります。
 支払金額を管理する上でも利用する決済方法はあまり多くしすぎないほうが良いとは考えます。

いざ、決済!

 が実際に初めて利用した決済方法は、コンビニの楽天ペイでの支払いだった。

 シニアの方々が踏み出せないのは、この支払いが本当に大丈夫なのか心配な方が多いのではないでしょうか。
 「設定が間違っていないか、本当にこのアプリで大丈夫か」などなど、爺も不安で仕方なかった。

 買ったものはたしか昼食用のおにぎりとカップ麺、そしてペットボトルのお茶だったと思う。
 商品をかごに入れレジ前に並んで待つ間、初めてのキャッシュレス決済という事もあり、「ドキドキ」しながら待っていた記憶がある。

 そしていよいよ爺の出番が。
 しかし後ろを見るといつの間にかお客さんが二人待っているではないか。
 「さっきまで誰も居なかったのに・・・、何かトラブルでもあれば チッ なんて舌打ちされないだろうか。」
 どっかのCMで見たような気が・・・。 などとついつい考えてしまい、緊張はマックスへ。

 店員さんが商品のバーコーを読み込んでいる間に楽天ペイをタップするが、マスクをしているためかなかなか開かなくて焦る。
 やっと開いたと思ったら、ほぼ同時に店員さんが「〇〇〇円になります。」
 焦るは上ずった声で「楽天ペイで。」
 「ハイ。」店員さんが読み取りの機械をかざして「ピッ。」
 「ありがとうございます。」
 何と何と、にも出来たではないか。

 初めてのキャッシュレス決済デビューはこのようにあっけなく終了。

 その後、d払いApplePayでの支払いも行ってみたが、どれも「簡単に支払い出来るし、ポイントもたくさん貯まるが、小銭だけは溜まらない。」という、には持って来いの支払い方法である。

 皆さん、「何事も始めるのに遅いという事はない。」ですが、「始めるのは早いに越した事はない。」というのがキャッシュレス決済ですので、是非皆さんも利用してみて下さい。

キャッシュレスを始めるためのおすすめ本。

 

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