爺のキャンプ用品シリーズの第11弾は、以前から気になっていたプリムスのライテック トレックケトル&パンを購入したので、それについてのご紹介と、実際に調理してみましたのでその使い勝手についてもご報告します。
以前からソロ用の深型で、内側に加工がされてあるクッカーを使ってみたかったのですが、休日にスポーツ用品店のアウトドアコーナーを見ていたら、プリムスやコールマンなどのクッカーが、何と40%OFFで売られているではないですか。
ネットでは40%OFFの2,800円程度で売られているのですがなかなか手を出せずにいました。
しかし、いざ現物を見てしまった爺は平常心でいられなかったのは言うまでもありませんし、すでに買う気満々です。
しかし、先日IwataniのアウトドアブランドであるForeWindsのコンパクトキャンプストーブを購入したばかりで小遣いも減って・・・。
結果、気持ちを抑えられず、ついに購入決断。
レジに行き、一昨年から始めたキャッシュレス決済で「ピッ!」、支払い完了。
しかし今回は爺の趣味などの支払いに利用している楽天ペイではなく、家の食費代とかを支払うためのd払いを使って買ってみました。
バレれば小言の嵐ですが、バレなければこっちのもの、一か八かの勝負に出てみました。
買い物をすればかみさんの携帯にも支払いの確認メールが届いているはずですが、いまのところ何の反応も無いので、このまま過ぎ去る事を祈るばかりです。
それではさっそくご紹介して行きましょう。
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ライテック トレックケトル&パンの紹介
それではご紹介して行きます。
これが今回購入したプリムスのライテック トレックケトル&パンのパッケージになります。
開封するとクッカー本体と収納袋が入っています。
クッカーの中に250gのOD缶と小さな住ストーブ本体がスタッキング出来るという事なので、確認してみます。
実際に調理してみた
クッカーの内側がくっつきにくいように加工されたクッカーなので、その実力をチェックしてみたいと思います。
使用するストーブは先日購入したForeWindsのコンパクトキャンプストーブを使用します。
今後の事を考えると、クッカーに収納出来るフェムトストーブを使ったほうがいいと思いましたが、買ったばかりのストーブを使い慣れておきたいと思いそうしました。
目玉焼きを作ってみる
先ずはフライパン(蓋)に食用油をひいて卵を落とします。
火力は弱めに設定です。
クッカーを逆さにして蓋の代わりに使います。
間もなく中から焼けている音がしてきます。
たまに焼き具合を確認します。
黄身が半熟な美味しそうな目玉焼きが出来ました。
焼き上がった状態の写真を撮り忘れました。
出来た目玉焼きはシェラカップへ。
フライパンにはほんの少しだけ焦げ付いた跡がありますが、指でこすっただけで取れました。
いつも使っているスノーピークのアルミパーソナルクッカーでは、ここまで上手く目玉焼きが焼けたことはありませんし、焦げ付きもこんなものじゃありません。
ご飯を炊いてみる
次はご飯を炊いてみます。
吹きこぼれて床を汚さないように焚火シートを敷いています。
米の量は0.5合にしました。
このクッカーには残念ながら水量などを計る目盛りが付いていませんが、目盛りが付いているシェラカップがありますので、それで水量を確認しています。
30分ほど水に浸けておいてから火にかけます。
火力はクッカーも小さいので弱火にしました。
焼いた目玉焼きを入れたシェラカップを蓋の上に置いて温めながら炊きます。
炊いている時は蓋を開けてはならん!と言われていますが、爺は開けて焚き具合を確認しながら行っていますし、そのほうが間違いないと感じます。
炊き上がったら火を止めて10分ほど蒸らします。
炊き上がったばかりの写真を撮り忘れましたが、良い感じで炊き上がりました。
炊き上がったご飯をシェラカップに移します。
いい感じでおこげも付いています。
クッカーの中は全く焦げ付きも無く、奇麗に食べ切ることが出来ます。
アルミパーソナルクッカーだと、スプーンなどでガリガリしないとくっついて離れないのですが、加工されているとこうも奇麗に炊けるのかと少々驚きです。
焦げ付きも米も全く付いてないので残飯も出ませんし、ウエットティッシュで拭き取るだけで大丈夫そうです。
キャンプには持って来いですね。
インスタントラーメンを作ってみる
最後にインスタントラーメンを作ってみます。
今回は家にあったチャルメラです。
シェラカップで水の量を計りながらクッカーに入れて沸騰させます。
沸騰したら麺を入れますが、そのままではクッカーに入らないので、袋の中で麺を割ってからクッカーに入れます。
火力は最大ですとあまりに強すぎますので、中火より若干弱いくらいで十分でした。
美味しそうなインスタントラーメンが出来上がりました。
これに付属の調味料を入れて食べます。
実食
今回は目玉焼き、ご飯、インスタントラーメンという、ソロキャンプでも爺がよく食べる昼食のメニューを作ってみました。
初めて使用するクッカーでしたが、我ながら上手く作れたと思いますし、美味しく食べることが出来ました。
使ってみた感想
プリムスのライテック トレックケトル&パンを使ってみた感想としては、焦げ付きは全くありませんし、持ち手も熱くならず使い勝手としては申し分ないと思います。
今回はこのライテック トレックケトル&パンだけで調理したため、ご飯を炊いて蒸らしているあいだは何も出来ませんでしたが、その間にアルミパーソナルクッカーでラーメンを作れば時短になるし、ご飯が温かいまま昼飯も食べられたでしょう。
可能であればプリムスのイージークック・ミニキットかイージークック・ソロセットSを購入すれば、ライテック トレックケトル&パンにスタッキング出来るので、荷物も減らせるし非常に便利だと思いますし、キャンプ飯のバラエティーも格段に増えることと思います。
おわりに
今回はプリムスのライテック トレックケトル&パンの紹介と、実際に調理に使用した感想などについてのご紹介でしたが、いかがでしたか。
以前から気になっていたとはいえ、実物を改めて見て衝動買いのような感じで購入したクッカーでしたが、やはり間違いないクッカーでした。
今まではアルミパーソナルクッカーを主に使用していたが、これからはこのクッカーの出番も増えるだろうと思う。
使ってみて思ったのは、このクッカーにはコンパクトキャンプストーブの火力が強すぎますし、使い勝手としてはプリムスのフェムトストーブのほうが相性が良いという事です。
スタッキングも可能ですし、火力もちょうどいいと思います。
前回の記事で「ガスストーブの実際の火力」を比べてみて思ったことは、いくら数値上の火力(出力)が大きくてもそれだけではダメだという事です。
クッカーとの相性も良くなければ効率の良い調理は出来ないと改めて思った次第です。
前回、そして今回の記事を読んで、クッカーとストーブの相性を考えてみることをお勧めしますし、これからキャンプを始めようと思っている方、これからいろいろ揃えようと思っている方には、この記事を読んで参考にしていただければ幸いです。
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