爺のお勧めのキャンプ用品。クッカー編。

キャンプ&トレッキング
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 爺のお勧めのキャンプ用品の第3弾はクッカーについて、初心者やこれからキャンプを始めてみたい方向けにご紹介していきたいと思います。

 自宅の庭やデイキャンプに行っても、バーナーだけだと調理出来ませんので、爺が持っているクッカーや使ったことがあるクッカーの使い勝手や、興味があるクッカーなどをご紹介して行きます。

 今回のクッカーの紹介で、とりあえずキャンプ飯をつくための最低限のギアが揃う事になりますので、この記事を参考にいろいろ検討してみる事をお勧めします。

 また、紹介するものは主にソロキャンプやせいぜい3~4人で行うためのギアになりますが、この記事を読んで来たるキャンプシーズンに向けての参考にして下されば幸いです。

 キャンプブームも去った今、高価だったア様々なアイテムの価格も下がりキャンプ場も空いている事から、初心者がキャンプを始めるには最適だと思います。

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  ・ランタン編
  ・シュラフ、マット&コット編

 毎回の事ですが、あくまでも爺の私見になりますのでご了承下さい。 

 それではご紹介して行きます。

クッカー。

 クッカーは様々な材質や大きさ、形などがあり、それぞれに特徴がありますのでそれぞれの特徴などをご紹介して行きたいと思います。

 ダッチオーブンなど鋳鉄製で出来たものもありますが、申し訳ありませんが今回は割愛させていただきます。

 クッカーはある意味バーナー以上に調理に影響を与えますので、どのような特徴などがあるかこの記事を読んで参考にして下さい。

材質によるクッカーの違い。

 キャンプで使用するクッカーの主な材質としては、アルミ、ステンレス、チタンなどが一般的によく使われていますが、それぞれに特徴がありますのでご紹介して行きます。

 先ず材質の違いによる特徴を比較してみました。

比較項目アルミステンレスチタン
価格(安価)×
耐久性×
重量(軽さ)×
熱伝導性××
保温性×
焦げ付きにくさ××
耐食性×

 以上になりますが、あくまでもこれらの材質を比較したもので、×となっているから全く使えないと言うものではなく、それぞれの材質の違いによる得手不得手だと思って下さい。

 比較項目の中で皆さんが注目するポイントも違うと思いますが、ソロキャンプ、特にバックパッカーの皆さんは重量や耐久性が気になるでしょうし、爺のようにお小遣いが少ない方は価格が気になると思いますので、皆さんが購入する際の参考にして下さい。

形状による違い。

 クッカーには浅型、深型や丸形や角形など様々な形状がありますので、それぞれの特徴を紹介します。

 深型と浅型の特徴。

 深型と浅型のメリット、デメリットを比較したのがこちらです。

タイプメリットデメリット
深型クッカー・OD缶やバーナーをスタッキング出来る。・間口が狭いので調理しにくい。
・スリムなのでゴトクが小さなバーナーを使用できる。・かき混ぜにくいので食材に火が通りにくい。
・スリムな形状のためお湯を注ぎやすい。 
浅型クッカー・間口が大きいので調理しやすい。・お湯が注ぎにくい。
・作った料理を器に移さずそのまま食べられる。・そのままだと食べにくい。
・かき混ぜやすく食材に満遍なく火を通しやすい。 

 以上になりますが、深型は販売しているのも比較的小さなものが多く、ソロキャンパーやバックパッカーに向けた商品が各メーカーから発売されてします。

 二人くらいまでなら何とかなると思いますが、それでも開口が狭いので調理はしにくいと思います。

 浅型は開口が広いので調理がしやすいし、器を使用しないで食べられるので楽です。

 また、サイズも小さいものから大きいものまであるので、人数に合わせて選ぶことが可能です。

 完全にソロでしか使用しないのであれば小さな深型でもいいと思いますが、ソロだったり2~3人の調理を考えるのであれば浅型のクッカーが向いていると思います。

 その他には、丸形と四角のクッカーに分けられます。

 丸形は一般によく見る形のものですが。あまり普段見る事のない四角のクッカーもありますが、この辺は自分の好みで選んで問題無いと思います。

 ちなみに爺は四角いクッカーは使ったことがありませんが、インスタントラーメンを作るには便利な形で、麺を割らずにクッカーに入れる事が出来ます。

アルミ製のクッカー。

アルミ製のクッカーの特徴。

 先ずはアルミニウムのクッカーを紹介します。

 アルミのクッカーのメリットとしては、他の材質に比べて価格が安い、そして熱伝導率が高いという事です。

 爺が使っているクッカーは全てアルミのもので、他の材質のクッカーより若干ですが焦げ付きにくいし重量もチタンの次に軽いので、非常に気に入っています。

 アルミは焦げ付きにくいと紹介しましたが、それは他の材質と比べてそうだという事で、アルミの無垢素材のものはどうしても焦げ付きます。

 それをいくらか解消したアルミの表面に焦げ付きにくいようコーティングしてあるものもありますが、アルミといえど若干価格は高目になりますし、使っているうちにコーティングが剥がれてくる場合もありますので注意が必要です。

 デメリットとしては、耐久性が弱く使っているうちにあちこち凹みが出来てきます。
 また、熱伝導に優れているため、逆に作った料理が冷めやすいので煮物系の料理は苦手と言われていますが、温め直しながら食べれば問題ありません。

 アルミの良さとしては、比較的安価なため一種の消耗品と考えてガンガン使えるというのが一番だと思います。

 多少の凹みや傷、そして煤により黒くなったクッカーは、今まで使ってきた証であり、良い味が出てきた証拠だと思って使い込んでください。

 と言っても、普通に使っていればそうそう簡単に壊れるものじゃありませんし、2~3年で壊れる事は絶対にありませんので、安心して使って下さい。

爺が使っているアルミクッカーの紹介。

 爺が使っているクッカーをご紹介して行きます。

 写真は爺が使っている全てのクッカーになります。

 最初はスノーピーク「アルミパーソナルクッカー」の紹介です。

 一つ目の写真の左がスノーピーク「アルミパーソナルクッカー」で、右側がVASTLANDというメーカーの「クッカー4点セット」になり、どちらもアルミの無垢素材で出来ています。

 二つ目と三つ目の写真は、メーカーの刻印です。

 見た目はほとんど変わりませんし、離れて見るとどっちがどっちか分からくなります。

 容量は若干スノーピークのほうが大きいですが、同じと言ってもいいくらいですし、使い勝手も同じようなものなので、どちらを使っているか忘れるくらいそっくりです。

 価格はVASTLANDがスノーピークの約半値で購入可能です。

 VASTLANDは焼酎を飲みながらネットをみていて偶然発見し、酔った勢いで「ポチッ」としたのですが、この二つのクッカーがあれば2~3人分のキャンプ飯には十分で、非常に良い買い物だったと思います。

 VASTLANDのクッカーをネットで探してみましたが、現在は売り切れ中みたいでしたが、安くて似たようなクッカーが他にもありますので、探してみるのも楽しいものです。 

アルミパーソナルクッカーの中身の写真です。
容量は、
Lポット:1,150mℓ(1,000)
Sポット:800mℓ(700)
フタL:550mℓ(500)
フタS:350mℓ(340)
になります。( )内はVASTLAND。

アルミパーソナルクッカーにはOD缶の250gがぴったりスタッキング可能です、荷物を減らすことが出来て便利です。
VASTLANDも同様です。

クッカーの底は煤で黒くなっていますが、これが良い味出していると爺は勝手に思っています。
VASTLANDはもっと黒いです。

 これら二つのクッカーは、主に小さいほうはご飯を炊いたり湯を沸かしたり、大きいほうはカレーを作ったりインスタントラーメンを煮たり、肌寒い時は適当に具材を入れておでん風にしたり湯豆腐したりです。

 大きいほうの蓋は、卵を焼いたりウインナーをボイルしたりして使っています。

 さほど大きくないため、キャンプには必ず持って行きますし、ガンガン使えますので非常に重宝しています。

 また、コーティングされていない無垢のアルミ(持ち手はステンレス)なので、焚火での調理も出来ます。

 ここで話は少し逸れますが、

 爺の孫である「孫ライダー」「まごろ・かちゅお君」が遊びに来た時に、外でバーナーを使いパーソナルクッカーでご飯を炊いていたら、

「ご飯炊くやつでやればいいのに。本当にご飯出来るの?」と孫2匹に言われたので

「外でご飯食べたくても、炊飯器じゃ出来ないでしょ?」と言ったら、

「へー・・・。」と、2匹とも興味津々で見ていた。

 出来上がったご飯をシェラカップに盛って、冷蔵庫にあった鮭のフレークをただぶっかけて食べさせたら、

「爺、美味しい。」と言って2匹に全部食べられました。


 結局爺は家にあった冷めたご飯をチンして食べる羽目になったが、喜んでくれたのが嬉しかったです。

 ご飯を食べてパワーアップした2匹は、楽しそうに暴れていたのは言うまでもありません。

 その後は家に来るたびに、「今日は外でご飯食べないの?」と言うようになりました。
 もう少し大きくなったら、火傷しない程度に孫2匹にご飯を炊かせてみようと思っています。

次はメスティンのご紹介です。

 メスティンは数年前に爆発的に流行したクッカーで、トランギアのものが特に有名ですが、爺のものはどちらもネットで購入した聞いたことの無い安いメーカーのものですが、何の支障も無く普通に使えますし、現在は普通に100均でも売っています。

 構造が簡単なので、よほどの粗悪品じゃない限りどれも十分に使えると思います。

 大きいほうはご飯を炊いたりラーメンを作ったり、パスタを茹でたり、また自宅の庭で使う際はアヒージョなんかも作って遊ぶのに使っています。

 2.5合炊きという事になっていましたが、実際にはせいぜい2合までにして使っています。

 ご飯を炊く時は、大きくて長いので、バーナーパッド使って全体に熱が伝わるようにしないとムラが出来てしまいますので注意して下さい。

 小さいほうはご飯を炊いたり、インスタントラーメンを作ったり、また蒸し物を作れるようにトレイが付いていますので、冷凍のシューマイなども作ったりします。

 これらも無垢のアルミ素材で出来ています。

最後は大き目のクッカーを紹介します。

 30年以上前に買ったエバニューのクッカー4点セットです。

 鍋が大・中・小の3個に、フライパンの構成になります。

 使い方としては子供が小さい時にファミリーキャンプに使用していたのですが、現在は子供たちも独立したので出番がほとんどなくなり、20年くらい使っていないと思います。

 何時かは孫ライダーまぐろ・かちゅお君とキャンプをしたいと思い、いまだに取っておいてます。

 これもアルミ製ですが、焦げ付きにくいようにコーティングされているためガンガン使うと言う訳にはいきませんし、プラスチックの部分がありますので、焚火の調理には使えません。

 写真ではよくわからないと思いますが、フライパンのコーティングは既に剥がれ、その他のポットもあちこち傷だらけですが、まだまだ問題無く使えます。

 以上、爺が使用しているクッカーの紹介でした。

お勧めのアルミ製クッカー。

 ここからは爺がお勧めするアルミ製のクッカーをご紹介して行きます。

スノーピーク:アルミパーソナルクッカー

 スノーピーク「アルミパーソナルクッカー」は爺も使っていますし先にご紹介しましたが、これは絶対に外せないし超有名なクッカーなので再度ご紹介します。

 メリットとしては、非常に軽いしOD缶(250g)をスタッキングできますし、何よりガンガン使えるという事です。
 蓋もフライパンとして使えますので、ソロから2~3人までなら調理可能で便利ですし、使ってみれば長年皆さんに愛されてきた理由が分かります。

 価格がちょっと・・・という方は、これの半額くらいの無垢素材のアルミクッカーがネットで販売されていますし、全く同じように使えると思いますので探してみるのも楽しいと思います。

EPIガス:アルミ3点食器セット

 次はEPIガス「アルミ3点食器セット」になります。

 無垢のアルミの食器セットとなっていますし、インスタントラーメンを煮るにもギリギリですが、クッカーとして何の心配も無く使えます。

 というのは、私の知り合いが持っていて、普通に使っています。

 これば完全にソロでの使用限定になりますが、価格が1,500円ほどなので安く買えますし、軽いのでバックパッカーや登山を楽しむ方には嬉しい製品であり、EPIガスという信頼あるメーカーのものですので、安心して使えると思います。

 しかし1,500円というのは驚きです。

 他に6点セットというのもありますが、そちらは持ち手もアルミで出来ていますので調理の際に熱くなり、素手ではとても無理ですが、3点セットは持ち手がステンレスなので、やけどする心配は少なくなっています。

コールマン:パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット

 次はコールマンパックアウェイ(TM) ソロクッカーセットで、これもソロ用のクッカーになり、非常に人気があるクッカーです。

 内外にコーティングがされているので焦げ付きが少なくて洗いやすいですし、中にOD缶や小さなバーナーをスタッキング出来るので非常にコンパクトに収納可能です。

 ポットが2つしかないですが、ソロであれば十分ですし荷物を減らしたい場合には便利だと思います。

プリムス:イージークック・ソロセットS

 次はプリムス「イージークック・ソロセットS」のご紹介です。

 これもソロキャンプ用のクッカーですが、中にOD缶の110gと小さなバーナーをスタッキング出来るので、非常にコンパクトに収納が可能です。

 また、内外に加工もされているので焦げ付きや汚れも付きにくいクッカーとなっています。

 価格が実売価格で2,000円を切る、非常にリーズナブルなのも有難いです。

 また、プリムス「イージークックNS(ノンスティック)・ソロセットM」というクッカーがあり、その中にイージークック・ソロセットSをコンパクトにスタッキングが出来るので、そうして持って行けば2~3人の調理も十分に可能でソロセットSをスタッキングしない場合は、250gのOD缶と小型のバーナーをスタッキング可能となります。

 こちらも実売価格は4,000円を切る価格ですので二つ合わせても実売価格が6,000円程度ですし、これらを揃えるといろんな人数に対応可能ですので、様々なキャンプ飯が楽しめると思います。

 爺もこの組み合わせは魅力ですし購入を検討していますが、あとは小遣いと相談です。

キャプテンスタッグ:アルミクッカーセットL

 次はキャプテンスタッグ「アルミクッカーセットL」です。

 これはファミリーキャンプにも対応可能な大きさのクッカーで、フライパンも付いているので様々なキャンプを作ることが可能です。

 また内外に加工がされていますので、焦げ付きや汚れが付きにくく非常に便利です。

 大人数で使う場合にこれだけでは足りない時には、他にソロ用のクッカーをプラスして持って行けば十分に対応可能です。

ユニフレーム:山クッカー角形3

 次はユニフレーム「山クッカー角型3」という珍しい四角いクッカーを紹介します。

 鍋が2つにフライパンも付いていますので、2~3人までなら対応可能だと思いますし、これにもスプーンなどが付属されていますので大変ありがたいクッカーセットになっています。

 爺のようにインスタントラーメンが好きな方には非常に有難い形ですね。

メスティン。

 最後はメスティンになりますが、特にメーカーはこれじゃないとダメというものはありません。

 取っ手の強度さえ問題無ければどこのメーカーでも安価なものでも大丈夫だと思います。

 もちろん100均のものでも全く問題ありませんので、自分で好きなものを選んで下さい。

 メスティンだけ持って行ってキャンプというのは出来ないわけではありませんが、正直厳しいと思います。

 爺の使い方としてはほとんどがご飯を炊くのに使っており、他のクッカーの補助的なものとして使用しています。

 ここで紹介したアルミクッカーの使用人数を表にしてみましたので参考にして下さい。

メーカークッカー名1人1~2人2~3人4人~表面加工
スノーピークアルミパーソナルクッカー×××
EPIガスアルミ3点食器セット××××
コールマンパックアウェイ(TM) ソロクッカーセット×××
プリムスイージークック ソロセットS×××
プリムスイージークックNS ソロセットM××
キャプテンスタッグアルミクッカーセットL×
ユニフレーム山クッカー角形3××
メスティン ××××

爺の一押しのアルミクッカー。

 ここで紹介したアルミクッカーの中でも、爺の一押しはスノーピーク「アルミパーソナルクッカー」です。
 今回これで3回目になりますので詳しくは紹介しませんが、とにかく気にしないで使えるというのが理由です。
 
 焦げ付いたのをガリガリして落としてもコーティングが剥がれることもないし軽いし、煤で黒くなっても良い感じの使用感というか味わいが出て、本当に使いやすいクッカーです。

 深型でもないし浅型でもない、ちょうどいい感じの深さで調理しやすいし。
 1人~2人で使うには最高のクッカーですので、爺は自信を持って強くお勧めします。

 

アルミ製クッカーの得意なキャンプ飯。

 アルミクッカーの得意なキャンプ飯は、湯を沸かす、ご飯を炊く、は当然ですが、特に汁物などが良いとされています。

 炒め物は焦げ付くので気を付けなければなりませんが、コーティングされてあれば問題無いと思います。

 爺はアルミパーソナルクッカーを使って何でも調理していますし、何を作っても何の問題も無く美味しく?いただいています。

 要は材質云々ではなく、料理が上手な人が作るか、爺のように下手な人が作るかで味は変わってくると思います。

 そのために爺は家の庭で外飯作りを練習しているのです。

 いい訳ですが。

 とにかく皆さんもいろいろなキャンプ飯を作ってみる事をお勧めします。

ステンレス製のクッカー。

 次はステンレスクッカーについてご紹介して行きますが、爺はステンレスのものを持っていませんので、知人から聞いた話などを基にご紹介して行きます。

ステンレスクッカーの特徴。

 ステンレス製のクッカーのメリットとしては、非常に丈夫で耐久性と耐食性に優れているて錆びない事です。

 それはステンレスという材質から来ているものですが、大事に使えばいつまでもピカピカに輝いています。

 もう一つは、保温性に優れていて、作ったカレーや煮物、スープなどが冷めにくいという事です。

 大量に作った場合などは冷めにくいので、大人数のキャンプなどには持って来いだと思い

 デメリットとしては、他の材質のものに比べて重くなるという事です。

 これも材質の特性から来ているもので、避けられない問題です。

 それと、熱伝導性が低いため焦げ付きやすく、あまりガリガリやると傷がついて輝きが無くなりますので、ピカピカなのが好きな方は注意が必要です。

 価格の面では一般的にアルミクッカーより高くなります。

 以上が特徴としてあげられますが、重量が重いことからソロ用のステンレスクッカーはあまりないように感じます。

 ステンレスクッカーはファミリーや大人数、小さくても3~4人用というイメージがあり、実際にそのようなサイズの商品が多くなっていますので、重量を気にしなくて済むオートキャンプ場などでファミリーや大人数で楽しむのを得意とするクッカーと言ってもいいのかもしれません。

お勧めのステンレスクッカー。

 ここではお勧めのステンレスクッカーをご紹介して行きます。

 紹介するクッカーは、ステンレスクッカーが得意な3~5人用のファミリーや大人数向けのクッカーが主になります。

スノーピーク:フィールドクッカー Pro.1

 先ずはスノーピーク「フィールドクッカー Pro.1」というものです。

 鍋本体はステンレス製で持ち手は天然木を使用しており、スノーピークらしいというか大変美しいクッカーですし、スタッキングが可能なので、コンパクトに持ち運びができます。

 フライパンに関しては本体がスチール製になっていて、耐熱シリコンでコーティングされていますので焦げ付きにくくなっています。

 また、水切り用のメッシュバスケットももついていますので、料理の幅が格段に大きくなると思います。
 使用人数としては3~5人の調理に適した大きさになっていると思います。

 ピカピカで奇麗なクッカーですし、持ち手に天然木を使用していますので、煤が付かないようにガスバーナーなどを使って調理することをお勧めします。 
 

キャプテンスタッグ:ラグナ ステンレスクッカーLセット

 次はキャプテンスタッグ「ラグナ ステンレスクッカーLセット」のご紹介です。

 このクッカーはオールステンレス製です。

 ケトルも付いていますので、非常に便利な使い方が出来ると思います。

 フライパンもステンレス製ですので、焦げ付きには注意が必要です。

 これも3~5人くらいの調理が適していると思いますし、コンパクトにスタッキングが出来ますので持ち運びも楽です。

ユニフレーム:fan6DX

 次はユニフレーム「fan5DX」です。

 このクッカーの特徴は、ライスクッカーは熱伝導性に優れたアルミで出来ており、フライパンはアルミにコーティング付したもので、その他のクッカーはステンレスという構成になっています。

 このクッカーにもメッシュバスケットが付いています。

 持ち手は木で出来ていて、スノーピークのものと似ています。

 容量の大きなセットなので、使用人数6~7人程度までは問題ない容量だと思います。

 たくさん作ったほうが美味しい煮物やカレーなどを作るには適したクッカーだと思います。

 これもスタッキングすればコンパクトに収納可能です。

ロゴス:ステンレスファミリークッカー

 最後はロゴス「ステンレスファミリークッカー」になります。

 このクッカーは鍋が2つとフライパンが1つの3点セットで、他のクッカーに比べて少ない構成となっていますが、鍋の蓋には湯切りのための穴が空いているため、メッシュバスケットのような使い方もできる。

 そのため使い方を工夫すれば3~4人の調理であれば何の問題無く使えると思います。

 2024年の2月発売予定との事ですので、当然まだネットでも販売されていません。

爺の一押しのステンレスクッカー。

 爺の一押しのステンレスクッカーはスノーピーク「フィールドクッカー Pro.1」です。

 ファミリーキャンプに適した大きさであり、非常に美しいクッカーで、メッシュバスケットも付いていますので様々なレシピのキャンプ飯が楽しめると思います。

 ステンレスは丈夫なので、大事に使えば一生ものの製品です。

 皆さんも自分のお気に入りを見つけて、美味しいキャンプ飯を味わって下さい。 

チタン製のクッカー。

 最後に紹介するのはチタンという素材のクッカーです。

 チタンのクッカーは爺は持っていませんが、チタンのマグカップは使っていますので、その軽さについては既に体験済みです。

 それではご紹介します。

チタンクッカーの特徴。

それではチタンクッカーのメリット、デメリットをご紹介します。

チタンクッカーのメリットは、
・軽い。
・強度が高くぶつけたりしても凹んだりしにくい。
・錆びない。

・熱伝導率が低いため、飲み口が熱くなりにくい
などが代表的なメリットです。

チタンクッカーのデメリットは、
・アルミやステンレスに比べて高価である。
・熱伝導率が低く、炎が当たった部分だけが熱くなり調理のムラが出やすい。
・焦げ付きやすい。

以上がデメリットとしてあげられます。

 調理にムラが出やすく焦げ付きやすいため、実際にはクッカーとしては向いているとは言えませんが、非常に軽くて丈夫であることから、バックパッカーや登山などで荷物を軽くしたい方には非常に有難い素材だと言えます。

 その特徴から、炒め物などの調理は苦手としていますので、お湯を沸かしてスープを作ったりラーメンを作ったり、という使い方が向いていると思います。

 でも、料理の上手な方が素材の特徴を理解して調理すれば、美味しいキャンプ飯が出来ると思いますが、なかなか爺のような適当料理人では焦げ付かせて汚れが増えるだけだと思います。

お勧めのチタンクッカー。

 ここからは爺が使ってみたいクッカーや知っているクッカーをご紹介して行きます。

スノーピーク:ソロセットチタン

 先ずはスノーピーク「ソロセットチタン」(旧製品名:ソロセット極チタン)というクッカーです。

 このクッカーはポットとカップ、そして蓋が付いているソロ用のクッカーで、中に110gのOD缶と小型のバーナーがスタッキング出来るのでコンパクトに収納出来、バックパッカーや登山者の方は荷物を減らせるし重量は軽いしで、非常にありがたいクッカーだと思います。

 スノーピークには他に「チタンパーソナルクッカー」という2~3人まで調理できるクッカーもありますが、これについては「アルミパーソナルクッカー」のほうが価格も半分ほどで大きさも同じ、さらに使い勝手もいいと思いますが、少しでも軽くしたいという方に向けたクッカーだと思います。

ベルモント:チタンスタッキングクッカー1000FC

 次はベルモント「チタンスタッキングクッカー1000FC(ケース付)」です。

 こちらは少し大きめのポットとフライパンの2点セットですが、中に250gのOD缶と小さなバーナーがスタッキング出来て、非常にコンパクトで軽いクッカーで、1~2人での使用と考えていいと思います。

 その他で気になるのが「チタンクッカー3点セット(ケース付)」です。

 ポットが2つとフライパンの3点セットで、少し贅沢なソロ用のクッカーと言ったところですが、ちょっとした食事なら2人までは対応可能ではないかと思います。 

 ベルモントはチタンクッカーの品揃えがとても多いのが特徴です。

EPIガス:ATSチタンクッカーTYPE-3M

 次はEPIガス「ATSチタンクッカーTYPE-3M」です。

 ポットとフライパンの2点セットで、鍋底にアルミを吹き付けてチタンの弱点であった熱伝導率を高めたクッカーで、250gのOD缶がスタッキング可能で、もしかすれば小さなバーナーであればそれも入れる事が可能かもしれません。(試していないので何とも言えませんが。)

 これは少し大きめのソロ用のクッカーで、バックパッカーが使うには持って来いの製品ではないでしょうか。

エバニュー:Ti U.L. Deep pot 900

 最後はエバニュー「Ti U.L. Deep pot 900」です。

 これは前述したEPIガスATSチタンクッカーTYPE-3Mとほとんど同じ大きさになり、250gのOD缶がスタッキングが可能です。

 使い方としては、少しでも荷物を軽くしたいバックパッカーの方には非常にありがたい製品だと思います。

 エバニューはチタンクッカーのバリエーションが多く、選択肢が多いのが特徴です。

爺の一押しのチタンクッカー。

 ここで紹介したチタンクッカーの中で、爺の一押しというか、爺が使ってみたいチタンクッカーはベルモント「チタンスタッキングクッカー1000FC」です。

 250gのOD缶と小さなバーナーがスタッキングできるし、フライパンは焦げ付きにくくするためにフッ素コーティングされているというのが良いですね。

 形も他のクッカーと一味違いますし、一度使ってみたいクッカーです。

 チタンクッカーは調理に向いていないと言われますが、それも使い方一つだと思いますので、軽くて丈夫なクッカーをお探しの方は、是非参考にして下さい。

終わりに。

 今回はクッカーについてのご紹介でしたが、いかがでしたか。

 クッカーにはアルミやステンレス、そしてチタンなど、様々な素材が使われています。

 今回は紹介できなかったが、鋳鉄製のダッチオーブンスキレットなどもクッカーと言えるだろうし、鉄製やホーローなどのクッカーもあり、多種多様のものがあります。

 それぞれに特徴がありますが、使用する人数やどのようなキャンプ飯を作るかによって、どの素材のクッカーが自分に適しているか参考にしていただきたいと思います。

 その中でも爺の一番お勧めのクッカー素材はアルミ製のクッカーです。

 それもコーティングされていない無垢なアルミで出来たクッカーで、燃料を使用するバーナーでも焚火でも炭でも、どのような使い方でも調理が可能で、ガンガン使えるという点がお勧めです。

 特に1~3人のキャンプや外飯を作るには最高だと思います。

 これはあくまでも爺の考えであり私見ですので、悪しからず。

 皆さんもこの記事を参考に自分のお気に入りのクッカーを見つけて、美味しいキャンプ飯を作って食べてみて下さい。

 そのためにも自宅の庭などで実際に作ってみて、購入したクッカーでどのくらいの量のキャンプ飯が出来るのか、別の予備のクッカーもあったほうがいいのかなどを確かめておく方が絶対に良いと思います。

 そうじゃないとキャンプ場に行っても「こんなはずじゃなかったのに。」という事になりかねませんのでご注意ください。

 今回はテーブルやテーブルウエアまで行きたかったのですが、それらは次回という事でご勘弁下さい。

 それではまた。

追記:防災バックパック。

 バーナーとクッカー等を非常時の持ち出し袋に入れておけば、いざ災害があった時などに役に立つし助かると書きましたが、その事についてご紹介していませんでしたので追記しておきます。

 爺も普段は防災バックなどを準備していませんでしたが、実際に用意してみましたのでご覧ください。

 下の写真が実際に爺がトレッキングの際に使用しているバックパックに収納したものになります。

爺が使用しているバックパックは、カリマーというイギリスのメーカーの「dale」という28ℓ収納出来るバックです。(旧モデル)
この中に防災用品として様々な物が入っています。

このdaleというバックは重い荷物を入れても、肩に負担が掛かることが無く非常につかれにくいバックです。

バックパックはウエストベルトで重量を支えるのが基本で、それと共にショルダーベルトを調整することにより肩に重量が掛かることがありませんので、バックパックを選ぶときはウエストベルトがしっかりしたものを選ぶようにしてください。

 信頼のおけるメーカーのバックパックは、背中が蒸れにくくなっていますので、熱い夏場でも快適に背負う事が出来ます。

これがバックパックに収納していた物を広げた写真です。

これだけの物が入ってもまだ余裕がありますので、バックパックの容量は30ℓ程度で十分ではないかと思います。

それではバックパックに入っていた防災用品をご紹介します。

バックパック(28ℓ)に入っている防災用品。

・クッカー(アルミパーソナルクッカー)
・バーナー(116 フェムトストーブ II)
・OD缶250g(クッカーへスタッキング)
・チタン製マグ(大小スタッキング)
・レインジャケット(Mizuno バックパックの下部へ収納)
・折りたたみ椅子(耐荷重80kg 爺の体重ぎりぎり)
・水(ペットボトル2ℓ)
・インスタントラーメン(チャルメラ、マルちゃん塩)
・レジャーシート
・ヘッドライト(ウエストベルトのポケットに収納)
(出すのを忘れて写真に写っていません。)

・タオル

以上がバックパックに収納していた防災用品でした。

 この他に着替えや防寒衣類などはかみさんのバックパックに入れておけば問題ないと考えています。

 ちなみにかみさんのバックパックはカリマー「tatra 20」(旧型)という20ℓのバックパックです。

 これは小型のバックになりますが、ウエストベルトがしっかりとしているので疲れにくいバックになっています。

 もちろんこれにもかみさんのレインジャケットや折りたたみ椅子が入っています。

 バックパックは海外のメーカーのものが優れているものが多いですが、日本のモンベルというメーカーでも日本人に合った優れたバックパックやアウトドア製品を発売していますのでご覧になってはいかがでしょうか。

 ちなみに爺と同じような容量のバックパックとしては「チャチャパック 30」というものがあり、ウエストベルトもしっかりしていますし小物を入れるポケットも付いていますのでお勧めのバックパックです。

 以上、防災バックパックのご紹介でした。

 普段はこのように災害用に準備しておいて、トレッキングなどに出掛ける際は中身を入れ替えて使用すればいいと考えています。

 皆さんもいざという時のためにご用意してみてはいかがですか。

 それでは今度こそまた。

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