爺のお勧めのキャンプ用品。テント編。

キャンプ&トレッキング
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 お勧めのキャンプ用品の第5弾はテントについてご紹介して行きます。

 一時のキャンプブームも去り、高価だったテントなどの価格も落ち着き購入しやすくなりましたし、キャンプ場も空いていますので、初心者がキャンプを始めるには今が最適だと思います。

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  ガスバーナー編。
  ・ガソリン、灯油&アルコールバーナー編。
  ・クッカー編。
  ・チェア、テーブル&テーブルウエア編。
  ・ランタン編。
  ・ForeWindsのコンパクトキャンプストーブ

 バーナーとクッカー、そしてチェアやテーブルがあればデイキャンプや家の庭などで外飯を食べたりして遊べますが、宿泊するとなるとテントが必ず必要になります。

 今回はテントについて爺の経験とつたない知識をもとにご紹介して行きますので、今シーズンからキャンプを始めたいと考えている方に、この記事を読んで参考にしてもらえれば幸いです。

 なお、これは違うだろうと言われるかもしれませんが、あくまでも爺の勝手な見解ですのであしからず。

 それでは始めましょう。

  1. テントの素材について。
    1. ポリエステル。
    2. ナイロン。
    3. コットン。
    4. ポリコットン。(T/C)
  2. 耐水圧について。
  3. テントの形の違いによる種類。
    1. ドームテント。
      1. ドームテントの特徴。
      2. 爺のお勧めのドームテント(使用人数別)。
        1. MSR:エリクサー1(1人用)
        2. コールマン:ツーリングドーム/LX(1~2人用)
        3. スノーピーク:アメニティードームM(2~3人用)
        4. コールマン:タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ(3~4人用)
    2. ツールームテント。
      1. ツールームテントの特徴。
      2. 爺のお勧めのツールームテント。
        1. コールマン:タフスクリーン2ルームハウス/MDX
        2. スノーピーク:ランドロック
        3. ogawa:ティエラ ラルゴ
    3. ロッジテント。
      1. ロッジテントの特徴。
      2. 爺のお勧めのロッジ型テント。
        1. ogawa:オーナーロッジ タイプ78R
        2. tent-Mark DESIGNE(テンマクデザイン):ペポ
    4. ワンポールテント。
      1. ワンポールテントの特徴。
      2. 爺のお勧めのワンポールテント。
        1. テンマクデザイン:サーカスTC DX+
        2. DOD:ワンポールテントRX(M)TC
        3. FIELDOOR(フィールドア):ワンポールテントTC 400
    5. パップテント。
      1. パップテントの特徴。
      2. 爺のお勧めのパップテント。
        1. BUNDOK(バンドック):ソロベース
        2. FUTURE FOX(フューチャーフォックス):フォックスベース
        3. FIELDOOR(フィールドア):パップテントTC320
    6. ワンタッチテント。
      1. ワンタッチテントの特徴。
        1. DOD:ザ・ワンタッチテントM
        2. コールマン:インスタントアップドーム/240
  4. キャンプの目的に合わせた勧めのテントの種類。
    1. 登山家やバックパッカー。
    2. バイカー。
    3. ソロキャンパー。
      1. 焚火を楽しみたいソロキャンパー。
      2. 焚火をしないソロキャンパー。
    4. ファミリーキャンパー。
      1. 焚火をしないファミリーキャンパー。
      2. 焚火も楽しみたいファミリーキャンパー。
      3. 豪華なキャンプ飯を食べたいファミリーキャンパー。
  5. 爺が使用しているテントの紹介。
  6. 終わりに。
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テントの素材について。

 まず初めはテントの素材についてのご紹介です。

 テントの素材にはそれぞれ特徴があり、どのようなキャンプに使用するかによって非常に重要なポイントになりますので、各素材についてご紹介して行きます。

ポリエステル。

ポリエステルは最も一般的に使われている素材です。

ポリエステルのメリット。

・紫外線に強くて劣化しにくい。
・軽い。
・吸水性が低くて濡れても重量があまり変わらない。
・価格も低く抑えられる。


ポリエステルのデメリット。

・火に弱く焚火には向かない。

価格や強度、軽さなどに優れていて、バランスの取れた素材と言えます。

ナイロン。

ナイロンはポリエステルより軽く、荷物を軽くしたい登山用のテントなどに使われています。

ナイロンのメリット。

・非常に軽い。
・引張強度や耐久性に優れている。

・耐水性が高い。

ナイロンのデメリット。

・他の素材に比べて高価。

・火には極端に弱い。

 以上の特徴から、登山用のテントなどに使用されるのが理解できると思います。

コットン。

コットンは天然素材のため、自然な風合いが魅力な素材です。

コットンのメリット。

・通気性や吸湿性に優れ、テント内を快適に保つ。
・火に強く、焚火を楽しむことが出来る。

コットンのデメリット。

・素材そのものが重く、水を含むとさらに重くなる。
・十分に乾燥させないとカビが発生しやすい。

以上となりますが、快適に過ごすには優れた素材ですが、同時にメンテナンスも重要な素材となります。

ポリコットン。(T/C)

ポリコットン(T/C)は、ポリエステルとコットンの良いとこ取りの素材になります。

ポリコットンのメリット。

・火にも比較的強く、焚火も可能。
・強度や耐久性、通気性や吸湿性のバランスに優れている。

ポリコットンのデメリット。

・素材そのものが重い。
・コットンと同様に乾きにくい。

非常にバランスの取れた素材であり、焚火を楽しむキャンパーなどに人気の素材です。

以下は、それぞれの特徴をまとめた表になります。

項 目軽さ耐水性耐火性低コ
スト
ポリエステル
ナイロン××
コットン××
ポリコットン

 このように見ると、ポリエステルとポリコットンのバランスが優れているのが分かると思います。

 ポリエステルは一般的なキャンパーにお勧めで、特に焚火などは行わないという方や、バックパッカーやバイカーの方にもお勧めです。

 ポリコットンは焚火を楽しみながらキャンプをしたい方に向いていると言えるでしょう。

耐水圧について。

 耐水圧とは、要は雨に強いかどうかというのを数値で表したもので、数値が高いほど雨に強いという事になります。

 しかし、耐水圧が高ければ優れていると言う訳ではありません。

耐水圧が高い場合のメリット。

・激しい雨にも耐えられる。
・密閉性が高いため冷気の侵入を抑えられる。

耐水圧が高い場合のデメリット。

・通気性に劣り、結露しやすい。
・夏場などの暑い時期にはテント内が蒸し暑くなる。

 普通の雨などを想定した場合、経験上で耐水圧は1,500~2,000mmで十分だと思います。
 このくらいの耐水圧であれば一晩中雨に降られても問題ありません。

 耐水圧2,000mmを超えるテントは、かなりの大雨に降られても大丈夫ですが、通気性に劣るため夏場などには蒸し暑くて大変だと思います。

 ポリコットンは耐水圧が300~400mmと言われており、小雨程度では全く問題無いと思いますが、長時間雨にさらされると雨漏りする可能性もあります。

 初心者の方が購入する場合は耐水圧1,500mm~2,000mmの、ポリエステル素材のテントが耐水性、強度そして価格のバランスが優れていてお勧めです。

 どうしても焚火を楽しみたいという方にはポリコットン素材のテントがお勧めですが、せっかくキャンプに行っても雨に降られて焚火は出来ないし雨漏りするし、となっては大変ですので、天気予報は十分に確認して出掛ける事をお勧めします。

テントの形の違いによる種類。

 テントには、形の違いによる種類が大きく分けて6種類に分けられ、それぞれに特徴がありますのでご紹介して行きます。

 形の違いによる特徴を表した表になります。

 なお、これは爺の経験や知識、一般的な特徴を示したものであり、製品によってはこれに当てはまらない場合がありますのでご了承ください。

項 目設営のしやすさ広 さ高 さ風に強い
ドームテント
ツールームテント
ロッジテント××
ワンポールテント
パップテント××
ワンタッチテント

 以上が大まかな特徴となります。

 それでは種類・形ごとの特徴を詳しく見て行きたいと思います。

ドームテント。

 ドームテントとは、お椀をひっくり返したような形をしたテントの事です。

一般的によく見られる、屋根が丸い形のテントです。

各メーカーから様々なドームテントが発売されており、種類が豊富なため選択肢が広いのも特徴です。

ドームテントの特徴。

 それではドームテントの特徴を詳しく見て行きましょう。

ドームテントのメリット。

・構造が簡単で設営しやすいものが多い。
・風に強い。
・種類が多く選択肢が広い。


ドームテントのデメリット。

・天井の高さが低いものが多く、窮屈感がある。
・どれも似たような形のため個性を出しにくい。
・前室が無いものもある。

 以上がドームテントの代表的な特徴です。

 登山家や冒険家の方がドームテントを使用していることからも分かるように、何と言っても設営がしやすく風にも強いのがドームテントの良さでです。

 宿泊人数もソロ用(1人)、1~2人用、3~4人用、5~6人用など様々ありますが、これはギリギリテントで寝る事が出来る人数ですので、実際に宿泊する人数はこの数字より1~2人は少なくなると考えて下さい。

 例えば3~4人用であれば実際に快適に使用できるのは2~3人となります。

 これはどの形のテントにも言える事ですので、これを考慮して選ぶようにして下さい。

 前室が無いタイプのドームテントもありますが、出来ればというか絶対というか、通常のキャンプ場に車で行くような場合は荷物もあまり気にしなくていいので、前室が付いたタイプのテントのほうがお勧めです。

 それは、雨が降っても前室で調理が出来るし、前室に荷物も置けますので、テント内を広く使えるからです。

 前室が無いテントは登山用などのテントに多く、バックパックにコンパクトに収まるように作られているものが多くなっています。

 ドームテントはファミリー用としても使えるものが多いですが、特にソロキャンプやバイカー、バックパッカーにお勧めのテントが多いのも特徴ではないかと思います。

爺のお勧めのドームテント(使用人数別)。

 ここからはお勧めのドームテントを、爺のつたない経験とあくまでも個人的な見解、そして使ってみたいと思うテントを使用人数毎にご紹介して行きます。

MSR:エリクサー1(1人用)

 MSRのソロ用テントのエリクサー1です。

 バックパッカーやバイカー用のソロテントになります、初心者にも扱いやすいため非常に人気が高いモデルで、居住性も高いのが特徴です。

 登山家や冒険家の方々が信頼を寄せているメーカーですし荒天にも強いので、低山用のテントとしても使用できます。

 耐水圧はフライシートが1,500mm、フロアが3,000mmですので、雨でも全く問題なく使用できます。

 「ハバハバシールド1」というソロテントもありますが、価格が高くなるため初心者には負担が大きくなることから、エリクサー1をお勧めしました。

 爺は使ったことがありませんが、キャンプ場で一度エリクサー3~4と思われる大き目のテントを見たことがあり、MSRのロゴがかっこ良かったのを覚えています。

 その方はバーナーもMSRのガソリンバーナーを使用されていて、赤色の燃料ボトルをうらやましく見ていたのを覚えています。

コールマン:ツーリングドーム/LX(1~2人用)

 ご存じコールマンツーリングドームLXになります。

 ツーリングドームSTというソロ用もありますが、それはバイカーなどの荷物を減らしたい方に向いているテントで、車でキャンプ場まで行く方はLXのほうが広くて快適ですのでソロの方にもお勧めします。

 メーカーのカタログ上は2~3人用とありますが、実際に快適に過ごすには1人、寝るだけだったら2人までと考えた方がいいと思います。

 風にも強くて設営も非常に簡単、価格的にもこのクオリティーにしてはリーズナブルなので初心者の方にもお勧めですし、ロングセラーを続けているテントです。

 耐水圧は1,500mmですので、不意の雨にで全く問題なく過ごせます。

 長年愛され続けていることからも分かるように、信頼のおける素晴らしいテントだと爺は思います。

 そして爺がソロキャンプで使用しているのもツーリングドームLXです。

スノーピーク:アメニティードームM(2~3人用)

 次はスノーピークアメニティードームMです。

 メーカーの紹介では3~4となっていますが、快適に過ごすには2人まで、寝るだけであれば3人までと考えた方がいいと思います。

 耐水圧は1,800mmとなっていますので、ずっと雨に降られても問題なく過ごすことが出来ます。

 有名なテントで、キャンプ場に行けば必ずと言っていいほどアメニティードームを見掛けます。

 ベストセラーなだけあって大変快適なてんとで、風の影響を受けにくい形状のため風にも強いのが特徴ですが、それゆえ天井が若干低くなっています。

 設営も簡単で快適に過ごせますので、初心者また上級者問わず満足できるテントだと思います。

コールマン:タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ(3~4人用)

 最後はコールマンタフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージのご紹介になります。

 メーカーの推奨人数は5~6人用となっていますが、快適に過ごすには3人まで、寝るだけなら4人までと考えて下さい。

 この製品はグランドシートとインナーシートが最初から付属されていますので、後から買いそろえる必要もありません。

 天井の高さが185cmと高いため、圧迫感が無く快適に過ごせるようになっています。

 耐水圧は2,000mmありますので、雨が降り続いても全く問題なく過ごせます。

 設営も楽で価格も低く抑えられていますし、子供がまだ小さい5人家族であれば十分快適に過ごせますので、ファミリーキャンプには非常にお勧めのテントです。

 まだまだ大きなドームテントもありますが、そうなるとツールーム型やロッジ型のテントのほうが快適に過ごせると思いますので、ここまでのご紹介とします。

ツールームテント。

 ツールームテントとは、寝る場所とリビングの2つの部屋が一体化したテントです。

広いのでファミリーでのキャンプに向いています。

屋根の付いたリビングがありますので、基本的にはタープなしで快適に過ごすことが出来ます。

 基本的に調理をするのも食べるのも、そして寝るのも全てテント内で出来るため、プライバシーを確保しながら楽しみたい方にはお勧めのテントになります。

ツールームテントの特徴。

 それではツールームテントの特徴をご紹介しチェ行きます。

ツールームテントのメリット。

・基本的にタープなしで快適に過ごせる。
・ファミリーで快適なキャンプが出来る。
・メッシュのスクリーンが付いたものが多く、人目を気にせず過ごせる。

ツールームテントのデメリット。

・重くて持ち運びが大変。
・設営が面倒で時間が掛かる。

・価格が高めである。
・風が強い時は飛ばされる危険がある。

・乾かすのが大変。

 以上がメリット、デメリットです。

 大人数のグループでキャンプする場合は、手分けして設営すれば時間もさほど掛からないし、オートキャンプ場では運ぶ手間も無いので少々重くても問題無いと思います。

 そういう手間を考えても、広いテントで快適に過ごせるのは大きなメリットだと思います。

 ただし、ドームテントと比べて風に弱いことから、強風が予想されている場合にはガイロープを増やすなどして飛ばされないよう注意が必要ですし、最悪の場合はテントポールが折れたりしてキャンプどころじゃなくなることも考えられますので、天気予報は十分に確認してください。

爺のお勧めのツールームテント。

 それでは爺がお勧めするツールームテントをご紹介して行きます。

コールマン:タフスクリーン2ルームハウス/MDX

 始めはコールマンタフスクリーン2ルームハウス/MDXのご紹介です。

 このテントはメッシュのスクリーンも付いているので、虫が侵入する事も無く快適に過ごせますし、設営も比較的簡単で慣れれば1人でも可能です。

 キャノピーを広げる時に使用するポールも付属されているのも嬉しい点です。

 価格も低く抑えられていますので、初めて購入する方にもお勧めのテントです。

 耐水圧は2,000mmですので、雨漏りを心配することなく過ごせます。

スノーピーク:ランドロック

 次はスノーピークランドロックを紹介します。

 スノーピークを代表するツールームテントで、全てが快適に過ごせるように作られた大型のテントです。

 耐水圧はフライシートのルーフ部で3,000mm、その他も1,800mmありますので、少々の大雨でも全く問題なく快適に過ごせるでしょう。

 夏場だけでなく冬場も快適に過ごせるように考えられており、オールシーズン楽しむベテランキャンパーにもお勧めできるテントです。

 20万円を超える豪華なテントですが、グループでキャンプする方々であれば割り勘で買うのも一つの案だと思います。

 グランドシートとフロアマットが付属しています。

 残念ながら爺は一度も見たことがありませんが、チャンスがあれば覗いてみたいものです。

ogawa:ティエラ ラルゴ

 最後はogawaティエラ ラルゴのご紹介です。

 テントでは老舗メーカーであるogawaの最高峰のツールームテントになります。

 これもスノーピークのランドロックと同様に最高の快適性を備えたてテントになります。

 これは実売価格が10数万円を超える豪華なテントですが、金額に見合った内容ではないかと思います。

 このテントも爺は見たことがありませんが、キャンプ場でも存在感があるでしょうね。

 耐水圧は1,800mmと十分ですし、フロアは完全防水と言っていいほどの10,000mmとなっていますので、大雨でも下から浸みてくることはありません。

ロッジテント。

 次はロッジ型のテントの紹介になります。

ロッジテントとは山小屋のような形をした屋根と壁があるテントになります。

ビンテージテントなんて呼び方もされていて、最近は見ることがなくなりました。

 屋根と壁があることにより、家で過ごしているようなリラックスした感じで過ごせるのが魅力です。

ロッジテントの特徴。

それではロッジ型テントの特徴をご紹介します。

ロッジ型テントのメリット。

・天井が高く開放感がある。
・存在感があり、おしゃれに感じる。

ロッジ型テントのデメリット。

・大きくて重い。
・設営に慣れが必要。
・価格が高めである。
・風が強い時には飛ばされないよう注意が必要。

 とにかく快適に過ごしたい方にお勧めなテントです。

 イメージとしては、運動会などの際に来賓の方々が座るところに設置してあるテントで、その側面もシートで覆われたようなテントとイメージしていただければいいかと思います。

 かえって分かりにくいですかね。

 とにかく居住空間を大きく取ってリラックスして過ごせるように作られたテントです。

爺のお勧めのロッジ型テント。

 一度も使ったこともありませんが、一度は泊まって見たいと爺が思うテントをご紹介します。

ogawa:オーナーロッジ タイプ78R

 まず始めはogawaオーナーロッジ タイプ78Rのご紹介です。

 これには同じ形のポリコットン(T/C)タイプのテントもありますので、各自の使い方によって選択が可能となっています。

 大人数というよりは、カップルで自宅でくつろいでいるような感じで過ごすのに向いているのではないかと思います。

 今のロッジタイプのテントは、昔と比べると設営が非常に簡単に出来るみたいです。

 ただ、風をまともに受ける箱型の形状ですので、風が強い時にはガイロープを増やすなど十分に注意が必要です。

tent-Mark DESIGNE(テンマクデザイン):ペポ

 次はテンマクデザインペポというテントをご紹介します。

 懐かしいA型のシルエットのテントで、古きアメリカのレトロ感満載のおしゃれなテントです。

 T/C素材で作られているためテントの前で焚火を楽しむことが出来ますので、それこそ古き良き時代のアメリカ気分でキャンプを楽しめるのではないでしょうか。

 テンマクデザインサーカスT/Cなどのワンポールテントも有名ですし、いろんな面白いテントをたくさん発売していますので、個性を出したい方は一度ホームページをご覧になって下さい。

ワンポールテント。

 ワンポールテントとは円錐、四角錐、六角錐のテントの真ん中に1本のポールを立てて設営するテントの事です。

この写真はワンポールではありませんが、形的にはこんな感じのテントになります。

アメリカの先住民が使用していたティピーと形は同じことから、ティピーテントとも呼ばれています。

 数年前のキャンプブームには非常に流行したテントで、独特な形状をしていますので存在感もありますし、意外と設営も簡単な事から、ソロキャンプに使用している方も多くいます。

ワンポールテントの特徴。

それではワンポールテントの特徴をご紹介します。

ワンポールテントのメリット。

・おしゃれで個性が出しやすい。
・天井が高く開放感がある。
・以外に風に強い。


ワンポールテントのデメリット。

・テントの真ん中にポールがあるためデッドスペースが出来てしまう。
・中央は高さがあるが、周囲は圧迫感がある。

 一見すると大きく見えますし独特の形なので設営しにくそうに見えますが、実際には慣れると非常に簡単に設営できます。

 また、建ててしまえば風にも強いため、多少の荒天では問題ありません。

 個性が出しやすいですし非常におしゃれなので、キャンプ場でも存在感を放っています。

爺のお勧めのワンポールテント。

 それでは爺のお勧めのワンポールテントをご紹介して行きます。

テンマクデザイン:サーカスTC DX+

 初めは何と言ってもこれを紹介しなければなりません。
 それはテンマクデザインサーカスTC DX+です。

 一時は在庫がなくなるくらいの人気を誇っていたテントで、キャンプ場でもよく見掛けしますし爺の友人も使っています。

 実際に使用するには1~2人が最適で、ゆったりと過ごすことが出来ます。

 T/C素材なので通気性も良いため夏場も快適ですし、焚火を楽しみたい人にも持って来いのテントだと思います。

これは友人が設営している写真ですが、ご覧の通り一人で設営しています。

この時ではありませんが、中に入ってポールを建てようとした際に開放していた入り口から風が入り込んで煽られて友人が転倒しちゃいました。

非常にレアなケースかもしれませんが、皆さんもお気を付け下さい。

DOD:ワンポールテントRX(M)TC

 次はDODワンポールテントRX(M)TCになります。

 このテントもT/C素材で作られており、テントの近くで焚火が楽しめますし、大型のベンチレーターも付いていますので、通気性の良いT/C素材と相まって夏場も快適に過ごす事が出来ます。

 カラーも4色から選べますので、自分の好きな色を選択して個性を主張するのもいいと思います。

 オプションでグランドシート付のインナーテントも購入出来ますので、様々な使い方が楽しめます。

FIELDOOR(フィールドア):ワンポールテントTC 400

 最後はフィールドアワンポールテントTC 400のご紹介です。

 これを紹介したのは、リーズナブルな価格であり、且つT/C素材を使用しているために通気性に優れて快適に過ごせるのと、焚火が楽しめることです。

 大きさも2人で使用するには十分な広さもありますし、インナーテントも付属されてT/C素材でこの価格であれば、十分に満足できるものと考えます。

 夏場はタープと組み合わせれば、非常に快適なキャンプを楽しめると思います。

パップテント。

 パップテントとは、軍隊で使用されている軍用テントの事で、軍幕テントとも呼ばれています。

もともとは軍用のテントのため高さも低く、非常にコンパクトなつくりとなっており、必ずしも快適なテントとは言えませんが、その武骨さが魅力と言っていいかと思います。

 数年前のキャンプブームには、人気のテントが在庫切れになるくらい流行したテントです。

パップテントの特徴。

それではパップテントの特徴をご紹介します。

パップテントのメリット。

・武骨でかっこいい。
・比較的設営が簡単。
・オプションが多い商品もあり、自分なりのカスタマイズが可能。

パップテントのデメリット。

・天井も低く、圧迫感がある。
・基本ソロ用。

 テント内で快適に過ごすというものではなく、テントはあくまでも寝るためで、一人で外で焚火をしたりして楽しむためのテントと考えて下さい。

 サイドスクリーンや前面に大きなウインドスクリーンを設置して、プライバシーを確保して楽しむのもお勧めかと思いますし、メーカーによっては前幕がオプションで購入出来るものもあります。

 いろんなカスタマイズを楽しめるのもパップテントの良さだと思います。

爺のお勧めのパップテント。

 それでは爺のお勧めのパップテントをご紹介します。

BUNDOK(バンドック):ソロベース

 先ずはバンドックソロベースのご紹介です。

 一時期は定価以上の価格で販売されていたほど人気のあるテントですが、今は価格も落ち着ているみたいです。

 T/C素材でありながらも防水加工がされており、他のメーカーのものより耐水性に優れておりそれが人気の秘密だと聞いたことがありますが、爺は使ったことが無いので正直わかりません。

 インナーテントも付属されていますのでいろんな使い方が出来ますし、いろんなアレンジが可能ですし、最初からサイドウォールが付いたEXというテントもあります。

 非常に人気があるテントですので間違いない製品だと思います。

FUTURE FOX(フューチャーフォックス):フォックスベース

 次はフューチャーフォックスフォックスベースをご紹介します。

 爺はこのテントが一番気になっていますし購入も検討していますが、スロージギングのロッドも欲しいしリールも欲しいしメタルジグも買いたいし、キャンプ用のガスバーナーも新しいの欲しいし、欲しいものだらけでお小遣いが足りません。

 インナーテントやサイドウォールも付属されていますし、スカートも付いていて4シーズン対応のテントです。
 さらにこのテントにはストーブの煙突穴(窓)も付いていますので、冬場には薪ストーブを焚いて暖かく過ごす事が出来るようになっています。

 また、テントと同じT/C素材の前幕やメッシュの前幕などがオプションで購入出来るのも嬉しいです。

 爺がパップテントを購入するとしたらフォックスベースが第一候補です。

 フューチャーフォックスは、OD缶やCB缶の遮熱版や遮熱テーブル、ヒーターアタッチメントや焚火台、コットやランタンなど、様々な面白い製品が発売されていますので、一度HPを見てみることをお勧めします。

FIELDOOR(フィールドア):パップテントTC320

 最後はフィールドアパップテントTC320のご紹介です。

 このテントの特徴は二股ポールを使用しているので、今までポールが立っていて邪魔だったスペースを広く有効的に使える点です。

 サイドシートやフロントシート(前幕)もオプションで購入出来ますので様々なスタイルで楽しむことが出来ますし、プライバシーも保たれます。

 T/C素材で出来ていますので焚火も出来ますし、サイドにあるジッパー部分から煙突を立ち上げることが出来るので、テント内でストーブを使用する事も出来ます。

 スカートも付いていますので4シーズン対応のテントとなっています。

 実売価格も低いため、初心者にはお勧めのテントだと思います。

 フィールドアも様々なキャンプギアを発売していますので、HPをご覧になることをお勧めします。

 パップテントは武骨でかっこいいテントで非常に人気がありますが、高さも低くインナーテント内も狭くて圧迫感がありますので、快適に寝たいと思う方ににはあまりお勧めできません。

 一人で焚火を楽しみたい方や、冬場も薪ストーブを焚きながらキャンプを楽しみたい方などにはお勧めです。

ワンタッチテント。

 最後はワンタッチテントのご紹介です。

 ワンタッチテントとは、簡単な操作でテントを開いて設営できるテントのことを言います。

 昔はそれほど種類も多くなく、フレームも弱いために通常のキャンプには使用できないという印象が強かったのですが、現在のものはかなり性能がアップされているという事ですのでご紹介して行きます。

ワンタッチテントの特徴。

それでは、ワンタッチテントの特徴をご紹介して行きます。

ワンタッチテントのメリット。

・設営が超簡単。
・鉄球も超簡単。
・テントのフレームなどが一体となっているので、忘れ物や無くしものが減る。
・価格も低く抑えられてるものが多い。

ワンタッチテントのデメリット。

・通常のテントに比べて強度が落ちる。
・寒い時期は防寒対策を十分に行う必要がある。
・フレームが折れたりした場合、その部分だけ交換するというのは難しい。

 以上があげられます。

 風が強い時などはフレームが折れてしまったりする恐れがあるため注意が必要ですが、天気の良い風の無い暖かい日にだけキャンプをするのであればワンタッチテントでも問題なく過ごせると思います。

 中には耐水圧が低いものもありますので、購入前に十分確認することをお勧めします。

DOD:ザ・ワンタッチテントM

 まず始めはDODザ・ワンタッチテントMをご紹介します。

 このテントのお勧めの点は、高さも1,800mmと高く前室も付いていて、耐水圧も2,000mmと十分なうえ設営も簡単なので、雨の日でもあまり濡れずに設営できる点もお勧めです。

 また、風が強い時のためにガイロープを張るリングが付いていますので、風が少々強い時でも問題なく過ごせると思います。 

 メーカーのカタログでは2~3人用という事ですが、快適に過ごすには2人までと考えた方がいいでしょう。

 見ただけではワンタッチテントだと分からないのではないでしょうか。

コールマン:インスタントアップドーム/240

 次はコールマンインスタントアップドーム/240をご紹介します。

 これもDODと同様に前室も付いているタイプのテントで、耐水圧も1,500mmと十分ですしガイロープを張るリングもたくさんついていますので、少々の荒天では問題無く過ごせるテントだと思います。

 メーカーの説明では3~4人用となっていますが、快適に過ごすには2人まで、寝るだけなら3人までと考えていいと思います。

 このテントも見ただけではワンタッチテントだとは誰も思わないでしょう。

 信頼できるメーカーのものですので、十分に使えるテントだと思います。

 以前と違いワンタッチテントも進化し、今では普通のテントと見分けがつかないテントもありますし、前室も付いていたり耐水圧も普通のテントと変わらない性能ですので、天気の良い日にだけキャンプを行う方には十分だと思います。

キャンプの目的に合わせた勧めのテントの種類。

 ここでは、どのような方がどんなテントを選べばいいかをまとめましたのでご紹介します。

登山家やバックパッカー。

 登山をする人やバックパッカーにお勧めなのは、ナイロン製のドームテントがお勧めです。

 特に登山をする場合、風も強いですし天気も変わりやすいので、非常に軽くて強度にすぐれ、防水性も高いナイロン製のドーム型がベストです。

 山の上でテントが壊れたりすれば命に係わるため、高価ではありますが軽くて丈夫な性能のテントを準備するべきだと思います。

 また、バックパッカーのように荷物を担いで長時間歩き続ける方には、この軽さはありがたいと思います。

バイカー。

 バイカーの方にお勧めなテントは、ソロ用のドームテントがお勧めです。

 ソロ用ドームテントは登山家やバックパッカーと違いバイクで移動できるので、さほど重量に気を遣う事もありませんし、且つコンパクトに収納できるからです。

 今のドームテントは不意の大雨にも十分な耐水圧を備えたテントがほとんどですし、設営も簡単なため長距離移動で疲れたバイカーにとっては非常にありがたいテントだと思います。

ソロキャンパー。

焚火を楽しみたいソロキャンパー。

 焚火を楽しみたいソロキャンパーにはT/C素材のパップテントやワンポールテントがお勧めです。

 武骨なテントが好きでロースタイルのキャンプが好きな方はパップテント。

 圧迫感を感じず快適性も確保したい方はワンポールテントを選択すれば間違いないと思います。

焚火をしないソロキャンパー。

 特に焚火はしないが、ゆったりと快適に過ごしたいというソロキャンパーには、2~3人用のドームテントがお勧めです。

 テント内もソロで使用するには広いし、前室も付いているテントがほとんどですので、不意の雨の際にもテント内で快適に過ごす事が出来ると思います。

ファミリーキャンパー。

焚火をしないファミリーキャンパー。

 焚火はしないが、とにかく快適に過ごしたいというキャンパーにはツールームテントやロッジ型テントがお勧めです。

 雨が降ってもテント内で快適に過ごすことが出来ますし、プライベートも確保できるからです。

 焚火はしないが通気性は確保し、夏場に快適に過ごしたいというキャンパーさんにはコットン製のテントがお勧めですが、そこはご予算と相談して決めて下さい。

焚火も楽しみたいファミリーキャンパー。

 焚火も楽しみたいし快適に過ごしたいというキャンパーさんには、コットン又はT/C素材のロッジ型テントや大き目のワンポールテントがお勧めです。

 通気性に優れていますので夏場も快適に過ごせますし、夜は焚火を思う存分存分に楽しむことが出来ます。

豪華なキャンプ飯を食べたいファミリーキャンパー。

 豪華なキャンプ飯を食べたいファミリーにお勧めなのは、ツールームテントです。

 雨が降っても濡れること無く大きなテーブルを広げて調理が可能ですので、普段のキャンプとは一味違った豪華なキャンプ飯が食べられます。

 

 

 以上、様々なキャンパー別に向いていると思われるテントのタイプのご紹介でした。

 ただし、これはあくまでも爺の見解ですので、このテントはこれには使えないというものではありませんので、自分なりに十分に考えて選択して下さるようお願いします。

爺が使用しているテントの紹介。

 それでは爺が使用しているテントをご紹介します。

爺がソロキャンプの時に使用しているのは、コールマンツーリングドームLXのAmazon限定カラーのテントです。

若干価格は高くなってしまいますが、色が気に入って購入しました。

ツーリングドームのフレームはFRP製(左)のものですが、若干強度に不安がありましたので、丈夫で軽いアルミ製のフレームをネットで購入し、普段はそれを使用しています。

折れてキャンプ出来ないとなるとたいへんですので。

ツーリングドームを使用する際のグランドシートはDODの物を使用しています。

大きさもちょうどいいですし、購入しやすい価格でしたので満足しています。

友人がもろに写っていたりしてあまりいい写真が無いのですが、これがツーリングドームを設営した写真になります。

暑い日だったので後ろ側も開放して風を通しています。

ちなみにタープはDDタープの4×4mのものです。


[コールマン] 2人用 ツーリングドームLX+ TOURING DOME/LX+ 2000038143

かみさんや友達と2人でキャンプする時はWhole Earth(ホールアース)アースドーム270Ⅳという4~5人用のテントで、今は販売されていない古いタイプのテントです。

今は素材等の仕様が同じアースドーム240という若干小さくなったシリーズに変更されて販売されているみたいです。

 このテントは発売時の定価は4万円程度だと思ったのですが、爺が見た時はすでに型遅れだったためか当時22,000円くらいで購入しました。

 本当はスノーピークアメニティードームMを購入しようか迷ていたのですが、価格を見て思わず買っちゃったテントですが、設営も楽ですし広さも十分2人で超快適に過ごせますので大満足したテントです。

 また、爺が使っているものと同じ大きさのアースファイナイトドーム270というコストパフォーマンスを追求したテントも発売されていています。

 これに関しては写真がありませんので、次回キャンプをした時に撮影して掲載したいと思います。
 忘れなければですが。

アースドームを使用する時に使っているグランドシートはロゴスのものです。

サイズは270×270でぴったりで、価格も安いので購入しました。

終わりに。

 今回は爺なりの支店から様々なテントの特徴などをご紹介してきましたがいかがでしたか。

 本当はタープやペグ、ガイロープまでご紹介したかったのですが、それらは次回ということで。

 テントを選ぶ際に大事なのは、自分がどのようなキャンプがしたいかよく考えることだと思います。

 宿泊人数、テントの重量、焚火をするのか、雨でもキャンプするのか、プライバシーは確保したいかなどなど、先ずは自分がやりたいキャンプスタイルを確認する必要があります。

 それが決まればおのずと購入するテントがある程度絞られてきますので、あとは自分の好みの色や形をもとに、購入資金と相談しながらテントを選ぶだけです。

 テントを購入したらまずは中身の確認はもちろんですが、近くの公園などに行って実際に設営してみて下さい。

 いざ本番となった時に設営に手間取ってしまい、時間に追われて楽しく過ごせなかった、とならないよう撤収を含めて練習しておくことをお勧めします。

 特に雨が降っている時や、今にも雨が降り出しそうな時には、この設営や撤収の練習が絶対に役に立つと思います。

 それと、自分が行ってみたいキャンプ場の環境を事前に調べることも大事だと思います。

 標高の高い場所にあるキャンプ場や、山の麓、そして海に近いキャンプ場などは季節や場所によって非常に強い風が吹いたり、天気が変わりやすいキャンプ場もあるので、出来ればそのような点も考慮してテントを選ぶことも大事ではないかと思います。

 テントは決して安い買い物ではありませんので、買ってから後悔しないよう十分に検討して購入して下さい。

 そのためにもこの記事を読んで、参考にしていただければ幸いです。

 それではまた。

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