孫ライダー メダカの卵を発見?

孫と日常
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 夢だったアクアリウムが実現してから約1週間が経過した。

 水槽のメダカミナミヌマエビは皆元気で泳いでいる。

 水草も植えた時に比べ、葉っぱが広がり背も高くなり、みな順調に成長しているようで、ひとまず安心だ。 

 今日は2匹が襲来予定であるが、水槽の保護対策は出来ている。

 先日、小屋の中をいろいろ探してみたら、昔子供たちがファンヒーターに触れないようにするための柵があったので、とりあえずそれを利用することに。

 これを水槽の周りに設置すれば、さすがの孫ライダー達もそう簡単には触れないだろう。

 と思っていた。

孫、襲来!

 いつもの様に大きな声で、「じじー! じじどこー! じじー!」、耳の遠い爺でも、思わず耳を塞ぎたくなるような大声で襲来。

 いつもの様に食料を物色後、家中を走り回ってウォーミングアップを開始。

 そして孫ライダーに変身する直前になってメダカ水槽を発見。

 孫対策用の柵越しに孫ライダー1号「じじ、これなに? なんのお魚?」等々、興味津々で見ているし、孫ライダー2号「可愛いねー。」などと言っている。

 今のところ水槽に触れたりするようなそぶりも無く、ひとまず安心である。 

 その後、いつもの様にライダーごっこの相手をしていたが、昼飯の時間となり一時休戦。

 ソファーに横になっていたら、いつの間にか寝てしまっていた。


 突然変な音で目が覚めた。

 「何だ?」と思い周囲を見渡したら、孫ライダー達が柵を引っ張って外し、水槽に手を入れているではないか。

 今朝メダカにエサを与えた時に、水槽の蓋をするのを忘れていたのだ。

 メダカたちは必至で逃げ回り何とか無事みたいであるが、水草は引っこ抜かれたりして無残にも浮いてしまっているものもある。

 すぐに孫たちをどかし、とりあえず水草を植えなおして蓋をした。

 さほど被害は無いように思えるが、水が濁ってしまいよく確認できないので、水が澄むのを待つしかない。

 唖然とした爺を横目に孫たちは再び家中を走り回り、ライダーに変身するためのウォーミングアップを始めた。

 は徐々に濁りが澄んできた水槽を確認していたが、水草以外に被害は無いようだった。

 しかし、が思っていたよりもはるかに孫たちは成長していた。

 ちょくちょく見ているので気付かないが、背丈は1号、2号共に伸びているのがわかる。

 孫対策は失敗したが、孫の成長は嬉しいものである。 

これってメダカの卵? 

 水槽を眺めていると、孫ライダーたちが再びやってきた。

 すると、孫ライダー1号が、

 「じじ、メダカのお腹に何か付いてる。 この葉っぱにも何か付いてる。」とい言うではないか。

 何を言っているのだろうと思い、100均から買ってきたばかりの老眼鏡+1.5を掛けて見てみたところ、何とメダカが抱卵しているように見える。

 それに水草にも卵のようなものが付いているのが確認できる。

 今まで老眼鏡を掛けて水槽を見たことが無かったので見逃していたようだが、調べてみたらメダカの卵で間違いないようだ。

 このままだと親メダカたちが卵を食べてしまうみたいなので、別の容器に卵を移したほうが良いということだった。

 さっそく確認できる卵を手で採取し、タッパーに移しておいた。

 これが採卵したメダカの卵の写真である。

 

 卵をよく見ると、すでに目玉が出来ているのが確認できる。

 水の積算水温がだいたい250℃で孵化するらしく、現在の水槽の温度が24℃くらいなので、順調にいけば10~11日程で孵化するかもしれない。

 ただ、いつ産卵したか分からないので、それよりは早く孵化する可能性もあり、注意深く観察していくつもりだ。

 購入して家に届いた際にはすでに抱卵していた可能性もあるが、今からでは確認のしようがない。

 飼い始めてまだ間もないが、思いもよらない貴重な体験をさせてもらっている。

怪我の功名。

 水槽を荒らされた時はびっくりしたが、孫ライダーがいなかったら知らないうちに卵は無くなっていたかもしれない。

 怪我の功名とはこんなことを言うのだろう、孫ライダーに感謝である。

 もしも上手く孵化したら、孫たちが飼いたいと言っているので、何が何でも孵化させないと。

 メダカの稚魚のことを針子と呼ぶらしく、針の先っぽの様に小さいことからきているとらしい。

 針子用の専用の餌を与えたほうが成長が早いということなので、それも用意しないと。

 早く孵化したメダカを見て喜ぶ孫の顔が見たい、そう思う爺であった。

 

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