
今回は息抜きの意味で、「スロージギングのあるある話」についてご紹介しようと思います。
爺が経験した事や、やってしまった事、友人や知人から聞いた話など、到底考えられない事や笑ってしまう話など、様々なエピソード等を紹介します。
「これって俺だけじゃないんだ。」なんて間抜けな話もあると思いますので楽しんで下さい。
それでは始めます。
フックが・・・
これは爺が実際にやらかした超が付く間抜けな出来事です。
友人3人と釣りに行き、ポイント到着後、「今日はどれを使おうかな~。」何て友人と話をしながらジグをセットしていたが、友人が先にセッティングが完了して投入したので、爺もそれにつられて何気なくジグを投入。
その日は活性が高く、2人友人には第一投目から当りがあり、良いサイズのアイナメとソイが釣れ、幸先のいいスタートを切った。
その後も友人2人は順調に釣れるが、何故か爺にはアタリがあるもののフッキングには至らない。
「アタリは有るからジグのセレクトは問題無い。」という事で釣り続けるも爺には一向に釣れない。
「なんか変だな。」そう思ってジグを回収してみると、アシストフックが付いていなかったという、フォローのしようも無い非常に間抜けな話しです。
友人達にさんざん笑われながらも、「フックが付いていなくても魚のアタリは分かるもんだな。」などと強がりを言っている爺でした。
さすがにこんな間抜けは爺くらいだと思いますが、フックが付いていないと絶対に釣れませんので、皆さんもお気を付け下さい。

自分だけ釣れない
友人達と釣りに行って自分だけ釣れない事って、たまにありますよね?
2人の時はそうでもないのですが、3人で行った時などにたまにあり、それが自分じゃなきゃいいな、何て思いながら何時も釣りをしています。
何故なのかは分かりませんが、友人達には釣れて自分にだけ釣れないと焦りが出てくるというか、冷静でいられなくなるのが原因のような気がしますが、常に冷静でいるのも難しいですよね。
同じ様な形状とカラーのジグを使って、同じようにアプローチをしているんですが・・・、こればっかりは本当に不思議ですよね。

釣れた魚が大きくなる?
釣れた魚が何時の間にか大きくなるとは、例えて言うと「55cmのアイナメが釣れた!」という話が何時の間にか「57cmのアイナメが釣れた!」と、時間が経つにつれて魚のサイズが大きくなっている事ってありませんか?
人にもよるかもしれませんが、これって釣り人あるある話ですし、釣り人って何故か話を誇張してしまう事があり、スロージギングのみならず、フライフィッシング等の渓流釣りでもたまに聞く話です。
それでもせいぜい数センチ大きくなるだけで、40cmが倍の80cmまで大きくなることはありませんので、そのくらいは大目に見てやってください。

ドヤ顔
自分だけ釣れない話をしましたが、その逆で自分だけに釣れるとドヤ顔になる釣り人っていますよね?
魚の反応が悪くて食いが渋く、誰にも釣れないそんな時に1人だけ釣れると、何故かその方がドヤ顔になっているように見えますし、それが友人であれば何故か余計にイラっとしてしまいますが、これって爺だけ?
全然関係ない釣り人であればイラっとする事は無いのですが、友人だと負けたくないと思いイラっとくるのは何故でしょうか? と言うか、爺の器が小さいのが原因ですね。
そういう自分も、皆に釣れなくて自分だけに釣れると、自分でも知らず知らずのうちにドヤ顔になっているのかもしれませんね。

解説が止まらない奴
ドヤ顔の延長線の話ですが、釣り人によっては自分だけに釣れると、聞いてもいないのに何故釣れたのかを解説する方っていませんか?
これについても、関係ない釣り人であれば聞き流すのですが、友人や知人だと何故かイラっときますし、その話が長ければ余計にイラっとしてしまうと言う、爺の器の小ささのお話です。
自分には釣れていないので何とも言えないのですが。

タックルを変えると何故か釣れだす
そうそうある話ではないのですが、いろんな事を試しても食いが渋くてなかなか釣れない時、タックルを交換したら釣れ始めた、何て事ありませんか?
チューブラーからフルソリッドに替えたり、またその逆だったり、タックルを替えたら釣れ出したという事がたまにですが有るんです。
本当にたまたまの偶然なのか、魚の食いが上がるタイミングだったのか、それともタックルの違いによる微妙なジグのアクションの違いによるものなのか、理由は分かりませんがそんな事があるんです。
タックル交換の時間は1分も掛かっていませんので、魚の食いが急に良くなったのではなく、微妙なアクションの違いにより釣れ始めたと思いますが、今でも食いが悪い時にはタックル交換を行う事があります。
そうするとやっぱり釣れたりするんですよ、何故か・・・。
ジグ交換に命を懸ける
これは今まで2回ほどしか見た事がありませんが、食いが渋くて釣れない時に、「釣れないのはジグが合っていないから。」という事で、様々なジグを頻繁に交換して釣りをする方がいました。
数投で見切りをつけてどんどん交換するので、持ってきているジグの数も相当でしたし、釣っている時間よりジグを交換している時間のほうが長いように感じるくらいでした。
しかし、見ているとそれが当る場合があり、食い渋りの船上でその釣り人だけに釣れる事もあるくらいで、その後釣れなくなると再度ジグ交換が始まるといった感じでした。
ジグ交換も大事ですが、ジャークやら何やら、様々なアクションを試すのも釣りの面白さだと思うのですが、それで釣れたりするのでそうしているのでしょう。
しかしジグの数が半端ない数でしたので、費用も相当掛かったと思いますし、うらやましい限りでした。

地球と勝負
スロージギングに慣れていない初心者に多いのですが、根掛かりしているのに魚だと思って地球相手にファイトしているのを何度か見た事がありますし、爺も若い時に経験があります。
根掛かりしたのに思いっきりアワセを入れ、ビッグフィッシュとのファイトを思わせるようなやり取りをしているうちに、「これって違う?」とやっと気付いた方を何度も見ています。
それを何度も経験して上手くなって行くんですけど、根掛かりしてジグをロスするのは非常に痛いですが。

高価なジグほど1投目で根掛かり
高価なジグほど1投目で根掛かり、何て事ありませんか?
爺の場合、高価なジグをロスするのが怖いので最終兵器的に取っておいて、いよいよという場面で使う事があるのですが、何故かそんな時に限って1発で根掛かりしてしまう事があります。
安価なジグの場合、根が荒い場所でガンガン使っても引っ掛かる事も無く、塗装だけがどんどん傷んでいくのですが、それでもなかなか根掛かりしないのですが・・・。
根掛かりしないようにビビッて使っているからなのか・・・、いったい何故なんですかね?
本当に不思議です。
筋肉痛
筋肉痛って嫌ですが、今回ご紹介する筋肉痛は心地良い痛みの話です。
年に何回も有るわけではありませんが、ブリやワラサなどの青物が腕がパンパンになるくらい釣れる時があり、その晩は缶ビールが重く感じるくらいです。
翌日になると、「えっ?」と思うくらいの筋肉痛になっていたりしますが、これはまだ若いからで、これが60歳を過ぎると翌々日に痛くなり、治りも遅くなってきます。
若いうちは心地良い筋肉痛が、歳を取ると心地悪いただの痛みに代わりますので、皆さんも覚悟して下さい。

厄介者パート1
厄介者のパート1はクロマグロです。
先日も100kgを超えるようなクロマグロがあちらこちらでイワシを追って跳ねたりしていました。
「ヤバいな~、俺のジグを喰うなよ~」何て思っていたらいきなり「ゴン!」、直後にラインが「ジーッ」と引き出され、ドラグをMAXに締め込んだが全く止まる気配なし。
その後、船で追いかけながらファイトしていたが、クロマグロの向かっている方向に刺し網漁をしている漁船が見えたため、迷惑を掛けられないと思いスプールを指でそっと押さえたらラインが「パンッ!」と切れて終了。
獲れないのは分かっていますが、釣り人の性と言う奴で、どうしても抗ってみたくなるんです。
しかし、その代償は大きく、200m以上引き出されたラインは手元で切れたため、新しくラインを購入する必要があり、持って行かれたジグと合わせて大赤字の釣行となりました。
「お願いだから喰わないで~。」

厄介者パート2
厄介者パート2はイルカです。
イルカの大群が見えると、その日は青物はもちろん何故か根魚も釣れなくなります。
水深の深いほうへ行って根魚を狙っても何故かダメなんです。
イルカは表層を泳いでいるので、根魚には影響が無いように思われますが、何故かダメなんです。
刺し網漁をしている漁師さんが、「網を破ってしまうので困ったもんだ。」と話していましたが、それを考えると底付近も泳いでいるって事ですので、根魚も隠れてしまうのかな?
年に1~2度イルカの大群と出会いますし、見ている分には可愛いのですが、釣り人としては会いたくない生き物ですね。
おわりに
今回はスロージギングのあるある話でしたが、いかがでしたか?
皆さんにも経験がある事が一つや二つは有るのでは?
エピソードの多くは失敗談や間抜けな話になりますが、そういう話ほど後になって笑いのネタになるので楽しいのですが、出来ればそれが自分がやらかした話じゃない事を祈りながら釣りをしています。
今後も間抜けな出来事は間違いなく起こると思いますので、その際は再度お知らせいたします。
それではまた!



コメント