今回は、2025年シーズンの春の気になるスロージギングタックルについてご紹介したいと思います。
ロッド、リール、メタルジグなど、あくまでも爺が気になるタックルになりますし、中には「今さらこれを紹介するの？」というようなアイテムもあるかもしれませんが、是非最後までご覧下さい。
なお、今回ご紹介するロッドやリールに関しては、全てベイトタックルとなりますので、あしからず。
それでは始めます。
ロッド
Shimano：オシアジガー ∞(インフィニティ) モーティブ
先ずは、Shimanoのオシアジガー ∞(インフィニティ) モーティブが新しくなったのでご紹介します。
スロー系ロングロッドの代表格のロッドがさらにスローテーパーとなり、全身が弓のように曲がり込むしなやかさを持ちながらも、ジグを力強く跳ね上げるレスポンスを併せ持ったロッドに仕上がっているという事です。
全長が6ft10inchというスロージギングロッドとしては超が付くロングロッドですが、ジグの操作性も高く高強度化したブランクスのおかげで強靭なパワーを発揮するロッドです。
この長さなので、どうしてもジャークの際には若干持ち重りするとは思いますが、従来のロングロッドのような扱いにくさは無いのではないかと思います。
スロージギングのベテランに使って頂きたいロッドだと思います。
Shimano：グラップラー タイプスローJ
次もShimanoのロッドで、グラップラー タイプスローJをご紹介したいと思います。
前モデルは6ft8inch、今回は2inch短い6ft6inchとなっていて、Shimanoのスロー系ロッドに最も多く採用されている長さとなっています。
ジャーク・レスポンス・強度をさらに進化させ、非常に扱いやすいロッドに仕上がっているみたいです。
今回のグラップラーは、メーカーのHPに載っているベンディングカーブのイメージ図を見る限りでは、以前のモデルに比べて若干張りが強くなっているみたいですので、ロングロッドにしては比較的誰もが扱いやすいアクションのロッドに仕上がっていると思います。
ハイエンドモデルと比べても遜色のないロッドに仕上がっているのではないかと思いますし、満足できるロッドだと思います。
Daiwa：アウトレイジ SJ
同社のフラッグシップモデルであるソルティガSJの設計思想を引き継ぎ、且つ長さも6ft1inchと同じであることから、ハイエンドモデルと遜色のないロッドを比較的購入しやすい金額で提供したロッドと言えると思います。
爺もソルティガSJを使っていますし、非常に軽くて扱いやすい素晴らしいロッドですが、これを実売価格３万円程度の比較的安価な価格で楽しめるということは、釣り人としては有難いことだと思います。
長さが6ft1inchという標準的な長さであり、船上でも非常に扱いやすいことから、初心者の方には特におすすめですし、もちろんベテランの方も満足できるロッドだと思います。
その他にもDaiwaのヘビーウエイトジグを駆使しての大物釣り用のソルティガ J レブリミットなどがありますが、それらについてはまたの機会にでもご紹介したいと思います。
リール
Shimano：オシアコンクエストCT（UPDATE）
先ずは、アップデートされたShimanoのオシアコンクエストCTをご紹介します。
スロージギングに使用される300番の変更内容としては、フォールレバーの形状が変更されて使いやすくなったことと、フォールテンションを掛けた状態でもハンドルの巻きが重くならないように改良されたという事です。
以前はフォールレバーを効かせた状態だとハンドルの巻きが重かったのですが、今回の改良によって魚とのファイトの際にもフォールレバーを戻す必要がなくなったのは非常に有難いと思います。
これで最大巻上長が100cm位になればさらに良いのですが、Shimanoさんの事ですので現在検討もしくは既に開発中で、年内か遅くても来年のモデルにはラインナップされるのではないかと期待しています。
Daiwa：ソルティガ 300
このリールはShimanoの小型両軸リールのフラッグシップモデルであるオシアコンクエストとほぼ同じスペックのリールで、どちらもカウンターは付いていませんがレベルワインド機構を持った小型両軸リールです。
このリールの最大の特徴は、レベルワインド機構が付いているリールでは初めてスプールロック機構が付いたという事です。
この機構は今まではレベルワインド機構が付いていない大型の両軸リール（オシアジガーやソルティガ15など）にしか設定されていませんでしたが、これが付いたことによって根掛かりした際のラインを切るのが楽になりました。
今まではスプールを抑えたりしてラインを切っていましたが、そう簡単に切ることは出来ませんでしたし、ギアやベアリングを痛める危険性が有ったので、これが付いたことによって安心して切る事が出来ます。
何故今まで付いていなかったのか不思議ですが、今後はソルティガICなどにも付くことを期待しています。
Daiwa：ティエラ IC 300-C
次もDaiwaの製品で、ティエラ IC 300-Cをご紹介します。
先にご紹介したソルティガ 300と同じ300番という事でスペックはほぼ同じようなリールですが、このリールの特徴は専用のアプリを通してリールとスマートフォンを連動させて、実釣時のデータを確認できたりする事です。
その記録された各種データを確認する事によって自身のスキルアップに貢献し、釣り場を離れてからも釣りを楽しませてくれるという事です。
また、一般的なリールはクリック式という機械式のドラグ音ですが、このリールは電子ドラグサウンドという電子音うを採用しているため、ラチェット構造などによる物理的抵抗が発生しません。
これにより、滑らかなドラグ性能とより聞こえやすいドラグ音の両立が可能となったという事です。
若い方々であれば何の問題も無く使いこなすのでしょうが、PCを扱うのもやっとなアナログ爺にとっては、リールまでコンピューター化していくと、いよいよ付いて行けなくなりますね。
先も長くないので、爺は機械式でいいかな～って思っています。
今回ご紹介したリールの他にも、Daiwaのソルティガ35などの大型の両軸リール等も発売されましたが、それらについては次の機会にご紹介したいと思います。
ライン
SUNLINE：ディープワン×8
品質と強度を落とさずにコストを抑えた、非常にコストパフォーマンスに優れたPEラインで、初心者の方におすすめなラインです。
より真円を求めた８本組構造で、ストレスとなる糸鳴りを抑えたスムーズな操作感が持続するラインで、10ｍ毎にカラーリングされているので、出ているラインの距離を確認できます。
SUNLINE：ソルティメイト アメイザー×8
次もサンラインの製品で、ソルティメイト アメイザー×8をご紹介します。
最高峰の強さと滑らかさの両立したジギング専用８本組ULT-PEラインで、強靭な直線強力を持ったPEラインです。
また、このラインには他の製品では設定されていない1.7号という太さが設定されていますので、非常に興味をそそります。
通常は1.5号の次は2.0号となっている場合がほとんどなのですが、このソルティメイト アメイザー×8にはその中間の1.7号が設定されているので、1.5号では不安だし2.0号だと太すぎるという方には非常に有難いラインです。
少しお高いのがネックですが、チャンスがあれば是非1.7号を使ってみたいですね。
これ等の他のメーカーからも新製品が発売されているかもしれませんが、とりあえず爺が気になった製品だけをご紹介していますので、さらに気になるラインなどが見つかったら後日ご紹介したいと思います。
メタルジグ
Shimano：シックスサイド サクラスペシャル
先ずは、Shimanoのシックスサイド サクラスペシャルをご紹介します。
以前からサクラマスジギングに有効だと言われていたシックスサイドに、サクラマスに有効な専用カラーのジグが発売されました。
カラーは９色で、サイズはサクラマスジギングで多用される130ｇと150ｇの２種類の展開です。
実売価格は1,200円程度と、比較的購入しやすいのも魅力です。
Shimano：ロングウェーバー
次もShimanoの製品で、ロングウェーバーをご紹介します。
このジグは、同社のサーディンウェーバーをロング化したもので、薄型のヘッド構造などにより引き抵抗が少ない潮抜けの良いジグとなっています。
シマノ製ジグのなかでは最強のハイアピール性能とうたっていますので非常に興味がそそられますし、実売価格が160ｇで1,300円程度と比較的安価なのも魅力です。
Daiwa：グリムジグ セミロング
次は、Daiwaのグリムジグ セミロングをご紹介します。
青物用に開発されたと思われるジグで、＃5/0のシングルフックがアイ側にセットされているため、購入したらすぐに使えるジグです。
しかし、セミロングという事もあり特別長いという訳ではありませんので、普通のスロージギングで根魚や底物なども十分に狙えるのではないかと思いご紹介しました。
付属のフックを外し、アイ側とテール側にいつも使っているツインフックを付けて、スロージギングで狙ってみたいですね。
実売価格も1,100円～1,200円程度と、比較的安価なのも魅力ですので、興味がある方は是非使ってみて下さい。
その他
Shimano：ユニフリーズ 20L
Shimanoから発売された新しいクーラーボックス、ユニフリーズ 20Lをご紹介します。
「20ℓだと小さ過ぎない？」と思われるかもしれませんが、なんと内寸45cmを確保してあるため、特別大きな青物等を除けばグッドサイズの魚を折り曲げずに持ち帰ることが出来るのではないかと思います。
また、20ℓというサイズは、釣りのみならずレジャーにも持って来いのサイズだと思いますので、まだクーらボックスを持っていない方や、買い替えや買い足したい方は是非チェックして下さい。
Shimano独自のUNISHIELDというものを採用することで、密閉性を高め移動時の水漏れや冷気漏れを軽減し、同時に保冷力もアップさせています。
天面からワンアクションで開け閉めが可能な両開きやワンタッチ水栓、それに蓋に座ることが可能な堅牢ボディーなど、便利機能満載のクーラーボックスです。
今後はUNISHIELDを採用した、もっと大きなクーラーボックスもラインナップされるのではないかと思いますので、非常に楽しみです。
以前投稿したように、クーラーボックスを改造すれば、さらに保冷力がアップするのではないかと思います。
まとめ
今回は2025年シーズンの春の気になるスロージギングタックルについてのご紹介でしたが、いかがでしたか？
今回ご紹介した以外にもたくさんの新製品やアップデートされたタックルが有ると思いますが、とりあえず爺が分かる範囲内での気になった製品の紹介でした。
さらに気になる製品を見つけた場合は、追って皆様にご紹介したいと思います。
それではまた。
コメント