いよいよキャンプデビュー!初心者が気を付けるべきポイント。

キャンプ&トレッキング
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 今シーズン、いよいよキャンプデビューという方も多いと思いますが、今回は初心者が気を付けるべきポイントについてご紹介したいと思います。

 これを怠ると最悪、というポイントもありますし、そうなると最悪は「キャンプはもう嫌だ!」となりかねませんし、そうなるとせっかく揃えたキャンプギアは何だったの?ってなっちゃいます。

 そうならないようこの記事を参考にして、トラブルの無いように万全な体制で楽しいキャンプを楽しんで下さい。

 それでは始めます。

情報収集編

 キャンプデビューに際しては、十分な情報収集が不可欠にですし、非常に大事になりますので、それらについてご紹介します。

キャンプ場の情報収集

 先ずは行ってみたいキャンプ場の情報収集を行います。

 初心者におすすめは、車を横付け出来て区画がはっきりしているオートキャンプ場がおすすめですが、何区画あるのか、どんな区画があるのか、トイレや炊事場などとの距離は等々、出来る限り詳細に調べて下さい。

 また、焚火を楽しみたい場合にはそれが可能か否か、可能な場合は薪などを販売しているのか調べておく必要があります。

 特に子供がいるファミリーの皆さんは、家族の意見なども聞いてどんなテントサイトが良いのか、十分に話し合っておいた方が間違いありません。

 また、キャンプ場の入場時間や退場時間、固有のルールなど、事前に十分に調べておく必要がありますし、何かトラブルがあった場合のレンタルサービスも充実していれば安心だと思います。

 その他に非常に大事なのが、キャンプ場の標高や地形で、それによっては朝晩が非常に冷え込むとか、山からの吹きおろしの風が強くてタープを張るには十分な対策が必要だとかがわかります。

 その辺の知識については初心者の方は判断が付かないと思いますので、キャンプ場の口コミとかを確認してみるのもいいと思います。

持ち物リストの作成

 事前にキャンプに持って行くキャンプギアのチェックリストを作成しておく事をおすすめします。

 直前だと焦りもあり、チェックリストに載せるのを忘れてしまう事もあると思いますので、事前に作成しておいて、その後思い出したものを書き加えておくことにより忘れ物も無くなると思います。

 最初はどうしても荷物が多くなりがちですが、忘れ物をするよりは良いと思いますす、何回かキャンプをしているうちに、必要なものと削っても問題ないものなどが分かってくるはずです。

 とにかく忘れ物の無いよう、チェックリストは必ず作成する事をおすすめします。

練習編

テント、タープの設営練習

 キャンプ場に行っていざテントやタープを張ろうとしても、初心者の方はそう簡単に張る事は出来ません。

 比較的設営が簡単だと言われているドームテントだとしても、事前に自宅の庭や近くの公園などで設営の練習をしておくことをおすすめします。

 また、キャンプ場で風が吹くことも予想して、風が吹いている状態でタープやテントを張る練習もしておければベターですし、風向きによってテントの向きを変えるなどのイメージも考えておく事が必要になります。

 しかし、なかなか実際に設営練習が出来ないという方は、YouTube等の動画で自分と同じテントの設営動画を見たり、タープの設営の仕方を見たりして、設営のイメージを頭に叩き込んで下さい。

 しかし、爺のように3歩歩けば忘れてしまうような方は、もしもネットが見れる環境であればキャンプ場で動画を見ながら設営して下さい。

 心配であれば事前にキャンプ場に電話して、ネット環境などについて問い合わせて下さい。

キャンプ飯を作る練習

 キャンプに行って作って食べたいものをピックアップし、事前に作って練習する事をおすすめします。

 実際に持って行くバーナー(ストーブ)とクッカーを使って自宅の庭などで作ってみると、こうした方がいいということが分かりますので、何度か作ってみることをおすすめします。

 実際に作ってみて、これはダメだと思ったら、メニューを変えて作ってみて練習し、本番には美味しいキャンプ飯を食べながら美味しいくお酒を飲めるようにしておくことが大事です。

 練習しておく事で時短も可能になり、余裕を持ったキャンプが出来るようになります。

キャンプ場の予約

 テントやタープの設営やキャンプ飯を作る練習一通り行い、自信が付いたら事前に調べておいたお気に入りのキャンプ場のお気に入りのサイトを予約しましょう。

 当日の予約状況を確認し、最初はあまり混んでいたり、逆にガラガラだったりするサイトよりは、周辺が適度にぽつぽつ予約が埋まっているくらいがちょうどいいと思います。

 また、混み合っていない場合は当日行った際に変更も可能なはずです。

 その際には、入場・退場時間の確認はもちろん、レンタル品の有無や焚火をしたい方は薪の販売の確認、そして最も大事なのはキャンプ場のルールの確認です。

 また、時期的な気温や風の強さ等も聞いておけば安心です。 

事前準備編

天気予報のチェック

 天気予報は数日前から確認しておき、事前にある程度服装などは決めておきますが、前日の天気予報で最終決定となりますが、はっきりしない天気の場合は、最悪を予想して準備をしておく事をおすすめします。

 服装に関しては、とにかくレイヤリングをいしきし、暑ければ脱ぐ、寒ければ着る、を意識して選んで下さい。

 また、明らかに台風などの影響により大荒れの天気が予想される場合は、絶対に無理せずにキャンセルする事が必要ですし、子供がいるファミリーキャンプの場合は、小雨予報だとしても家族と相談して決めて下さい。

 子供がいる場合は特にですが、初めてのキャンプは雨を避けたほうが間違いないと思います

食材の準備

 事前にキャンプで食べるメニューを作る練習をしていたと仮定すれば、事前に野菜などを切って持って行くなど、下ごしらえ出来るものは全て行って持って行く事をおすすめします。

 いく練習しているとはいえ普段のキッチンとは違いますので、準備できるものは事前に行う事によって、キャンプ場で時間に余裕を持って作ることが可能になります。 

荷物のチェック

 持って行く荷物などを、事前に作成しておいたチェックリストに沿って忘れ物の無いように十分にチェックを行います。

 また、ファミリーキャンプの場合は、何か足りないものは無いか家族にも最終確認する事によって、より忘れ物をする事が無くなると思います。

クーラーボックスの予冷

 キャンプ前日は、ペットボトルに水を入れて凍らせたものなどをクーラーボックスに入れて、予冷をしておく事が必要です。

 予冷をしておかないと本来の保冷力を発揮できず、食材が傷んだりビールがぬるくなったりで、クーラーボックス本来の役目を果たせなくなりますので、予冷は確実に行って下さい。

 また、キャンプ当日にクーラーボックスに入れる保冷剤も、ペットボトルを凍らせたものを入れて持って行けばコスパを抑えることも出来ますし、融けた水は飲料水などにも利用出来て、一石二鳥です。

 また、ウイスキーや清涼飲料水に入れる氷は、スタンレー等の大き目の真空ボトルに入れて持って行く事で、キャンプ当日はもちろん、翌日まで融けずにいます。

キャンプ当日

荷物の積込み

 当日の朝、再度チェックリストで確認しながら車などに荷物を積み込みます。

 また、クーラーボックスに保冷剤を入れ、食材等を入れるのですが、この時に意外に忘れやすいのがビールで、酒飲みの爺が忘れるはずがない、と思っていたのですが、今まで2回ほど忘れてしまいました。

 ウイスキーを持って行ってたので我慢出来ましたが、夏場の暑い時期だったらビールが無いと大変なことになります。

 チェックリストにも載せていたのですが、それでも忘れてしまいましたので、皆さんはこうならないよう気を付けて下さい。

ルートの再確認

 初めてのキャンプ場や、行ったことの無い遠くのキャンプ場の場合、再度ルートの確認をして下さい。

 山奥にあるようなキャンプ場の場合、意外に看板が目立たなかったりするので、迷ってしまったという話を聞いたことがあります。

 道に迷って遅れれば遅れるほど、時間に追われてしまいますし、ただでさえ慣れていないので何をするにも時間が掛かってしまい、結局ただ疲れるだけ、とならないよう気を付けて下さい。

キャンプ

受付とルール確認

 キャンプ場に着いたら、先ずは管理棟に行って受付を済ませますが、その際にサイトの場所やルールを確認します。

 また、レンタル品が必要な場合はそのを借りたり、焚火を楽しむのであれば薪を購入しますが、風が強い時は無理に焚火を行わないようにして下さい。

 自分はT/C素材のテントで火に強いかもしれませんが。火の粉が飛んで隣のサイトのテントに穴が開いたり、最悪は山火事になる危険性もありますので、絶対に無理はしないようにして下さい。

 実際にそのようなトラブルを見た事がありますし、お互いにせっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまいますので、初心者の方は特に無理は禁物です。

キャンプサイトの確認

 受付を済ませたらキャンプサイトを確認します。

 その際、自分が思っていたようなサイトじゃなかった場合、受付に行って変更が可能か否か確認し、可能であれば再度受付を行います。

設 営

 キャンプサイトを確認したら、天気予報で風向きなどを確認してテントの向きを決め、練習通りにテントを設営し、 また、太陽の向きなどを考慮して、必要であればタープも設営します。

 設営が完了したら、テーブルや椅子などを配置します。

安全対策

 一通りテント回りの設営が完了したら、ガイロープに引っ掛かって転んだりしないよう動線上の邪魔になるロープを張り直したり、ガイロープにマーカーを付けたり、とにかく明るいうちに安全対策を行っておきます。

ルールやマナーの順守

 楽しいキャンプとは言え大騒ぎするのは絶対タブーですし、特に20時を過ぎたら外のものを片付けてテントに入って楽しむようにして下さい。

 とは言え、子供たちは楽しくてついはしゃいだりしてしまいますし、子供の笑い声などを聞くとこっちまで楽しくなるので特に気にしませんが、なかにはそうじゃない方もいると思うので、あまり遅くならないように注意して下さい。

 経験上子供たちは日中から楽しんではしゃいでいますので、いつも200時頃には疲れて寝てしまいましたが。

 その際は、外には食べ物や飲み物などを置かず、全てテント内に入れるか、必要ないものはクーラーに入れるようにしないと、山にあるキャンプ場などは熊等の野生動物が寄ってきたりしますので、絶対に外には置かないようにして下さい。

テント撤収、帰宅

起 床

 起床時間は各々違います。

 爺のように日の出とともに起きてコーヒーを淹れて飲むのが好きな人もいれば、仕事の時間に追われる事なくゆっくりと起きたい方など、キャンプの楽しみ方も人それぞれです。

 ですので、あまり早い時間から音を立てるのはマナー違反ですし、早くご飯を食べたい場合には音をあまり立てないよう静かに調理する必要がありますし、会話も小声で行うようにしましょう。

 また、周りのキャンパーさんの様子を見て、皆さんが起きたら普通のキャンプに戻ります。

 ただし、周りに他のキャンパーさんがいな場合はこの限りではありませんが、それでも早朝からうるさくするのはマナー違反ですのでご注意ください。

テントやタープの乾燥

 朝起きたら、ついでにしておきたいのが結露したテントやタープを乾かす事です。

 自宅に帰ってから乾かす人もいますが、可能であればテントの前後の入り口を開放して風を通すなどして乾かしておけばある程度帰宅してからの手間が省けますのでおすすめです。

 また、完全に乾かすためにタープポールを2本建ててロープを張り、テントやタープを掛けて乾かせば完璧です。

 帰宅時間に制約などがあれば別ですが、ある程度時間に余裕がある場合はこのようにして乾かしています。

片付け

 全てのキャンプギアを片付けて車などに積込みます。

 その際に注意するのがペグの忘れ物で、芝生のサイトの場合は芝に隠れてペグが見にくくて、つい忘れてしまいやすくなるので注意が必要です。

ゴミの処理

 よく言われるのは、「着いた時よりも奇麗にして帰る」、ということです。

 より奇麗にして帰る事は現実的ではありませんが、ようは小さなゴミも残さずに帰るという意味ですので、最後は皆で確認してから帰るようにしましょう。

 また、キャンプで出たゴミはきちんと分別し、キャンプ場の決まった場所に出す事はもちろん、そのような場所が無いキャンプ場であれば、全てのゴミを持ち帰り、自宅できちんと処理して下さい。 

挨拶、そして帰宅

 テントサイトの最終確認が終わったら、管理棟に行って退場の挨拶をし、レンタル品が有ればお返しして帰宅します。

 なお、そのキャンプ場が気に入ったら、次の予約をしても良いでしょう。

 初めてのキャンプの場合、普段の生活とは違う環境のため自分では感じていなくても疲れている場合がありますので、帰宅の道中は休憩を取りながら気を付けて帰って下さい。

 なかにはほとんど寝ることが出来なかった方もいると思うので、その場合は特に気を付けて下さい。・

おわりに

 今回は、いよいよキャンプデビューという初心者の方が気を付けるべきポイントについてでしたが、いかがでしたか?

 せっかくの楽しいキャンプが、ちょっとしたことで台無しになり、キャンプが嫌になったりすることの無いよう、この記事を参考にして楽しいキャンプをお過ごしください。

 次回のキャンプに関する記事は、今回の続きと言えるような内容ですが、キャンプ場のルールとマナーについて詳しくご紹介したいと思います。

 それではまた。

 

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