アウトドア用カセットコンロ。家庭の味をキャンプ場で味わおう!

キャンプ&トレッキング
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 今回は、アウトドア用カセットコンロについて、いったいどんなものなのかいろいろ調べたりしてご紹介したいと思います。

 調べたりしてわかった結論から言うと「非常に優れたキャンプギア」ですので、興味のある方はこの記事を読んで購入の参考になれば幸いです。

 近年キャンプ場や直火以外であれば火器の使用が可能な公園などで、ファミリーやグループがカセットコンロを持ち込んで調理しているい方を見掛ける事が多くなりました。

 ファミリーやグループキャンパーと言えば、以前はグリルと炭を持ち込んで男性陣が火を起こして調理している方が多かったのですが、今はそれに替わりカセットコンロが増えてきたように思います。

 私の知人もファミリーキャンプの場合などはカセットコンロを使用しており、その理由を聞くと「火起こしも、火の後始末もいらず、家で調理している感覚で、片付けも簡単で手軽なので、人数が多い時は最高。」と言ってました。

 炭火の場合、火の取扱いに慣れが必要ですし後片付けも大変で、火傷にも気を付けなければなりませんが、カセットコンロだと誰でも家にいるような感じで調理が可能なところも良い点だという事です。

 カセットコンロと言えば、寒い時期に自宅でテーブルを囲んで鍋料理などを楽しむなど、あくまでも家庭用というイメージがありましたが、今はアウトドア用のカセットコンロも発売されていて、誰もが何処でも普通に調理できるようになったという事です。

 西日本や関東などではいまだに猛暑が続いていますが、爺が生息する東北地方では朝晩はすっかり秋らしくなり、日中もかなり過ごしやすくなってきて、いよいよ秋のキャンプシーズンが到来といったところです。

 秋は「食欲の秋」とも言われるくらい食欲も増してきますので、これを機にカセットコンロを使っていつものキャンプよりちょっと贅沢に、少し手の込んだ料理に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

 という事で今回は、アウトドア用カセットコンロのメリットやデメリット、OD缶やCB缶のシングルバーナーとの違い、お勧めのカセットコンロなどをご紹介して行きます。

 それでは始めます。

カセットコンロとは

 カセットコンロとは、液化石油ガスを充填したカセットボンベ、いわゆるCB缶というものをセットして使用する調理器具の事で、家族や友人などと鍋を囲むときのコンロのことです。

 関東や西日本はどうわかりませんが、東北や北海道では寒い冬を乗り切るための必需品と言えるもので、予備のCB缶や土鍋と共にほとんどの家庭で備えているし、使われていると思います。

 また、東日本大震災の長期間の停電によりIHコンロが使えなくなったことを機に備えた家庭も多いと思います。

 我が家では冬になると週一回以上はお世話になりますし、湯豆腐、鱈鍋、すき焼き、おでん、寄せ鍋、キムチ鍋、余った汁でうどんすきやおじや等々、考えただけでよだれが出てきますし、日本酒が飲みたくなります。

 東北人である爺にとってカセットコンロは、長い冬を乗り切るために無くてはならないものです。

家庭用とアウトドア用

 カセットコンロには屋内で使用する事を前提にした家庭用と、キャンプ等での使用を考慮したアウトドア用のカセットコンロがありますので、それぞれの特徴をご紹介します。

家庭用カセットコンロの特徴

家庭用のメリット

・薄型のものが多い(クッカーを載せる部分が低く出来ている)
 ゴトクの部分が薄く、鍋を載せても低いので調理しやすいし食べやすい。

・火力が強い
 キッチンに備えてあるIHやガスコンロに比べても遜色のない火力。

・様々なプレートに付け替え可能なものがある
 鉄板焼き用、グリル用、焼き鳥用など、様々なプレートがオプションで用意されているものがある。

家庭用のデメリット

・風に弱い
 アウトドアで使う場合、風防などが付いていないため風が吹くと消えたりする。

・薄型のものは火力が弱いものがある
 超薄型のものは火力が弱いものがあるので、購入前に確認が必要。

 家庭用カセットコンロの主な特徴は以上の通りとなります。

 薄型のものは火力が弱いと言われていますが、特に大量の調理をするわけでなければ何ら問題ないと思いますし、逆に燃焼時間も長くて場所も取らないので、使い方次第と言えます。

 また、一人鍋用と言えるような小型サイズのコンロもありますので、各自の使い方で様々なタイプを選ぶことが可能です。

アウトドア用カセットコンロの特徴

アウトドア用のメリット

・風に強いものが多い
 風防が付いているものや、火が出る穴が多い多孔式バーナーになっているタイプがある。
 アウトドアでも自宅で調理しているように使うことが出来る。

・頑丈に出来ているものが多い
 アウトドアでの使用を考慮し、頑丈で安定感にすぐれているものが多い。
 重たい鍋やダッチオーブンを置いて調理が可能。

・火力も強く家庭で調理している感覚
 いつものように家庭のガスコンロで使っているような感覚で調理する事が可能。
 3,500kcal/hという高火力なものもある。

・持ち運びやすいように設計されているものが多い
 アウトドアで使用する場合、持ち運びは必須になり、それを考慮したものが多い。
 折り畳み式や専用の収納ケースが最初から付属されているものがある。

・ツーバーナータイプも選べる
 大人数用の調理が可能なツーバーナータイプのコンロを選択可能。

アウトドア用のデメリット

・サイズが大きい
 頑丈で重たい鍋も置くことを前提としているため、サイズが大きい。

・重いものが多い
 頑丈な分、本体が重くなる。

・本体が厚い
 風防などが付いている関係で本体が厚くて鍋の位置が高くなり、家庭で使うには調理師にくく食べにくい。

 アウトドアでの使用を前提としているため、風防が付いているなど風に強いものが多いが、頑強に出来ていて重いものがあり、そのため運搬性を考えて専用のケースが付属しているものや、折りたたみ出来るものがある。

 アウトドアと共に、家庭でも使いたいとなると厚さがあり使いにくいため、工夫して使う必要があるが、基本的にはアウトドア専用と考えた方が無難だと思います。

 現在は、いろんなアウトドアメーカーなどから発売されているが、中には家庭用と同じような仕様の製品を、アウトドア用としてうたっているものもあるので注意して下さい。

 また、風防が付いていないカセットコンロの周りをウインドスクリーンで囲って使う方法をブログなどで紹介している記事があるが、その場合はCB缶が異常な圧力になった場合に接続部が勝手に外れる安全装置が付いているカセットコンロを使うようにして下さい。

 正しい使い方としては、はなから安全装置が働かないような使い方が基本ですが。

OD缶&CB缶ストーブとの違い

 従来からあるOD缶やCB缶ストーブとアウトドア用カセットコンロとの違いは以下の通りになります。

比較項目OD缶バーナーCB缶ストーブアウトドア用カセットコンロ
コンパクト性◎登山やバックパックにも使用可〇小型のものが増えてきた×構造上大きくなる
軽 さ×
調理時の安定性
耐風性
耐寒性
火 力◎~〇全体的に強い〇~△◎~〇全体的に強い
各種安全装置××◎圧力検知安全装置 他
様々な使い方(オプションプレート)××◎様々なオプションプレート有
初心者の使いやすさ
燃料の入手のしやすさ
ダッチオーブンが使用可××

 コンパクト性に劣り、重量も重くなるが、車で運ぶ方であれば特に問題ありませんし、そのデメリット部分が逆に調理時の安定性へと繋がります。

 また、従来から使われているOD缶やCB缶は、バーナーヘッド部が剥き出しなのに対し、アウトドア用カセットコンロはケースに覆われているし、ヘッド周辺も風防で囲われているため耐風性に優れています。

 CB缶のデメリットである耐寒性については、CB缶がケースに覆われているため風の影響で冷えにくいと考えられるため、従来のCB缶ストーブに比べると寒さにも強いと思われます。

 様々な安全装置も付いており、特に初心者の方が安全に調理できるのは嬉しい限りです。

 ダッチオーブンも使える強度があり、キャンプ飯のレパートリーは圧倒的に増える事は間違い無しです。

アウトドア用カセットコンロの上手な使い方

持ち運び

 アウトドア用カセットコンロは大きくて重いものが多いため、基本的には車で移動するキャンパーにお勧めで、オートキャンプ場や、キャンプサイトが駐車場から近い場所などで使う事をお勧めします。

 逆に言うと、登山者やバックパッカーには適していないという事です。

 また、バイカーの方が使いたい場合は、荷物の量などと相談する必要があります。

設置場所

 アウトドア用カセットコンロは、サイズが大きくて重たいため、キャンプテーブルに載せて使用する場合などは、その大きさと強度、そして高さなどを十分に確認しておく必要があります。

 ロースタイルで地べたに置いて使用する場合は問題ありませんが、テーブルに置いて使用する場合には、ある程度余裕がないと食器も置けませんので注意が必要です。

耐風性

 コンロの大きさにこだわらなければ風防付きの頑丈で、大きなアウトドア用コンロをお勧めします。

 風防が付いていない小さなコンロや折りたたみ式のコンロを使いたい場合は、風上側にウインドスクリーンを設置して使う事になるが、その場合は安全装置付のコンロを使う事はもちろん、CB缶が熱を持たないよう細心の注意を払って使うようにして下さい。

燃焼時間

 カセットコンロのカタログには燃焼時間が記載されていますが、アウトドアで使用するため気温や風の強さによって燃焼時間が変わります。

 また、CB缶のガスが減っていくに従って火力も弱くなったりしますので、宿泊日数や宿泊人数によって予備のCB缶を忘れずに持って行く事を忘れないようにして下さい。

 しかし、CB缶の場合は何処でも手に入るのが最大のメリットでもありますので、もし忘れたとしても大きな問題にはならないのがいいですね。

安全装置 

 アウトドア用も家庭用も、CB缶が何らかの原因により加熱されて温度が上昇し、内部圧力が異常に上昇した場合に、自動でCB缶が外れてガスの供給が止まり、火を消す圧力検知安全装置が付いたものをお勧めします。

 また、立ち消え安全装置というものもあり、風や吹きこぼれ等によって火が消えた場合に、センサーがそれを検知して自動的にガスを遮断する安全装置です。

 これらの安全装置はキャンプ用のCB缶ストーブには着いていない装置で、マグネット方式のカセットボンベ装着式のコンロで採用されている安全装置です。

テント内での使用

 雨や強風などによってテント内での調理や食事になる事もありますが、キャンプ用OD缶シングルバーナーやCB缶ストーブに比べて安定感があり、調理器具の転倒などの心配が少なくなります。

 また、CB缶シングストーブのように脚が熱くなり、テントのフロアに穴を開けてしまう心配もありません。

 なお、テント内で使用する場合は、カセットコンロのみならず他の火器も同様に十分な換気をしながら使用するようにして下さい。 

少人数

 少人数の場合、小型のアウトドア用カセットコンロがお勧めです。

 小型と言ってもキャンプ用OD缶バーナーやCB缶ストーブに比べて大きくて頑丈なため、大きなクッカーを使用出来ますし、小型のダッチオーブンなども使用可能ですので、調理のレパートリーは広がります。

 様々な調理を試したいが、1台ではどうしても足りないとなった場合は、OD缶バーナーやCB缶ストーブを補助ストーブとして使う方法もあります。

 また、小型のアウトドア用カセットコンロの場合、コンロの蓋が風防となる機種もありますので、どのような調理をするかなどを考えて選択してください。 

ファミリー等の多人数

 ファミリーや多人数の場合、バーナーヘッドが2口のツーバーナーもお勧めですが、ソロやタンデムでも使いたい場合はオーバーサイズになりますので、キャンプは常に多人数の方という方のみツーバーナーをお勧めします。

 ソロ~多人数で使う場合、アウトドア用カセットコンロ1台と、もう一台はOD缶バーナーやCB缶ストーブ、又は家庭用カセットコンロを補助ストーブとして持ち込むなどして対処可能だと思います。

 一般的にアウトドア用カセットコンロを使用する場合、車での移動や運搬が前提となりますので、補助用ストーブの持ち込みで多少荷物が増えても何ら問題ありません。

お勧めのOD用カセットコンロ8選

 ここからは、お勧めのアウトドア用カセットコンロを、シングル、ツイン、そして変わり種の3種類に分けてご紹介して行きます。

 なお、あくまでも爺の好みで選んでいますのであしからず。

シングル

Iwatani:カセットフー“タフまる”

 まずは、Iwataniのアウトドア用カセットコンロカセットフー“タフまる”を紹介します。

 キャンプをする方などは聞いたことがある名前だと思いますし、アウトドア用カセットコンロの代表格と言えるコンロです。

 風は防ぎ空気だけを通すダブル風防ユニット搭載で風に強く、さらに風の影響で炎が消えにくい多孔式バーナーにより風の影響で炎が消えにくいのも特徴です。

 非常に頑丈に出来ていて、重量もそれなりに重く出来ていますが、その頑丈さゆえに20kgのダッチオーブンまで載せて調理する事が可能です。

 また、専用のキャリーケースが付属していますので、持ち運びの際はさほど重量は感じないと思います。

 オプションで、焼き肉プレート、網焼きプレート、鉄板焼きプレートなど、様々な種類のプレートを取り付け可能ですので、自分たちに合ったプレートを準備すれば、さらに料理のレパートリーが広がります。

 重量は2.4kg、火力は2,800kcal/hと十分な火力で、連続燃焼時間は75分となっています。

 とにかくアウトドア用カセットコンロと言えば、カセットフー“タフまる”と言っても過言ではないと思います。

Iwatani:カセットフー“タフまるJr.”

 次もIwatani製品で、カセットフー“タフまるJr.”をご紹介します。

 カセットフー“タフまる”の小型版で、大きさは約60%の大きさに、そして重量は1.6kgで0.8kgの軽量化となっています。

 少人数キャンプに適した大きさですが、タフまると同様に風は防ぎ空気だけを通すダブル風防ユニットの搭載や、多孔式バーナーの採用など、基本性能は同じとなっており、アウトドアで優れた性能を発揮します。

 火力は2,000kcal/hと小さ目ですが、風防が付いていて風対策がしてありますし、アウトドアでの使用を前提としていますので、実際の火力は数値以上のものと思われます。

 連続燃焼時間は102分で、コスパに優れているのも嬉しい点です。

 また、小型とは言え10kgのダッチオーブンを載せる事が可能で、オプションで様々な種類のプレートを取り付け可能ですので、料理の幅が広がります。

 キャリングケースが付属していることはもちろん、使用するCB缶はレギュラーサイズはもちろんジュニアサイズのCB缶も使用可能となっています。

 ただ小さいだけではない、優れた性能のアウトドア用カセットコンロです。

Iwatani:カセットフー“風まるⅢ”

 これもIwatani製品で、カセットフー“風まるⅢ”をご紹介します。

 このカセットコンロの特徴は、タフまる等と同様に風は防ぎ空気だけを通すダブル風防ユニットを搭載していることはもちろんですが、何と言っても3,000kcal/hという大火力であるという点です。

 また、先に紹介したカセットコンロより若干薄く出来ていて、家庭での使用も想定したコンロです。

 もちろんキャリングケースは付属していますし、様々なアクセサリープレートもオプションで選べますので、様々な調理に対応可能です。

FORE WINDS:ラックスキャンプストーブ

 IwataniアウトドアブランドであるFORE WINDSラックスキャンプストーブを紹介します。

 非常に洗練されたスタイリッシュな外観であり、キャンプ場に持って行っても誰もカセットコンロだとは思わないのではないでしょうか。

 しかしただスタイリッシュなだけでなく、火力は3,000kcal/hの大火力で、バーナーヘッドの周りは風防リングで囲まれている上、取り外し可能なコンロの蓋も風防の役割を果たしますので風にも強く、さらに風の影響で炎が消えにくい多孔式バーナーも採用しているなど、実力を兼ね備えたコンロです。

 価格は若干高めですが、個性を出したい方、カッコいいギアが欲しい方には持って来いの製品だと思います。

 なお、蓋が付いていてそれがケースの役割を果たすようになっていますので、持ち運びには何ら問題ありません。

スノーピーク:HOME&CAMPバーナー

 次はスノーピークHOME&CAMP バーナーをご紹介します。

 このコンロの最大の特徴は、バーナー部分を折りたたんで収納する事が出来て非常にコンパクトになり、一見すると細長い筒のような形状になる事です。

 コンパクトで持ち運びも問題ありませんし、もしかするとバックパックに収納して持ち運べるのではないかと思います。

 火力は2,100kcalと小さ目で、風防も付いていませんので、風が強い時などは火力が安定せずに厳しいと思いますが、とにかくコンパクト性を優先する方にはお勧めです。

 同じような製品に、FORE WINDSフォールディングキャンプストーブというものがありますのが、価格や性能も同じような物なので、その辺は自分の好みで選んで下さい。

機種比較表

 シングルのアウトドア用カセットコンロを比較した表になりますので参考にして下さい。

項 目タフまるタフまるJr.風まるⅢラックスキャンプストーブHOME&CAMPバーナー
サイズW341-L283-H129W286-L193-H122W357-L278-H115W380-L329-H324W301-L346-H120
収納サイズ(ケース)W376-L341-H136W320-L252-H135W400-L339-H129W380-L329-H110W225-L120-H90
重 量2.4kg1.6kg2.2kg2.8kg1.4kg
火 力2,800kcal/h2,000kcal/h3,000kcal/h3,000kcal/h2,100kcal/h
風防の有無無し
連続燃焼時間75分102分66分70分110分
オプションプレート無し無し

ツーバーナー

Iwatani:カセットガススタンドBBQグリル“グリルスター”

 先ずは、IwataniカセットガススタンドBBQグリル“グリルスター”をご紹介します。

 このツーバーナーコンロの特徴は、脱着可能なスタンドが付いていてテーブルの上でも使用出来ることと、そのスタンドにタイヤが付いているので、11.3kgの本体重量でも楽に引っ張って運ぶことが出来る事です。

 また、風の影響を受けないよう独特な構造をしていて、かつ蓋が風防の役割も果たすとともに、風の影響で炎が消えにくい多孔式バーナーも採用しているなど、アウトドアでの使用を想定した作りとなっています。

 火力は2,800kcal/h×2口と十分な火力があり、多人数の調理も余裕でこなせるコンロです。

SOTO:レギュレーター2バーナー GRID

 次は、SOTOレギュレーター2バーナー GRID ST-528 をご紹介します。

 これはスタンドが付いていないタイプのツーバーナーで、地べたに置いたりテーブルの上で使うタイプのコンロになります。

 火力は2,800kcal/h×2口と十分な火力を有していて、且つ脱着可能な風防が付いており、マイクロレギュレーターも搭載しているため低温時などでも安定した火力を得ることが出来ます。

 IwataniカセットガススタンドBBQグリル“グリルスター”に比べて小さいですが、3~4人の調理までは問題なくこなせると思います。

 しかし、レギュレーター2バーナー GRID ST-528 を買うのもアリだとは思いますが、爺の意見を言いますとSOTOレギュレーターストーブST-310などのシングルストーブを2台用意したほうが使い勝手は良いように思います。 

機種比較表

 ツーバーナーの比較表ですので参考にして下さい。

項 目グリルスターレギュレーター2バーナーGRID
サイズW816-L519-H1,072W473-L252-H145
収納サイズ(ケース)W519-L240-H1,180W468-L251-H122
重 量11.3kg2.24kg
火 力2,800kcal/h×22,800kcal/h×2
風防の有無無し
連続燃焼時間70分1.4時間
オプションプレート無し

変わり種

Iwatani:炉ばた焼器“炙りやⅡ”

 次は少し変わったところで、Iwatani炉ばた焼器“炙りやⅡをご紹介します。

 家庭でもアウトドアでも使える、網焼きや串焼き専用の変わり種のコンロで直火を使わず、赤熱させた輻射板の熱で焼くので、ムラなく美味しく焼けるという事です。

 魚介類やお肉、野菜に、お餅など、食材に合わせた焼き方や、炙り方を楽しめます。

 このコンロの使い方としては、炭火が使えない場所で網焼きや串焼きを楽しみたい時に使えるというのがメリットではないでしょうか。

 ただ、どうしても煙や臭いは避けられないと思いますので、家の中で使う場合は十分に注意して使ったほうがいいと思います。

おわりに

 今回はアウトドア用カセットコンロについてでしたが、いかがでしたか?

 しろいろ調べてみると、アウトドアで何の問題も無く使える性能のものが多く、また家庭で調理しているような使い勝手の良さなど、誰もが手軽に使えるギアである事がわかりました。

 家庭用のカセットコンロと違い、見た目がスタイリッシュなものやいかにもアウトドア的な武骨なものなど様々あり、キャンプ場でも十分映えますし、ダサさは全くありません。

 ソロやカップル、ファミリーや多人数でのキャンプなど、それぞれに適した大きさがあり、また自分の好みのカラーも選べるため、個性を主張することも出来て、且つ誰もが手軽に使えるという、非常に優れたキャンプギアです。

 特にこれからキャンプを始めようと考えている初心者の方には、OD缶バーナーやCB缶ストーブ以上にお勧めと言っても過言ではないと思います。

 大きくて重いですが、車で移動する場合には全く問題ありませんし、何より家庭で調理しているような感覚で手軽にキャンプ飯が作れるというメリットは非常に大きいと思います。

 皆さんも検討してみてはいかがですか。

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