今回は爺のキャンプ飯、それも超簡単で超手抜きキャンプ飯のご紹介です。
多分皆さんはこの記事を読むと、
「ふざけるなっ!こんなの誰だって出来るだろーっ! キャンプ行ってこんなの食う奴いねーだろーっ!」
って、思う方がほとんどかもしれませんが、いるんです・・・ここに。
超簡単なキャンプ飯のレシピを調べても、爺にとっては難しくてお金が掛かり過ぎるのです。
家族で行く場合はもう少しまともな飯を作りますが、ソロや友人とキャンプをする場合は飲む方がメインになるため、簡単に済ませることが多いのですが、それにしても簡単すぎると自分でも思います。
今回は、洗い物が少なくて、かつ残飯もあまり出ないようなレシピ?になっていますし、実際に食べてみると美味しいものばかりですから、呆れずに最後まで読んで、参考?にして下されば幸いです。
なお、今回は全てガスやアルコールを燃料とするストーブを使った調理?で、BBQの定番の炭などは使わないレシピになります。
超簡単なお手軽レシピですので、
それではご紹介していきます。
昼飯編
キャンプ場に行くと、まずはテントやタープを設営し、テーブルや椅子を配置。
その後、昼飯という方が多いと思います。
という事で、最初に食べるであろう昼飯のご紹介です。
インスタントラーメン
最初は、昼飯の定番の中の定番と言えるインスタントラーメン(袋麺)の紹介です。
紹介するまでもありませんし、さっそく叱られそうですが。
日本で開発された世界に誇る逸品です。
クッカーにお湯を沸かして麺を入れるだけ。
クッカーの大きさによっては、麺を開封する前に割っておかないと入らない場合がありますのでご注意ください。
簡単に美味しいラーメンを食べることが出来る、こんなに素晴らしい食べ物を紹介出来るなんて、幸せですね。
左から「チャルメラ(パッケージはチャリメラ)」「サッポロ一番の塩ラーメン」そして「セブンイレブンの味噌ラーメン」です。(いずれも家にあったものです)
野菜をプラスしても良し、卵を落としても良し、好きなように食べて下さい。
ただしチャルメラに関しては、メーカー指定の茹で時間3分になっていますが、麺がのびるのが若干早い印象がありますので、茹で時間は麺の芯が残っているくらいの2分32秒?を推奨します。
これでさらに美味しくいただけるはずです。
袋麺はほとんどの製品が、早めに火を切ったほうが美味しいと爺は思いますが、皆さんも自分なりのベストな時間を探してみるのも面白いと思います。
インスタントラーメンは夜の宴の締めにも持って来いです。
使用クッカー-1
ちなみにクッカーはプリムスのライテック トレックケトル&パンです。
ノンスティック加工がされてありますので焦げ付き等はほとんどありませんし、ソロにはちょうどいい大きさです。
カップ麺
これも昼飯の定番ですが、カップ麺を紹介しないわけにはいきません。
これこそ日本が世界に誇る発明品であり、現在も進化している逸品です。
クッカーでお湯を沸かして注ぐだけ。
こんなに簡単で美味しいのは、本当に凄い事だと思いませんか?
先ほどはラーメンを紹介しましたので、ここではうどんを紹介します。
左が「セブンの肉うどん」、右が「CGCのおうどん」です。
うどんの場合、メーカーの茹で時間の指定は4~5分になっていますが、爺はさらに2~3分ほど長めに茹でることを推奨します。
特に「どん兵衛」と「赤いきつね」に関してはトータル10分と、長めに茹でたほうが絶対美味しいと思います。
単身赴任の生活が長く、カップ麺には大変お世話になったカップ麺評論家?の爺が言うので間違いありません。
しかし、あまり長く置いてしまうと汁が無くなってしまいますので注意して下さい。
自分の好み茹で時間を見つけてみてはいかがですか。
インスタントラーメンと同様に、夜の宴の締めには持って来いですね。
使用ストーブ-1
使用しているストーブは、IwataniのアウトドアブランドForeWindsのマイクロキャンプストーブです。
非常に小さくて軽いですが、火力も強くて気に入っています。
何処でも手に入るCB缶を使用するため、非常用のストーブとして準備しておくのもお勧めです。
ライテック トレックケトル&パンとの相性は抜群です。
早ゆでパスタ
早ゆでパスタ、これも簡単で美味しいです。
CGCの早ゆで3分のパスタです。
左側にあるForeWindsのコンパクトキャンプストーブと、スノーピークのアルミパーソナルクッカーを使ってパスタを茹でます。
茹で上がったら、100均のメッシュになったシェラカップでお湯を切りながら他のクッカーにいれます。
パスタを茹でているうちに右にあるマイクロキャンプストーブとライテック トレックケトル&パンを使ってパスタソースを温めておけば、後はそれを掛けて食べるだけ。
乾燥パスタは長くてクッカーに収まらないので、袋に入れて折ってからお湯に入れて下さい。
普通の乾燥パスタは、メーカー指定の時間より30秒ほど長く茹でたほうが美味しく感じますが、早ゆでパスタの場合は、メーカー指定の時間で問題ないと思います。
使用ストーブ-2
言わずと知れたForeWindsのコンパクトキャンプストーブです。
SOTOのレギュレーターストーブST-310と並ぶ非常に人気のあるストーブで、コンパクトで火力が強く、風にも強いので、キャンプにはお勧めのストーブです。
使用クッカー-2
スノーピークのアルミパーソナルクッカーも、非常に有名で人気のあるクッカーです。
アルミの無垢素材ですので、加工が剥がれる事も無いため、ガンガン使っても何ら問題ありません。
大小のクッカーにそれぞれフライパンとして使える蓋が付いていますので、2~3人用の調理にも十分使えるクッカーです。
うどん
冷凍うどんも手軽でいいですよ。
冷凍うどんは、キャンプ場に着くまでに解けていても何ら問題ありません。
クッカーに麺つゆと水を入れ、好みの濃さになったら沸騰させて冷凍うどんを入れるだけ。
麺と麺つゆは別々に作ったほうが美味しいと思いますが、そんなのは一切気にしなくて大丈夫です。
また、好みで生卵を落としたり、油揚げを入れたり、自分の好きなように食べて下さい。
焼うどん
焼うどんも簡単でお勧めです。
お湯を沸騰させて冷凍めんを茹でます。
茹で上がったらお湯を捨て、弱火にして麺に醤油を掛けます。
麺に醤油を絡ませたら、塩コショウを振りかけて混ぜ合わせ、味を見ながら醤油、塩コショウで調整して、後は食べるだけです。
非常に安上がりで美味しいので是非試してみて下さい。
素麺
夏の暑い時期に特にお勧めなのは素麺です。
今回は素麺を切らしていたので写真では紹介できませんでしたが、茹で終わったら麺を水で揉み洗いしてヌメリを取り、後は麺つゆにつけて食べるだけ。
暑くて食欲が無い時でも、ツルっと食べられるのでお勧めです。
ただ、湯切りして洗う時にザルが必要になるので、荷物とその手間が増えてしまいますが、それさえ問題無ければ最高の一品です。
また、パスタにも使ったメッシュのシェラカップで少しずつ洗っても問題ないですし、爺はそうしています。
一人分だと足りないので、爺は二人分を茹でて食べていますが、それでもあっという間に無くなります。
麺は茹で始めると、割と直ぐに柔らかくなりますので、小さなクッカー以外であれば麺を折って入れる必要はないと思います。
茹で時間も早く、手軽にできるのでお勧めです。
以上、昼飯の紹介でした。
この他にもありますが、今回紹介したものより多少手が掛かり、今回の記事の内容に合わなくなるので、次回にしたいと思います。
夕食編
いよいよ夜の宴の始まりですが、あまり面倒なものを作りたくない時は、今回のレシピ?をお勧めします。
夕食も超簡単なものばかりですので、参考?にしてみて下さい。
焼き肉(ソロ)
キャンプの定番の焼き肉ですが、爺の場合は炭や薪は使わずに、ソロの際は固形燃料を使ったりしています。
アルミテーブルと左上のバーナーパッド以外は全て100均で購入したものです。
エスビットのポケットストーブにそっくりな100均ポケットストーブに固形燃料を載せて使います。
左下は100均の焼肉プレートと、それを持ち上げるリフターです。
周囲の囲いは100均ウインドスクリーンで、風が吹いている時には必須なアイテムです。
固形燃料に火を着けたらバーナーパッドを敷いて、その上に焼き肉プレートを載せて肉を焼きます。
焼肉プレートが小さいため炎が周囲からはみ出て危ないので、バーナーパッドを敷いて使っています。
100均の固形燃料は一袋3個入りで、1個約20分ほど燃焼しますので、トータルで60分燃焼が可能という事になります。
肉を焼きながら、そして酒を飲みながらだとちょうどいい火加減です。
もちろん焼肉プレートはシーズニングしてあります。
焼肉(2~3人)
次は2~3人で焼肉を食べる場合の食べ方を紹介します。
2~3人で焼肉する場合は、アルコールストーブを使用します。
ウインドスクリーンも兼ねて、タラスブルバのソロコンパクトグリルにエスビットのアルストを入れて使います。
左上の赤いボトルはトランギアのフューエルボトルで、これにアルコールを入れて持ち歩いています。
アルコールストーブに火を着けたらスキレットを載せて肉を焼いて食べるだけ。
味付けは塩コショウでも焼肉のたれでも構いませんので、自分の好きなように食べて下さい。
スキレットは100均で購入したもので、浅型のやつなので焼肉にはぴったりです。
また、このスキレットを使ってアヒージョなんかも出来ます。
使用グリル
使用したグリルはタラスブルバのソロコンパクトグリルというもで、アルストを使うにはちょうどいい大きさで、ウインドスクリーンも兼ねているので、風があっても問題なく調理が可能になります。
ご飯を炊くにもちょうどいい大きさで、アルストを使う方には非常にお勧めな商品です。
本来は小さな木の枝などを燃やして使用するグリルですが、爺はアルスト用に使っています。
使用アルコールストーブ
火力も強く、スキレットを熱するにも十分な火力がありますし、2~3人で飲みながら焼肉を食べるには何ら問題なく使えます。
歳を取ると、焼肉もそんなに大食い出来なくなってきたので、爺にはこれくらいがちょうどいいと思います。
ウインナー
ウインナーは焼肉の時にも焼いて食べたりしますが、爺はどちらかと言うとボイルしたほうが好きです。
作り方は、クッカーの蓋に水を入れ、それにウインナーを入れてボイルするだけ。
ボイルする時間は3~4分ですので、酒を飲みながらつまんで食べるにはちょうどいい時間です。
今はいろんな美味しいウインナーがたくさん発売されていますので、自分の好きなウインナーを探してみるのも面白いと思います。
湯豆腐
湯豆腐というか、鍋用の出汁に豆腐を入れて温めて食べるだけです。
クッカーに一人鍋用の出汁のもとと水を入れ、沸騰したらサイコロ上に切った豆腐を入れて、温まったら食べるだけ。
簡単で美味しいし、肌寒い時などには最高に身体が温まってありがたいです。
一人鍋用の出汁はいろんなメーカーから色んな味のものが発売されていますので、いろいろ試してみるのがお勧めです。
さらに、豆腐とともにとろろ昆布を入れて食べるのが最高に美味しいですしお勧めですので、是非お試しください。
また、もしもご飯が余っていたら、それを残った出汁に入れて雑炊にして、最後に卵を落として軽くかき混ぜ、卵雑炊にして食べるのは絶品ですし、締めに食べるには超お勧めですので、是非試してみて下さい。
朝食
朝食は、前の晩のお酒が抜けていない事も考えられますので、二日酔いでも食べれるよう簡単であっさりしたものをご紹介します。
豆腐丼?
以前投稿した「爺の弁当とスペシャルレシピ?」にも書いた、豆腐丼?をご紹介します。
先ずはご飯を炊きます。
ご飯の量は爺の場合0.5合にしています。
ご飯が炊き上がったら、その上に3個パックで売っている豆腐の1個をご飯にのせます。
あとは醤油をぶっかけてかき混ぜて食べるだけ。
あっさりしていて美味しく、超簡単に出来て、二日酔いでも美味しく食べられる最高の朝食です。
これにインスタントの味噌汁やスープを付ければ、文句を言う人はいないはずです。
なお、ご飯の炊き方については、ストーブやクッカーによっても時間が違ったりしますので、事前に練習しておくことをお勧めします。
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サバ缶丼?
サバ缶、これも超簡単で美味しい朝食です。
これも先ほどと同じで、ご飯を炊いてサバ缶とそのつゆを少しずつ落とし、醤油をかけて食べるだけ。
このようにして食べる場合、サバ缶は水煮に限ります。
何とも言えず美味しいですが、生臭いのが苦手な方は無理しないで下さい。
サバ缶は酒の肴にもなりますので、キャンプには忘れずに持って行くようにしています。
レトルトカレー
レトルトのカレーも朝食にはお勧めです。
ご飯を炊いて、レトルトカレーを温めてかけて食べるだけ。
今のレトルト食品は非常に美味しいですし、様々なものが発売されていますので食べ比べてみるのも面白いと思います。
その他にもレトルトの中華丼など様々なものがありますので、探してみて下さい。
以上の他に、卵かけごはんや目玉焼き、卵焼きなども簡単でお勧めです。
どれも卵を使ったものになりますが、残っているウインナーがあれば、それを添えて食べるのもお勧めです。
100均で購入した生卵を入れて運ぶためのケースです。
あると非常に便利ですし、料理?のレパートリーが増えます。
その他
その他にも超簡単なものがありますのでご紹介します。
缶ツマ
缶ツマシリーズもお勧めです。
温めて食べたほうが美味しいものがありますので、クッカーに湯を沸かして湯煎して食べて下さい。
種類もたくさんあり、非常に美味しいものばかりですので、自分の好きな缶ツマを見つけるのも楽しいと思います。
ただ、少々値段がお高いのがネックですが。
終わりに
今回は、超簡単な爺のキャンプ飯、超手抜きで超安上がりな外飯編をご紹介しましたが、いかがでしたでしょう。
紹介したレシピは、誰もが簡単に作れるものですし、どれも自分なりにアレンジが可能なものなので、これを皆さんなりに手を加えて、自分の好みの味にして楽しんでみて下さい。
超簡単なキャンプ飯のレシピとして紹介している記事はたくさんありますが、実際には手の込んだものが多く、爺にとってはキャンプ場で作れるようなレシピはほとんどありませんでした。
皆さんからすると簡単なレシピかもしれませんが、爺にとっては自宅で作るのも難しく感じるようなものがほとんどでした。
そこで、あえて誰にでも出来て、安上がりで、時短でありながら美味しいという、今まで通りのレシピでキャンプ飯を楽しもうと考えました。
せっかくのキャンプなので、「もっと美味しいものを作って食べればいいの。」、と思われるかもしれませんが、今回紹介したレシピはどれもシンプルですが応用が利きますし、実際に食べると美味しいものばかりです。
インスタントラーメンやカップ麺、パスタに関しては、レシピと言えませんが、そこはご愛嬌という事で勘弁して下さい。
豆腐丼も、熱い時にでも騙されたと思って食べてみて下さい、とりこになるはずです。
次回は、もう少し手の込んだレシピをご紹介できればと思っています。
それではまた。
追記
SOTOから新しいストーブ、レギュレーターストーブ TriTrail ST-350が発売されました。
ForeWindsのマイクロキャンプストーブと同じコンパクトで軽量なストーブで、さっそくネットでは話題になっている製品です。
ついこの前、マイクロキャンプストーブを購入したばかりですが、またまた欲しくなってしまいました。
ストーブやバーナーが大好きなのは爺だけかなー・・・。
小遣いが貯まったら買おうかな~・・・。
貯まったらですが。
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