今回は真面目な話しをしようと思います。
2024年の元日、能登半島で大きな地震が発生し、200人以上の方が亡くなり、多くの家屋が倒壊しました。
元日からあのような災害が発生するとは誰も思っていなかったでしょう。
東日本大震災の時もそうでした、「まさかこんな大きな津波が・・・」と。
爺は東日本大震災で大変な思いをしているにもかかわらず、恥ずかしながら地震の事をすっかり忘れていたというか、頭になかったというか・・・。
災害、特に地震ついては、文明が発達した現在でも正確な予測は無理です。
寝ている時、通勤通学中、運転中、仕事中、食事中、トイレで、飲み屋で、その他にも様々な場所で被災する事が考えられます。
私たちが出来ることは、何処でどのような大きな地震が起こる可能性があるのか知っておくことと、いざ地震が起きた時にどのような行動を取るべきか、またどのような備えをしておけばいいのか、日頃から考えておくことです。
今回の記事が、巨大地震や大津波の備えについて考えるきっかけとなれば幸いです。
津波てんでんこ
今回の記事で皆さんに一番お伝えしたいことは、「津波てんでんこ」という言葉です。
「津波てんでんこ」とは、爺が住む三陸地方に伝わる津波襲来時の避難に関する言い伝えで、「大きな地震が起きた際は津波が来るので、各自、てんでばらばらに逃げろ」という意味です。
日中などは仕事や学校、買い物や友人と遊びに出掛けていたりしますが、その時に大きな地震が起きた時は、家族を心配するのもわかりますが、先ずは自分の命を守る事が第一という事です。
家族皆がてんでばらばらになっても、各自が安全な場所に避難する事により、一時は離れ離れになっても、いずれはまた会えるからです。
もちろん家族全員が家にいる時は、全員揃って非難するのが基本ですが。
東日本大震災の時には、自宅が心配で家に戻って被災し、亡くなった方が非常に多かったのです。
ですので、「津波てんでんこ」の事を家族で確認しておくことをお勧めしますし、非常に大事な事ですので、絶対に頭に入れておいてください。
津波に関する防災は、この言葉が全てだと言っても過言ではないと思います。
震度5弱以上の地震発生回数
2021年以降の震度5弱以上の地震発生回数は、
震度5弱以上の発生回数 | |||||
年 | 回数 | 備考 | |||
2024 | 22回 | 4月末時点 | |||
2023 | 9回 | 1月~12月 | |||
2022 | 15回 | 〃 | |||
2021 | 10回 | 〃 |
以上となっています。
今年(2024年)の発生回数が4月末時点で既に22回となっており、飛び抜けて多いことがわかります。
能登半島およびその周辺が多くなっていますが、岩手県や鹿児島など広範囲に渡って発生しています。
この事からも、いつ何処で巨大地震が発生してもおかしくない状況だという事がわかると思います。
災害が起きた時に少しでも役に立つと思いますので、この記事を読んでおくことをお勧めします。
なお、この記事に書いている被害想定等は、考えられる最大クラスの地震が発生したことを想定してのものです。
それでは始めます。
※:この記事の資料は内閣府の防災情報のページ「みんなで減災」及び「気象庁」の資料・データより引用しています。
想定されている巨大地震
現在日本で想定されている巨大地震は以下の通りとなっています。
※発生予測確率は、地震調査研究推進本部による(平成29年1月時点)
以上になりますが、見ての通り想定されている巨大地震には、「海溝型地震」と「直下型地震」がありますので、それぞれについて見ていきましょう。
海溝型地震
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
まず初めに、爺の住んでいる場所に影響がある日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震についてです。
日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震は、房総半島東方沖から三陸海岸の東方沖を経て択捉島の東方沖までの日本海溝と千島海溝の地殻の境界等を震源とする地震です。
2021年1月1日から30年以内に発生する確率は、日本海溝沿いでほぼ0~70%程度、千島海溝沿いで7~80%程度とされています。また、地震本部によると、根室沖では70%程度、色丹島沖及び択捉島沖では60%程度の確率で発生すると評価されています。
あくまでも30年以内に発生する確率であって、明日起こるかもしれませんし、30年後かもしれませんし、起こらないかもしれませんが、「災害は忘れたころにやってくる」と言われていますし、現にやって来ていますので、常に頭に入れておきたいものです。
想定される津波高さ
日本海溝沿いでは、福島県南相馬市で19m、宮城県気仙沼市で16m、岩手県宮古市で30m、青森県八戸市で27m。
千島海溝沿いでは、北海道えりも町や釧路市で28m。
以上の津波の高さが推計されており、とてつもない巨大な津波に襲われる可能性がある事を頭に入れておかないといけません。
想定される最大震度
日本海溝沿いでは、岩手県大船渡市や青森県六ケ所村で6強、千島海溝沿いでは、北海道えりも町や厚岸町で震度7の強い揺れが推計されています。
想定される被害
想定されている被害、及び対策を講じた場合の被害想定は、
以上が被害の想定となっています。
注目すべきは死者数の、皆の避難意識の改善と、行政が行う避難ビル・タワー等の活用・整備を行う事により、大幅に死者数を減らすことが出来るという点です。
常に災害と備えの意識を持つことは、非常に大事だという事がわかります。
南海トラフ地震
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といい、そこで起こる地震を「南海トラフ地震」と言います。
2024年1月時点の政府の地震調査委員会の発表によると、南海トラフ沿いでマグニチュード(M)8~9級の巨大地震が今後発生する確率は、10年以内では「30%程度」、30年以内では「70〜80%程度」、50年以内では「90%程度もしくはそれ以上」とされています。
この事から、いつかは確実に起こるという事ですし、それが何時かは誰も分かりませんので、いつ起きても最善の行動を取れるよう考えておくべきだという事です。
想定される津波の高さ
想定されている津波の高さは、
以上になります。
関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
特に津波が高いのは高知県で「34メートル」、静岡県で「33メートル」、東京都の伊豆諸島、小笠原諸島で「31メートル」と、軒並み30メートルを超えています。
30メートルという高さは、7~8階建てのビルの高さに相当するそうで、いかに巨大な津波が発生するかわかると思います。
想定される最大震度
想定されている最大震度は、
以上になります。
南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。
広い範囲で震度6以上の揺れを観測するという事ですので、相当の被害が発生する事が予想されます。
想定される被害
国は、南海トラフ巨大地震が発生すると、震度7の揺れや10メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、最悪の場合、死者は32万人を超え、経済被害も220兆円を超えると想定しています。
被害の多いエリアは静岡県で最も死者数が多いと考えられており、東日本大震災の10倍以上の被害があり、死者数は約32万3,000人と予測されています。
爺にとっては想像すら出来ない数字ですし、想像したくない数字でもありますが、各自が防災・減災の意識をもって生活し、行政側もしっかりと対策を立てていけば、きっと減らすことが出来る数字だと思います。
相模トラフ沿いの海溝型地震
相模トラフ沿いの海溝型地震というのは、恥ずかしながら爺は知りませんでした。
相模湾から房総半島南東沖にかけての相模トラフ沿いの地域及び南関東地域の直下では、これらの領域を震源域とする被害地震が繰り返し発生しています。
相模トラフは、日本列島が位置する陸のプレートの下に、南方からフィリピン海プレートが沈み込んでいる場所です。プレート境界が固着していることにより、沈み込みに伴って、両プレートの間にはひずみが蓄積されています。過去にはこのひずみを解放する大地震が発生しており、近年では大正関東地震(1923年)がこれにあたります。
また、南関東地域直下では、南側から沈み込むフィリピン海プレートの下に、東側の日本海溝から太平洋プレートが沈み込んでおり、非常に複雑な地下構造を呈しています。この付近では、これまでにM7程度の地震が多く発生していることが知られており、近年では千葉県東方沖地震(1987年)がこの例にあたります。
30年以内にM8クラスの地震が起こる確率は0~5%となっており、他の巨大地震から比べると確率が低くなっていますが、1%だろうが何%だろうが、起こる可能性はあるという事ですので注意しないといけません。
大正関東地震(関東大地震)の震度
関東大震災時の震度は、
以上になります。
他の巨大地震から比べると範囲が狭くなっていますが、巨大都市が存在していますので被害は相当なものとなる事が考えられます。
各機関によって誤差はあるものの、 マグニチュードは 約7.9~8.3と推定されています。
想定される津波
「関東大地震」では太平洋沿岸地域から伊豆諸島にかけて、 さらには東北地方から九州地方にかけての太平洋沿岸でも津波が観測されています。
静岡県熱海市で6m、局地的に12m、千葉県館山市で9.3m、神奈川県の鎌倉由比ヶ浜では局地的に9m、その沿岸では5~7mといった高さの津波が観測されています。
津波の高さもそうですが、注目すべきは津波が到達するまでの時間の速さです。
熱海市では地震発生後およそ5分で引波が起きたのちに第1波が襲来、鎌倉では地震直後に大きく潮が引き、その後10分程度で第1波が襲来したと記録されています。
その数分後に第2波が襲来したケースも多く、 第1波よりも高い津波も記録されています。
想定される被害
神奈川県地震被害想定調査(2022年3月)によると、相模トラフ沿いの最大クラスの地震による建物の被害は、全県で全壊棟数が54万9040棟(全建物の23.7%)、半壊棟数が44万3060棟(全建物の19.1%)と想定されています。
また、静岡県では、相模トラフ沿いで発生する海溝型地震は発生頻度が最も高い地震であることから、レベル1の地震・津波と位置付けられています。
直下型地震
首都直下地震
首都直下地震とは、東京都や茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県を含む南関東地域のいずれかを震源に発生する、マグニチュード7クラスの巨大な直下型地震のことです。首都圏に最大級の被害をもたらす可能性があり、内閣府によると今後30年以内に発生する確率は70%と高い数字で予想されています。
震度分布図
想定される全壊・消失棟数
揺れによる全壊家屋:約175000棟
建物倒壊による死者:最大 約11000人
焼失: 最大 約412000棟
建物倒壊等と合わせ最大 約610000棟
死者: 最大 約 16000人
建物倒壊等と合わせ最大 約 23000人
インフラ・ライフライン等の被害
電力:発災直後は約5割の地域で停電。1週間以上不安定な状況が続く。
通信:固定電話・携帯電話とも、輻輳のため、9割の通話規制が1日以上継続。メールは遅配が生じる可能性。
上下水道:都区部で約5割が断水。約1割で下水道の使用ができない。
交通:地下鉄は1週間、私鉄・在来線は1か月程度、開通までに時間を要する可能性。
主要路線の道路啓開には、少なくとも1~2日を要し、その後、緊急交通路として使用。
都区部の一般道はガレキによる狭小、放置車両等の発生で深刻な交通麻痺が発生。
港湾:非耐震岸壁では、多くの施設で機能が確保できなくなり、復旧には数か月を要する。
燃料:備蓄はあるものの、タンクローリーの不足、深刻な交通渋滞等により消費者への供給が困難となる。
経済的被害
建物等の直接被害:約47兆円
生産・サービス低下の被害:約48兆円 合計:約95兆円
発災時の備え
・地震の揺れから身を守る。(家屋の耐震化、家具の固定)
・最低3日間、推奨1週間の水・食料等の備蓄
・遅れて発生する市街地火災からの適切な避難
・地震発生後の自動車利用の自粛への理解と協力
・『通勤困難』を想定した企業活動等の回復・維持
中部圏・近畿圏直下地震
中部圏・近畿圏では、過去にも大地震が発生して甚大な被害がもたらされているほか、南海トラフ地震の前後に地震が発生した事例がある。
中部圏・近畿圏で地震が発生すると、複数府県の県庁所在地が甚大な被害に遭い、広域で地方行政機能がマヒする恐れがあり、東西の物流をつなぐ交通網が寸断され、全国に経済的被害が波及する可能性がある。
震度分布図
巨大地震への備え
ここからは、巨大地震に対する備えについて紹介します。
身の安全の確保
家屋の耐震化
古い建物、特に木造住宅などは、出来る限り耐震化施工を行う事が推奨されていますので、耐震診断を受けて必要な施工を行っておくことをお勧めします。
各自治体で補助金等の相談を受け付けていますので、相談してみることをお勧めします。
家具類の転倒等の防止対策
・けがの防止や避難に支障のないように家具を配置しておく。
・転倒防止金具などで固定し、倒れにくくしておく。
・食器戸棚、窓などのガラスが飛散しないようにしておく。
・本棚や茶ダンスなどは、重い物を下の方に収納し、重心を低くする。
・棚やタンスなどの高いところに危険な物を戴せて置かない。
・食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)が転倒したり、すべり出さないようにしておく。
けがの防止対策
・食器棚や窓ガラスなどには、ガラスの 飛散防止措置をしておく。
・停電に備えて懐中電灯をすぐに使える 場所に置いておく。
・散乱物でケガをしないようにスリッパやスニーカーなどを身近に準備しておく。
初期対応の備え
消火設備の備え
火災の発生に備えて消火器の準備や風呂の水のくみ置き(溺れ防止のため子どもだけで浴室に入れないようにする)をしておく。
火災発生の早期発見と防止対策
・火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を設置しておく。
・普段使用しない電気器具は、差込みプラグをコンセントから抜いておく。
・電気に起因する火災の発生を抑制するため、感震ブレーカー(分電盤型)などの防災機器を設置しておく。
非常用品の備え
・非常用品は、置く場所を決めて準備しておく。
・冬の寒さなど、季節を考慮した用品を備えておく。
・車載ジャッキやカーラジオなど、身の周りにあるものの活用を考えておく。
・スマートフォンの予備バッテリー(PSE マーク付)など、必要な電源を確保しておく。
非常持出品
非常持出品はバックパック(リュックサック)などの両手を使える物に収納し、目の付きやすい場所に置いておく。
非常持出品としては、
・現金、預金通帳
・飲料水
・食料品(インスタントラーメン、コメ等)
・携帯ラジオ(手回しの充電ラジオ)
・レインスーツ(防寒対策にもなる)
・ヘッドライト、懐中電灯等の灯り
・タオル、手拭い
・キャンプ用のコンパクトストーブやクッカー 等
以上、キャンプを趣味としている方なら誰もが持っているものになりますので、それをバックパックに収納しておけば大丈夫ですね。
家族全員分のバックパックがあれば、それぞれに上記の備品を分担して入れておけるので、さらに効率的だと思います。
この中で、出来れば備えておくことをお勧めするのは手回し充電ラジオです。
ラジオやライトとして使えるのはもちろん、携帯の充電も出来ますので非常に便利です。
行動の備え
家族で話し合っておく
・地震が発生した時の出火防止や初期消火など、家族の役割分担を決めておく。
・外出中に家族が帰宅困難になったり、 離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所を決めておく。
・家族で避難場所や避難経路を確認しておく。
・台風等の風水害が同時期に発生した場合を想定しておく。
・普段のつき合いを大切にするなど、隣り近所との協力体制を話し合っておく。
住んでいる地域の危険性を把握しておく
・自治体の防災マップ等で、自分の住む地域の地域危険度を確認しておく。
・自宅や学校、職場周辺を実際に歩き、災害時の危険箇所や役立つ施設を把握しておく。
防災知識を身につける
・新聞、テレビ、ラジオやインターネットなどから、防災に関する情報を収集し、知識を身につけておく。
・消防署などが実施する講演会や座談会に参加し、過去の地震の教訓を学んでおく。
・大きな地震の後に同程度の地震が発生する可能性があることを理解しておく。
防災の行動力を高める
日頃から防災訓練に参加し、初期消火や応急救護、避難要領などを身につけておく。
津波に対する備え
津波から身を守るためにはどうすればいいかご紹介します。
とにかく逃げる
津波注意報や津波警報が出された場合はもちろん、海岸付近や川沿いにいる際に、強い地震(震度4程度以上)を感じたとき、または弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海岸や川から離れ、急いで高台などの安全な場所へ避難する。
海岸にいる際は、避難誘導標識板等を確認して防潮堤の避難口・避難階段等を用い、避難ビル・高台又は避難地等へすみやかに移動する。
また、山ぎわや急傾斜地では山崩れ・がけ崩れが起こりやすいので、十分注意。
避難に関する情報の収集
津波発生時は、防災無線や情報板から情報が提供されるので、それを随時確認する。
また、津波の危険がある場所には、津波が来襲する危険があることを示す「津波注意」のほか、津波避難場所を示す津波標識が設置されているので、万一に備え、海の近くにいるときには必ず確認しておく。
日頃の備え
自分の住んでいる地域や、出掛けた先の津波ハザードマップを確認しておく。
津波ハザードマップは、各自治体が配布していますので、何処が危ないのか、何処に逃げたらいいのか、十分に確認しておいて下さい。
非常持出品の備え
非常持出品に関しては、巨大地震への備えと同じになりますので、忘れているものが無いか常に確認しておくことをお勧めします。
地震予知について
2024年4月、地震予知に関する興味深いニュースがあった。
大地震が発生する前、上空の「電離圏」で異常が生じる事があるのは、地殻内部の破壊で粘土層に含まれる水の特性が変化する事が原因との研究成果を、京都大の研究チームが発表した。
電離圏は地表から上空300キロ付近にある電子が広がる層で、大地震直前に約20キロ地表に引き下がる事が報告されている。
大地震が発生する前、上空の「電離圏」で異常が生じる事があるのは、地殻内部の破壊で粘土層に含まれる水の特性が変化する事が原因との研究成果を、京都大の研究チームが発表した。
電離圏は地表から上空300キロ付近にある電子が広がる層で、大地震直前に約20キロ地表に引き下がる事が報告されている。
人工衛星の位置測位システムの観測局を増やすことなどで、1~2時間前にマグニチュード7.0以上の大地震について、発生場所や揺れの範囲が予測できる可能性があるという。
以上、爺には何を言っているのかよくわからないが、いずれ地震予知が可能となるかもしれないという。
巨大地震が発生する1~2時間前にわかれば、かなりの被災者を減らすことが可能となる。
パニックを起こさないで避難すればだが。
それも含めて今後検討されていくのだろう。
少しでも早い運用を期待したいと思う。
非常持出品について
それでは爺の非常持出品を紹介します。
これがバックパックとその中身です。
バックパックはカリマーのdale Medium28で、容量は28ℓです。
バックパック左上から
・飲料水 1.0ℓ1本、0.5ℓ2本。
・米(ペットボトル0.55ℓ)3合
・LEDランタン(コールマン–ハンギングEライト)
・ナイフ
・ヘッドライト
・傷絆創膏
・手回し充電ラジオ、ライト(SONY)
・ライター他小物収納ポーチ
パックパック下
・プリムス–フェムトストーブ
・箸-二膳
・スノーピーク–アルミパーソナルクッカー
・OD缶(250g)-クッカーへ収納
バックパック右上から
・タオル
・レインスーツ(Mizunoベルグテック)
・ゴミ袋
・グランドシート
・スパッツ
以上がバックパックの中身です。
これが非常持出品を全て収納した状態で、28ℓだとパンパンですが、まだウエストベルトやパックパックの脇にも収納ポケットがありますので、実際はもう少し収納できます。
30ℓであればもう少し余裕があると思いますが、トレッキングにはちょうどいいサイズなので、当面はこれで我慢ですね。
この他にかみさん用のバックパックがありますので、それには飲料水やインスタントラーメンなど収納しておこうと思います。
バックパックは両手が使えますし、疲れないので非常にお勧めです。
おわりに
今回は地震と津波についてでしたが、いかがでしたか。
初めにも書きましたが、この記事で一番伝えたいことは「津波てんでんこ」という言葉です。
とにかく自分の命を最優先にするという事ですね。
そうすれば、家族がてんでばらばらになっても何時かは絶対に会うことが出来るからです。
日本列島は、いつ何処で地震や津波に襲われるかわかりませんので、その際はどのように行動するか、頭に入れておくことでいち早く判断出来ます。
「災害は、忘れたころにやって来た。」とならないよう、忘れることなく常に考えながら生活していきましょう。
それではまた。
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