防災グッズはこれで決まり!災害時に大活躍なキャンプ用品パート1。

キャンプ&トレッキング
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 今回は、防災グッズとしてのキャンプ用品やアウトドア用品についてご紹介していきたいと思います。

 1回で全てをご紹介するのはとても無理ですので、2~3回に分けてご紹介して行きたいと思います。

 パート1は、「防災バック」「照明(ランタン)」「ストーブ(火器)」のご紹介になります。

 2024年8月8日16時43分頃、日向灘でM7.1、震度6弱の地震が発生し、その後南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されて皆さん驚いたと思います。

 以前にも「【津波てんでんこ】想定される巨大地震と大津波について考える。」という記事を書きましたが、これを機に改めて防災用品について考えてみたいと思います。

 また、災害と言えば地震や津波以外にも、台風による大雨や暴風、洪水に高潮、さらに最近ではゲリラ豪雨や線状降水帯などなど、何時何処でどのような災害が起きてもおかしく無い状態です。

 「100年に一度の〇〇」という言葉を毎日のように聞かされていますので、防災の意識は常に持っていたいものですし、怠らずに準備はしておきたいものです。

 アウトドアという自然の中で使用する事を前提に作られているキャンプ用品は、災害発生時にも十分使用可能ですので、この記事を参考に足りないものを揃えて災害に備える事をお勧めします。

 「キャンプを始めてみたいけどなかなかきっかけが・・・。」という方は、先ずは防災グッズとしてキャンプ用品を揃え、それを使用して家キャンプを始め、デイキャンプ、そしてキャンプとステップアップするのも良いのではないでしょうか。

 それに、「キャンプ用品を揃える。」というと奥さんに怒られるかもしれませんが、「防災用品を揃える。」と言えば、奥さんも反対しずらいのではないでしょうか?

 防災グッズとして使えるキャンプ用品やアウトドア用品は、趣味と実益を兼ね備えたベストアイテムですので、揃えておいて絶対に損はありません。

 それでは始めます。

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南海トラフ地震臨時情報とは

 先ずは、前日出された南海トラフ地震臨時情報についてです。

 聞きなれない「巨大地震注意」というのがいきなり発表されて、皆さん本当に驚いた事だと思います。

 内閣府の防災情報のページを見ると、「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報という事です。

 情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表されるそうです。

  気象庁において、マグニチュード6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、5~30分後に南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表されるという事です。

 その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

 事前に決められていた判断基準に従って出された情報という事になりますが、「このような場合はこういう情報が出されますよ。」という事を知っていた方はどのくらいいたでしょう。

 この辺に関しては、国民への周知が足りていなかったのではないかと爺は思います。

南海トラフ地震臨時情報発表条件等

 南海トラフ地震臨時情報とは以下の通りになります。

 以上、内閣府の防災情報のページより。

臨時情報が発表されたら何をすればいいのか?

  南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表された場合は、個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意する。

 また、地震発生から最短2時間後に、観測された異常な現象の調査結果が発表されますので、政府や自治体からキーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)に応じた防災対応が呼びかけられますので、それぞれの内容に応じた防災対応をとってください。

巨大地震警戒が発表された場合

 日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は1週間の事前避難を行う必要があります。

 2週間が経過し、異常な現象が見られなかった場合、大規模地震発生の可能性が無くなったわけではないことに留意しつつ、地震発生に注意しながら通常に生活を行う。

巨大地震注意が発表された場合

 事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備を整えておく。

 1週間が経過し、異常な現象が見られなかった場合、大規模地震発生の可能性が無くなったわけではないことに留意しつつ、地震発生に注意しながら通常に生活を行う。

臨時情報(調査中)が発表された場合

 地震の発生に注意しながら通常の生活を行う。

 ただし、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しておきましょう。

南海トラフ地震発生確率

  南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として過去に大きな被害をもたらしてきた大規模地震の事を言います。

 これまで100~150年の周期で大規模な地震が発生しており、1707年の宝永地震のように駿河湾から四国沖の広い領域で同時に地震が発生したり、マグニチュード8クラスの大規模地震が隣接する領域で時間差をおいて発生したりするなど、その発生過程に多様性があるのが特徴です。

 地震調査研究推進本部の長期評価によると、マグニチュード8~9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は70~80%(令和4年1月1日現在)とされています。

南海トラフ地震被害想定

 国の被害想定(平成24年8月29日公表)では、津波による死者が最大で22万4千人と甚大な被害が想定されているます。

 しかし、地震直後に避難を開始する住民の割合が高くなり、さらに津波情報の伝達や避難の呼びかけがより効果的に行われた場合には、想定に比べて約8割の被害軽減効果が推計されています。

  一人一人が迅速かつ主体的に避難行動が取れるよう日頃から備える事により大幅に被害を減らせるという事です。

 今回の臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことにより、多くの国民の皆さんが驚いたと同時に、改めて防災について考えるいい機会になったのではないでしょうか。

 災害は必ずやって来ますので、常日頃から防災を意識して生活していきましょう。

キャンプ用品は防災グッズ

 キャンプ用品は、そもそもアウトドアでの使用、そして厳しい環境下での使用を前提として作られているため、同じく厳しい環境で使用することになる防災グッズとしても優れいる事は言うまでもありません。

 また、中には登山やバックパックアイテムのようにコンパクト性に優れているアイテムもあり、防災バックに入れて持ち運ぶのに適したアイテムがたくさんあるのもお勧めの理由です。

 このように、キャンプ用品やアウトドア用品は、性能はもちろん丈夫さやコンパクト性にも優れていますので、全て紹介するときりがありませんので、特にお勧めと思われるアイテムをご紹介していきます。

 普段は防災用として備えておき、休日にはキャンプ用品としても大活躍するアイテムばかりですので、まだ持っていない方は是非この機会に揃えて下さい。

防災バック(非常用持出袋)

 防災バックとは、言うまでも無く防災用品を収納してあるバックの事です。

 非常時にそのバックを持ち出すことによって、被災時でも最低限の生活を維持できるという事です。

 しかし、防災バックは何でもいい訳ではなく、爺がお勧めするのはトレッキングや軽登山で使われるバックパックをお勧めします。

バックパック

 バックパックの良さは、何と言っても両手が使える上に疲れないところです。

 写真は爺がトレッキングの際に使っているカリマーというイギリスのメーカーのdele28という28ℓのバックパックです。

 ホイッスルやレインカバーも付属されており、日帰りトレッキングにはちょうどいい大きさで気に入っています。

 バックパックはウエストベルトで背負えと言うくらいウエストベルトが非常に大事になり、それによってショルダーベルトが肩に食い込む事も無く長時間背負っていても疲れにくくなっています。

 また、胸の部分にあるチェストベルトが付いていることによって、ショルダーベルトがズレることなく快適に歩くことが可能になります。

 よく街で見かけるようなバックパックには、これらのベルトが付いていないものが多いので、出来ればアウトドアメーカーのちゃんとしたバックパックを購入する事をお勧めします。

 10~15分ではそれほど感じる事が無い差だと思いますが、1時間以上となると疲れの差は歴然です。

 これが防災用バックパックの中身の一例で、28ℓでこれだけのものが入ります。

 クッカー、OD缶、ストーブ、小型LEDランタン、タオル、ヘッドライト、レインスーツ、チタンマグ、袋麺2個、水2ℓ、折りたたみ椅子、グランドシート等が荷室に入っています。

 ナイフなどの小物などはウエストベルトのポケットに入っていますので、かなりの量が収められていることになりますので、重量もそれなりに重くなりますので、痛くならない疲れないバックパックが必要になります。

 トレッキングに行く際は、中身を入れ替えて使用していますが、普段はこんな感じで災害に備えるようにしています。

 ここで断っておきますが、バックパックでなければならないと言うわけではなく、現在防災バックとして使っているものが有ればそれで構いませんし、子供が学生時代に使っていたリュックサックなどでも何ら問題ありません。

 あくまでもこれから防災バックを用意しようと考えている方や、買い替えようと考えている方にお勧めしているものです。

バックパックの大きさ

 バックパックの大きさには特に決まりはないですが、男性と女性、そして大人と子供でも適したサイズは違いますので、そのへんは家族で相談しながら決めてもいいでしょう。

 考え方としは、1家族に1個のバックパックではなくて、小学校以上は一人1バックと考えると、1家族分の防災用品を分けて運ぶことが可能となり、一人一人の負担を減らすことが出来ます。

 爺がお勧めのバックパックのサイズとしては、

 ・中学生以上の男性・・・・30ℓ前後
 ・中学生以上の女性・・・・20ℓ前後
 ・小学生の男女・・・・・・10~15ℓ

 以上のサイズであれば問題なく背負う事が可能だと思います。

 ちなみに爺の家では、爺が28ℓでかみさんが20ℓですので、2人合わせて48ℓの防災グッズが収まります。

 先ほどの爺のバックパックの写真を見ても分かる通り、28ℓでも結構な量になりますのでので、かみさんの20ℓが加わるとかなりの量が持ち運べることになります。

 お父さんのバックには防災・キャンプ用品と水、お母さんのバックには水や食料、子供のバックには着替えやタオル、などのように分けて入れておけば万全ですし、使い方は無限です。

 何度も言いますが、購入の際は、ウエストベルトとチェストベルトを確認する事を忘れずに。

お勧めのバックパック 30ℓ

お勧めのバックパック 20ℓ

ランタン(照明)

 災害に停電は付き物ですし、仮に夜に災害が来た場合は真っ暗な状態で避難しなければなりませんので、そうならないためにも照明は必ず用意しておかなければなりません。 

 枕元に携帯が有ると思うので、災害の際は取りあえずその灯りで防災バックから照明を取り出す事になります。

 ずっと携帯の灯りという訳には行きませんし、携帯のバッテリーは大事に使たいので、災害用の照明を用意する事をお勧めします。

LEDヘッドランプ

 LEDヘッドランプの良さは、何と言っても両手が使えるというのが一番のメリットで、その他にも明るいにも関わらず電池が長持ちすると言った、良い事だらけの照明です。

 暗いところでバックパックを背負い避難する場合、両手を自由に使えるというのは相当なメリットになります。

 山道を登って避難、最悪はガレキを避けながら避難という事も考えられますので、両手が使えるヘッドランプは非常に便利ですし、準備しておくことをお勧めします。

 今のヘッドランプは、行動時に有効な白色LEDと、目に優しい電球色のLEDのどちらも備えたランプもありますし、スポットを照らしたりワイドに照らしたり、様々な使い方が出来るものがあります。

 なお、ヘッドランプはキャップやハットを着用した上から装着するようにすると、長時間装着していても痛くなりませんのでお伝えしておきます。

小型LEDランタン

 小型LEDランタンは行動時に使用するわけではなく、避難所や屋外で退避している場合などに、床や地面の上に置いて周囲を照らすために使用するものです。

 ヘッドランプだと、話している相手の目に明かりが入り眩しくさせてしまいますので、行動している時以外はLEDの小型ランタンを置いて周囲を照らすようにして下さい。

 これにも白色や電球色が選べるものもあり、中にはマグネットが装着されていて車などの鉄部にピタッとくっつけておけるものもあり、非常に便利な物もあります。

 お勧めは充電式のタイプで、このタイプはUSBケーブルを装着して携帯に充電できるものがあり、被災時のモバイルバッテリーとしても使えるタイプをお勧めします。

 写真は爺が使っているコールマンハンギングEライトです。

 2個持っていて、キャンプの時はテント内と前室にぶら下げて使っています。

 光量も3段階に切り替え可能でありながら意外に安いのも魅力で、何より携帯に充電可能なのが気に入っています。

 非常に小さく、バックパックに入れておいても邪魔にならないので、是非備えておくことをお勧めします。

人感センサーライト

 人感センサーライトはキャンプ用品ではないのですが、電池式の人感センサーが付いた据置タイプのライトのことです。

 これを廊下や階段のところに置いておくと、停電時でも人を感知して照明が付くので、家の中を避難する時には非常に便利だと思います。

 これが爺が自宅に置いている人感センサーライトです。

 夜トイレに行くときも廊下の灯りを付けなくても勝手に明るくなり、非常に便利です。

 半年に一度くらい電池を入れ替える必要がありますが、普段もそして災害時にも有ると非常に便利な灯りですので、要所に置いておくことをお勧めします。

ストーブ(調理用火器)

 ストーブが有ればお湯を沸かしたりインスタントラーメンを食べたり、時には手指を温めたりと、様々な使い方が出来ますので備えておくことをお勧めします。

 燃料に関してはガス一択でいいと思いますが、OD缶にするかCB缶にするかで迷うと思いますので、「キャンプ用ガスストーブ。OD缶とCB缶、結局どっちがお勧め?」という記事を参考に購入してみてはいかがですか。

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OD缶ストーブ

 防災グッズとしてのOD缶ストーブのメリットは、アウトドアで使用する事を前提としていますので、ある程度厳しい環境下でも使用できることと、ストーブ本体とOD缶をスタッキング出来てコンパクトに収納出来る事です。

 デメリットとしては、OD缶がアウトドアショップなどの限られたお店じゃないと手に入らない事です。

 CB缶のように何処でも手に入れば問題ないですが、OD缶はそうは行きませんので注意が必要です。

 防災用のバックパックに余裕があれば、予備のOD缶を準備しておくことをお勧めします。

 また、「詰め替えアダプター」というものがあり、CB缶からOD缶へガスを詰め替えるためのアダプターがありますので、小さなものなのでそれを一緒に持ち歩けば燃料の手配の心配はある程度解決出来るのではないでしょうか。

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災害用OD缶ストーブのお勧め

プリムス:フェムトストーブⅡ

 先ずはプリムスフェムトストーブⅡをお勧めします。

 お勧めの理由は何と言ってもその小ささと軽さで、重量は点火装置が付いているにも関わらずわずか64gという驚きの軽さです。

 写真右の金属の塊が爺が使っているフェムトストーブ(旧型)で、その上が収納袋です。

 OD缶は、プリムスのハイパワーガスタイプのIP-250TIP-110です。

 プリムスのガスストーブでは最小のストーブで、点火装置付きのストーブでは世界でも最小の部類に入り、様々なものにスタッキング可能なのがフェムトストーブⅡの良さです。

 OD缶と比べるといかにサイズが小さいかが分かると思います。

 これがOD缶IP-250Tにセットし、ゴトクを最大に広げた写真です。

 ゴトク径は最大でφ120mmと小さ目ですので、せいぜい2~3人用のクッカーまで、それより大きいクッカーの場合は転倒しないよう注意が必要です。

 カタログ上の火力は2,100kcal/hとあまり大きくありませんが、バーナーヘッドがすり鉢状になっていて風にも強い構造となっており、数値以上の火力を感じます。

 また、燃焼時間も最大火力で80分(250T使用時)と長く、上手に使えば90分以上は余裕で持つと思います。

SOTO:アミカス

 次はSOTOアミカスです。

 SOTOと言えばCB缶ストーブが有名ですが、このアミカスはベテランキャンパーさん達からも非常に人気があるOD缶ストーブです。

 重量は81gとなっていて、非常に軽量コンパクトでありながら点火装置が付いていて、火力は2,600kcal/hというパワーを発揮します。

 バーナーヘッドがすり鉢状になっていますので風にも強く、ゴトクも4本で調理時の安定性にも優れたストーブで、燃焼時間も90分と長く、災害時にも大活躍すること間違いないOD缶ストーブです。 

CB缶ストーブ

 CB缶ストーブのメリットは、何と言っても燃料であるCB缶の入手のしやすさで、コンビニやスーパー、ホームセンターやドラッグストアなど、何処でも簡単に手に入れる事が可能です。

 デメリットとしては、寒い時は火力が安定しないという事が挙げられますが、真冬でなければ問題なく使用できますし、真冬の北東北や北海道以外であれば大丈夫ですし、屋内であれば日本中何処でも問題なく使えます。

 現在は登山用のCB缶ストーブとして発売されている優れものもあるくらいですので、今後ますます性能が向上していくものと思います。

 OD缶に比べてスタッキング性能も劣りますが、バーナー本体はどんどん小さくなっていますので、防災バックに入れておくにもそれほど負担になる大きさではありません。

 何処でも手軽に使えるのが魅力ですし、構造的にクッカーを載せた時の重心が低く安定感が有るので、特に初心者の方にはOD缶ストーブより使いやすいのではないかと思います。

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災害用CB缶ストーブのお勧め

SOTO:レギュレーターストーブ TriTrail

 先ずはSOTOレギュレーターストーブ TriTrail(トライトレイル)で、CB缶を燃料とする登山用CB缶ストーブです。

 耐風性の高いウインドマスターの火口とマイクロレギュレーター機能も搭載しており、新登場の「CB TOUGH」ボンベと組み合わせることで、OD缶モデルと同様に低温下でも安定した火力を得ることが出来ます。

 CB TOUGHボンベを使った場合ではありますが、CB缶でありながらOD缶ストーブと同等レベルのパフォーマンスを発揮できるストーブです。

 CB缶ストーブとしては非常にコンパクトで、重量はわずか135g、カタログ上の火力は2,200kcal/hとそれほど大きくはありませんが、燃焼時間は90分と長く、タフコンデションでも使用可能なのは大きなメリットです。

 防災バックに常に備えておきたい素晴らしいストーブです。

 なお注意しておかなければならない事があり、それはゴトクと本体の脚が一体となっているため、脚が熱くなりますので、設置場所に注意しないと焦がしたりする危険性があります。

FORE WINDS:マイクロキャンプストーブ

 次は爺も愛用している FORE WINDSマイクロキャンプストーブをご紹介します。

 レギュレーターストーブ TriTrailとまでは行きませんが、重量は186gと非常に軽くてコンパクトです。

 カタログ上の火力は2,000kcal/hと小さいですが、「IwataniとSOTOのストーブを比べてみた。」という記事でも触れましたが、実用の火力は数値以上で、必要十分な火力を有しています。

 小型ではありますがゴトクは4本で安定感があり、2~3人用のクッカーであれば何ら問題なく調理可能です。

 ハードケースが付属されていますので、運搬時に壊してしまうような事も無く安心して持ち運ぶことが可能です。

 このストーブも防災バックに備えておきたい素晴らしいストーブです。

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スタッキング例

 CB缶はクッカーにスタッキング可能か否か、爺が持っているストーブとクッカーで検証してみました。

 もちろんCB缶も一緒にスタッキングという訳には行きませんが、ストーブ本体だけでもスタッキング出来れば荷物を減らすことが出来ます。

  FORE WINDSマイクロキャンプストーブはケースから取り出せばスノーピークアルミパーソナルクッカーセットへスタッキング可能でした。

 これより小さいSOTOレギュレーターストーブ TriTrailもスタッキング可能だと思われます。

 FORE WINDSコンパクトキャンプストーブプリムスライテック トレックケトル&パンにケースごと入れてみたら何と入りました。

 ですので、マイクロキャンプストーブレギュレーターストーブ TriTrailもスタッキング可能と思われます。

 ただし、SOTOレギュレーターストーブST-310に関してはどのクッカーにも入りませんでしたが、防災バックに入らないと言うわけではありませんのでご安心ください。

おわりに

 今回は、防災グッズとしてのキャンプ用品やアウトドア用品のパート1として、「防災バック」「照明(ランタン)」「ストーブ(火器)」をご紹介してきましたが、いかがでしたか。

 南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されて皆さん驚いたと同時に、防災への意識が高まったのではないでしょうか。

 いつ地震が発生するかもしれませんし、また臨時情報が発表されるかもしれませんので、この機会を逃すことなく防災グッズを準備する事をお勧めしますし、今ある防災バックを見直して足りないものを揃える事をお勧めします。

 厳しい環境下で使用可能なキャンプ用品は、当然のこと防災グッズとしても優れていることは言うまでも無く、この素晴らしいアイテムを使わないという選択肢はありません。

 まだ防災用品を準備していない方、また防災用品は揃えているが買い替えが必要だったり足りないものがある方は、是非この記事を参考に揃えることをお勧めします。

 キャンプ用品シリーズは、次回も引き続き災害時に使えるキャンプ用品についてですが、もたもたしていると災害が起きてしまいますので、出来る限り早くご紹介したいと考えています。

 それではまた。

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