
ファミリーキャンプを始めるにあたって、最初に悩むのがテント選びではないでしょうか。
キャンプ用品の中でもテントは価格が高く、種類も豊富なため、「どれを選べば良いのか分からない」と感じる初心者は少なくありません。
しかし、テント選びを間違えると「家族全員で寝るには狭すぎた」「設営が難しくてキャンプが楽しめなかった」「夏は暑く冬は寒い」などの失敗につながることがあります。
そこで本記事では、ファミリーキャンプ用テントの選び方を初心者向けに分かりやすく解説します。
テントの種類やサイズ選びのポイント、失敗しないための注意点まで詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ファミリーキャンプ用テント選びが重要な理由
テント次第でキャンプの快適さが大きく変わる
テントはキャンプ中の寝室であり、リビングでもあります。
どれだけ景色が良くても、テント内が狭かったり暑かったりすると快適に過ごせません。
特に子ども連れのファミリーキャンプでは、家族全員がゆったり過ごせる空間を確保することが非常に重要です。
家族全員が安心して過ごせる空間が必要
小さなお子さんがいる場合は、天候の急変や虫対策も必要です。
十分な広さと耐久性を持つテントを選ぶことで、家族全員が安心してキャンプを楽しむことが出来ます。
買い替えを防ぐためにも慎重に選ぶべき
安さだけで選ぶと、数回使用しただけで不満が出て買い替えるケースも少なくありません。
長く使うことを前提に、自分たちのキャンプスタイルに合ったテントを選びましょう。
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テント選びで「初心者がやりがちな失敗」3選
「大は小を兼ねる」で大きすぎるテントを選び、設営で力尽きる
「広い方が快適だろう」と、4人家族なのに8人用のような超大型のテントを選ぶ方がいますが、ここに大きな落とし穴があります。
テントが大きくなればなるほど、重くなり、ポールの数が増え、設営の難易度が跳ね上がります。
さらに、日本のキャンプ場には「区画サイト」という決まった広さの枠があり、大きすぎるとテントが収まりきらないこともあるので注意が必要です。
「安さ」だけで選び、突然の雨や強風で酷い目に遭う
ホームセンターの軒先で売られているような格安テントは、晴天のデイキャンプには向いていますが、宿泊にはリスクが伴います。
山の天気は変わりやすく、夜中に突然の豪雨に見舞われることも。
安価なテントは「耐水圧」が低く、縫い目(シーム)の防水処理が甘いため、「朝起きたらシュラフがびしょ濡れ」という悲劇が実際に起こっています。
インスタの「おしゃれ感」だけで選び、機能性を無視する
SNSで見掛けるお洒落なコットン風テント。
写真は映えますが、実は非常に重く、雨に濡れるとさらに重量が増して乾燥も大変です。
「おしゃれだけど重すぎて車に積めない」「夏場に風が通らず、テント内がサウナ状態」といった後悔をしないよう、見た目と機能のバランスを考える必要があります。
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ファミリーキャンプ用テントを選ぶ前に確認すべきこと
参加する人数
まずは家族構成を確認しましょう。
現在の人数だけでなく、子どもの成長も考慮して選ぶことが大切です。
子どもの年齢
幼児期は添い寝ができますが、小学生以上にもなると一人分の就寝スペースが必要になります。
将来を見据え、計画を立てて購入する事が大事です。
キャンプをする季節
春から秋中心なのか、冬キャンプも楽しみたいのかによって必要な性能は変わります。
車の積載量
大型テントは収納サイズも大きくなりますので、購入前に車の積載スペースを確認し、積載できるか確認しておくことをおすすめします。

ファミリーテント選びの「基準」となる4つの基本スペック
スペック表の数字を正しく理解できるようになると、店員さんの言葉に惑わされなくなります。
使用人数(収容人数)は「家族の人数+1〜2人」が鉄則
カタログに書かれている「4人用」という数字は、実は「大人4人が隙間なく川の字で寝た場合」の数です。
着替えのバッグ、クーラーボックス、就寝時のスマホや眼鏡・・・。
これらを置くスペースを考えると、4人家族なら「5〜6人用」を選ぶのが鉄則であり、ストレスなく過ごせます。
耐水圧は「1,500mm〜2,000mm」を目安に
耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値です。
傘の耐水圧が約500mmと言われていますし、キャンプ用テントなら最低でも1,500mmは欲しいところです。
これくらいあれば、大抵の雨はしのげます。
「3,000mm以上」という超高性能なものもありますが、数値が高すぎると今度は通気性が悪くなり、結露しやすくなるというデメリットも覚えておく必要があります。

テントの素材(ポリエステル vs TC素材)
テントに使われている素材は「ポリエステル」と「TC素材」が一般的です。
【ポリエステル】
軽くて扱いやすく、濡れてもすぐ乾く。初心者には圧倒的におすすめです。
【TC素材】
TC素材とは、ポリエステルと綿の混紡です。
火の粉に強く、結露しにくいのが魅力ですが、重くてカビやすく、メンテナンスが非常に重要になりますので、初心者の方はメンテナンスに自信が出てきた2張目以降の選択肢です。
フレーム(ポール)の材質(アルミ vs グラスファイバー)
テントの骨組みであるポールは、柱になりますので、強度が非常に重要になります。
格安品によく使われている「グラスファイバー」は、しなりますが強風で折れやすく、破断面が鋭利で危険です。
一方、「アルミ合金(ジュラルミン)」は軽くて強度が高く、もし曲がっても補修しやすいのが特徴です。
長く使うなら、迷わずアルミポール仕様のテントを選んでください。
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初心者ファミリーに最適なテントの「形状(タイプ)」徹底比較
それぞれの形状には、それぞれに「得意・不得意」があります。
2ルームテント
寝室とリビングが一つになった、現在のファミリーキャンプの主流となるテントです。
【2ルームテントの特徴】
◆ メリット
タープを別途設営する必要がなく、雨の日でも濡れずにリビングへ移動できます。
フルクローズにすれば夜間の防犯や目隠しにもなります。
◆ デメリット
サイズが大きいため、重量があり、設営には慣れが必要です。
事前に設営の練習をしておく必要があります。
ドーム型テント(+タープ)
寝るための「ドームテント」と、屋根となる「タープ」を組み合わせるキャンプの王道スタイルです。
【ドーム型の特徴】
◆ メリット
テント自体の設営がシンプルで簡単で、且つ風に強いのが特徴です。
天気が良い日はタープの下で開放感たっぷりに過ごせます。
◆ デメリット
雨が降るとテントとタープの移動で濡れることがあります。
また、2つのギアを設営する手間がかかります。
ワンポールテント(ティピー)
真ん中に1本ポールを立てるだけのシンプルな構造のテントです。
【ワンポールの特徴】
◆ メリット
とにかく設営が簡単で早いのが特徴です。
慣れれば10分程度で立ち上がりますし、見た目が可愛く、子どもたちにも大人気です。
◆ デメリット
中央に柱があるため、寝る際やギアの配置に工夫が必要です。
また、入り口に前室がないモデルが多く、雨の日の出入りが工夫のしどころです。
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【状況別】我が家にぴったりなテントの選び方シミュレーション
あなたの家族構成を想像しながら読んでみてください。
小さな子ども(幼児)がいる4人家族の場合
おすすめは「2ルームテント」です。
乳幼児は急に寝てしまったり、頻繁なおむつ替えが必要です。
2ルームなら、リビングで大人がくつろぎながら、すぐ横の寝室で寝ている子どもの様子を見守れます。
また、突然の雨でもリビングに逃げ込める安心感は、子連れキャンプにおいて何物にも代えがたいメリットです。
小学生以上の兄弟がいる4人家族の場合
おすすめは「ドーム型テント+大型タープ」の組み合わせです。
子どもが大きくなると活動範囲が広がり、食事の量も増えます。
開放感のある大型タープを広げ、リビングスペースをゆったり確保することで、家族全員が窮屈な思いをせずに楽しめます。
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テントと一緒に「絶対に買うべき」3つの必須周辺ギア
テントだけでは「家」として機能しません。
今回ご紹介するギアは必須になりますので、必ず予算に組み込んでおいて下さい。
グランドシート
テントの下に敷くシートのことです。
地面からの湿気を防ぎ、尖った石からテントの底(ボトム生地)を守り役割があります。
キャンプ場にもよりますが、これがないと一度の使用でテントの底に穴が開くこともあります。
マット
テントの中で寝る際や座る際に敷くクッション材のことです。
マットを敷くだけで、地面からの冷気を遮断出来ますし、翌朝の体の痛みが劇的に改善されます。
鋳造ペグ
テントに付属している細いペグは、地面が硬いとすぐに曲がってしまいますので、別に頑丈なペグを用意する必要があります。
頑丈な鉄製のペグを10〜15本ほど揃えておくことで、どんなキャンプ場でも安心して設営することが出来ます。
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まとめ:納得のいくテントを選んで、最高の思い出を作ろう!
「たくさんありすぎて選べない!」と思っていた方も、以下の3点を確認するだけで、失敗の確率はぐっと下がります。
①:人数設定は「+1人~2人」の余裕を持つ。
②:「設営のしやすさ」と「過ごしやすさ」のバランスで形状を選ぶ。
③:グランドシートなどの周辺ギアをケチらない。
テントは単なる道具ではありません。
雨の音を聞きながら家族で寄り添ったり、朝起きてジッパーを開けた瞬間の清々しい空気を共有したりするための「空間」です。
あなたとご家族が、最高の一張りに出会えることを心から願っています!
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